ライスフィールドと言いますか、水田と言いますか、段々畑というのか、棚田というのか、そんな感じの、見に出かけました。
途中、カカオを立ち食い、乾燥中のコーヒー豆を齧り、堅くて齧れたもんじゃありませんが、そんな感じののどかな農村を歩いてます。
あちこちうろついている鶏は、一応、闘鶏です。
今は暢気にしてますが、足に小刀を付けて闘う運命です。
負けたら、死、あるのみです。
勝者の持ち主に食われます。
ナシアヤム(鶏ご飯)とか、ソトアヤム(鶏スープ)とかになるわけです。
ちなみに鶏一羽の値段は、IDR50,000(417円)。
昨日の晩飯IDR60,000(501円)より、安いです。
ま、昨日の晩飯が異常に高かったんだけども、普通なら100円あれば一食いけるインドネシアです。
ガイドの青年に、鶏を盗まれることないの?って訊いたら、あるけど、どうせ犯人はカルマを受けるから、と笑ってました。
因果応報って奴ですか。
棚田は、美しいね。
もちろん手植えです。



あぜ道が崩れた棚田。

道ばたでなっている果物のサラック(スネークスキン)。
微妙に甘く、微妙に酸っぱい。

商店の店先に、小汚い瓶に入れられたガソリンが並んでます。

分かり難い写真ですが、電柱です。

posted by yoshi
- 朝→ 宿の朝食。パン
- 昼→ BLTと紅茶
- 夜→ 鶏肉のジンジャー、レモングラスとビール。祐子はアヤムゴレンとジュース
アジア
インドネシア
タバナン
バリ島
国、地域別
アヤムゴレン, サラック, スネークチキン, ソトアヤム, タバナン, ミアヤム, ライスフィールド, 棚田, 闘鶏
米の貯蔵庫を改良した部屋、通称ライスハウスから引っ越しました。
上の写真が、引っ越し先の部屋。
すごく素敵な部屋だけど、トイレはない。
ジャングルを見下ろすBar & Cafeで、仕事。
真向かいに、昼間っからビールを飲む優雅な老夫婦。
愛想のない猫。
山の中だからか、意外に涼しいバリ島。
晩飯後、ソファでくつろぐカップルと軽く話したら、旦那はあの世界一有名なコンサルタント会社「Mckinsey&Company」で働いてました、NYで。
ベルギー人のくせに、関係ないけど。
どうりで余裕かまして、ワインなんか飲んでるわけです。
そういう金持ちが泊まる宿に、宿側の手違いで一泊US$14.9という破格値で泊まっています。
ちなみにボクは、安いビンタンビール(Bir Bintang)です。
ワイン、二千円もします。
宿のオーナーといえば白髪のリチャードなんですが、オランダ生まれでオーストラリア生活が長い、元ミュージシャン。
ボブ・ディランを何度かサポートしたとかいう、完全なプロ。
さっきから流れている曲は、ブルース・スプリングスティーンがボブ・ディランの「Mr. Tambourine Man」をカバーしたのかと思ってたら、彼が歌ってました。
上田正樹を遥かに越えて、ほとんどジョー・コッカーです。
渋いです。
そんなミュージシャンに向かって祐子が、うちの旦那もギターを持ち歩いているのよ、なんて命知らずなこと言うものですから、えぇ三十年以上ビギナーやってます、と謝りました。
ここでは、ギターは封印です。
posted by yoshi
- 朝→ 宿の朝食。トースト、祐子はパンケーキ。生焼けだった
- 昼→ Cap Cay、ミゴレン、紅茶(IDR80,000/668円)
- 夜→ 豚肉煮。祐子はヌードルスープ
アジア
インドネシア
タバナン
バリ島
国、地域別
インドネシア, タバナン, ライスハウス
早朝四時の食堂。
イジェン火口湖ツアーの集合時間なのに、誰もいない..。
なんか間違ったかな?
イジェン火口湖(Kawah Ijen)へ、砂地で歩き難い登山三キロ。

天秤棒で黄色い硫黄の塊を担ぐ男たち。
写真撮影のチップとして、彼にIDR1,000(8円)払ったら、けっこう嫌な顔してました。
安過ぎました?
もうIDR1,000(8円)払ったけど、それでも不満だったみたい。
ごめんね、相場を知らないものだからさ。
許してください。

祐子が孤独に歩く。
何を考えてるんかね。

標高2,386メートル。
尾根を歩く。

緑のカルデラ湖と巨大な白煙、硫黄の香り。

硫黄と吹き出す噴煙。

火口付近で、シンガポールに住むドイツ人の科学者、ポーリーナと撮影会。
ポーリーナと祐子の父君は、同じ大学でしたよ。
ジャワ島の東端クタパン(Ketapang)からフェリーに乗って、ギリマヌッへ。
バリ島のギリマヌッ港の水は透明、道路はゴミだらけだったけど。
道ばたで佇む猿三匹。
バリ島はヒンドゥ教なので、イスラム教徒の多い町と違い、犬が多いね。
ローカルバスに揺られて、2時間半。
バスの車掌さんの携帯を借りて、宿にピックアップのお願いをし、待ち合わせ場所に。
いつまでたっても誰も来ないから、薬屋さんで携帯借りて、再度電話。
待つこと小一時間。
待ち合わせするためにあらかじめ電話したのに、意味ないじゃん。
いろいろありまして、本日のお部屋は米倉庫。
通称ライスハウス。
要するに、鬼太郎の小屋です。


狭いといえば狭いけど、これ充分といえば充分。
起きて半畳寝て一畳って、こんなもんですかね。
posted by yoshi
- 朝→ 宿の朝食。サンドイッチとゆで卵
- 昼→ 昼飯抜き
- 夜→ ミゴレンとビール。祐子はカレーとジュース(IDR125,000/1,044円)
アジア
インドネシア
タバナン
バリ島
国、地域別
イジェン火口湖, インドネシア, クタパン, ジャワ島, タバナン
Aug 18, 2012_Sat.
- Catimor Homestay
- Internet@ Wi-Fiなし
三時起きねばと、意識すればするほど、眠れず。
三時に起きたら起きたで、倒れそうに眠い。
プナンジャカン山へ。
未舗装と、昔舗装されていたかもしれないけど完膚なきまでに破壊された凸凹道を飛び跳ねながら、恐ろしい台数のジープが集結してました。
世界中から集まった、ご来光狙いの観光客の群れ。
群衆をかき分けて走り回る、うっとうしいバイクタクシー。
キツイ排気ガス。
焼きとうきびが、食いたかった。
展望台は絶望的な混雑。

人が多すぎて、三脚を立てる余地がありません。
背伸びして、手を伸ばして撮影。

二メートルを越えるオランダ人のヨルンだけが、頭ひとつ飛び出して目立ってました。
次の観光地は、火の神が住むと言われるブロモ山。
テングル人の馬ひき。


ほのかに漂うこの懐かしい香りは何だろうと、胸一杯に味わっていたら、乾いた馬糞でした。
乾いた馬糞と新鮮な馬糞と砂塵。
芳香剤のようにパンチはないけど、ボディブローのように臭い。
肺の奥の奥まで、顆粒馬糞がこびり付きます。
砂地の斜面を登るのに疲れ果て、馬ひきの甘い言葉にひっかかり、馬に乗ってしまいました。
馬に抱きつく祐子↓、困った顔の馬。

251円(IDR30,000)は高いけど、ま、らくちんだからいいか。

クレーターはそこそこ迫力があって、悪くないです。

落ちたら、死ぬんだろうなやっぱ。

本日の宿泊先は、コーヒー農園の多いSempol村。
なんだろ、この経理のおばさん風な顔と中途半端な胸のふくらみ↓

民家の庭先で、猫がけっこう本気でゲロ吐いてました。
山間の村↓

晩飯前に、特に見たいわけでもないのに滝を目指して山に入り、途中で陽が暮れたので引き返しました。
あのまま強行していたら、確実に山の中で遭難してました。
意外に、九死に一生を得たのかもしれません。
明日以降は、拾ったような人生ですよ。
ラマダンが明けるせいか、あっちこっちで花火と爆竹。
地雷なんか聞いたことないけど、爆竹は地雷のような爆音です。

いつ鳴るかわからない爆発音って、心臓に悪いです。
posted by yoshi
- 朝→ 宿の朝食
- 昼→ ナシゴレン
- 夜→ 宿の晩飯。豪華だった
アジア
インドネシア
ブロモ山
国、地域別
Sempol, インドネシア, チェモロ・ラワン, プナンジャカン山
Aug 17, 2012_Fri.
- 名もなき宿
- Internet@ インターネットできず
今日はブロモ山に向かって、ミニバスに乗ること11時間。
最近、頻尿気味なので心配です。
漢(おとこ)四七歳、膀胱の貯水量に自信がありません。
車窓から一瞬、って言っても二秒くらいだけど、普通の歩道でぼんやりしている猿回しを見た。
けっこうびっくりしたけど、祐子と席が離れているので、この驚きを伝えられず。
前の席のフランス人青年も驚いてたけど、ボクの顔を見て、思いっきり諦め顔してました。
スクーターの運転席に座らずに、直立して運転している、っていうか走ってる命知らずを追い越した。
腕を組んで、普通に立ってました。
せいぜい150ccくらいにか見えなかったけど、あのスクーターにはクルーズコントロールでも付いてるんだろうか。
この目撃談を祐子に伝えられず。
かといって、隣に座っているフランス娘に語る気にもなれません。
トイレから戻ったところ、祐子にズボンに付いたお小水の染みを指摘され、かなり親しい身内といえど、恥ずかしいものは恥ずかしい。
膀胱のキャパを心配してたけど、そもそも蛇口が緩んでました。
Tシャツを下に引っ張って隠そうとしましたが、今日に限って洗濯して縮んだTシャツを着ている我が身の不運。
すぐ横でタバコを吸っている、イタリア人のおばちゃんに見つかりそうで、恐い。
早く乾いてケロ。
ラマダン中のインドネシアで断食していないボクの願いは、誰かに届くのだろうか。
オランダ人のヨルンと晩飯。
ねぇヨルン君、日本語の「ありがとう」は、オランダ語が訛ったものなんだよ、知ってた?
って言ったら、それはポルトガル語でしょう、といなされました。
外国人相手とはいえ、お恥ずかしい限りです。
ヨルンの身長は、目測2メートル10センチ。
巨人の国オランダには、巨人用のベッドがあるそうです。
ボクでも狭いバスに乗っているのだから、気の毒です。
明日は、ブロモ山ツアー。
三時起きです。
posted by yoshi
- 朝→ 宿の朝食。サンドイッチ。祐子はパンケーキ
- 昼→ ナシゴレン。祐子はミゴレン。アイスティー
- 夜→ ナシゴレンとビール。祐子はヌードルスープとジュース
アジア
インドネシア
ジョグジャカルタ
国、地域別
Pananjakan, インドネシア, ナシゴレン, ブロモ山
どうも ヨシさん
そうなんです、東ティモールはUSドルです。
でも、硬貨は東ティモール硬貨です。
そして、雑貨店やスーパーで買い物をして、お釣りの硬貨が不足したら、キャンディーを渡されます。
なら、そのキャンディーを集めて買い物ができるのか?
疑問に思ったけれど、試していません。
ヨシさん、是非試してみてくださいませ!!