Sep 16, 2012_Sun.
- ルリコさんが手配してくれたWisma Perum Bulog(0417-21031)IDR250,000/2.069円
- Internet@ ルリ子さんの携帯を借りました
事故っちゃいました。
ま、そのお話は最後にちょろりと。
マリノ恒例の日曜朝市まで散歩。
スクーターでごった返した駐車場の、軽トラックの荷台に押込められた憐れな鶏↓

ストレスなのか、喧嘩したのか、いじめに遭っているのか、もしかして薬漬けなのか、尻の毛が抜け、鳥肌を晒したのが多い。
一羽、IDR100,000(827円)です。
そういえば自慢じゃないけど、ボクの発音するChickenは、外国人に通じません。
Chickenって、意外に発音が難しいですよね? ね?
市場の狭い路地を進むと、子どもたちが二、三人、付かず離れずで尾行してきます。
ときどき何やら話かけてきますが、インドネシア語ですらない超ローカル語。
一ミリも意味がわからないので、彼らの言葉をそのままモノマネして返事してました。
だけど馬鹿にしてたんじゃないんですよ、あれはあれで言語スキルの低い中年オヤジの精一杯のコミュニケーションだったのです。
ルリ子さんによると、彼らは荷物持ちをして小遣いを稼ぎたかったようです。
すまんね、君らに外注するほど買わんす。
市場に並んだ、名前のわからない野菜と果物。
ココナツで炊いた餅米は、お赤飯に似た味。塩と胡麻がほしい。
手のひらサイズの小さな小さな白菜。
ヤシ砂糖とココナッツオイルと餅米でできたお菓子、ドドール(けっこうグロいです。写真はこちら→)。
どこに出しても恥ずかしくない、立派な大根。
需要があるのか、緑色の小さなトマト。
なぜか白菜にくるまれたタバコの葉。湿度を保ってるんですかね、白菜で。
食料をしこたま買い込んで、スクーターのタクシー「オジェ」をかっ飛ばし、

二十一世紀を代表する建築物に推薦したい、断捨離ルリ子邸へ。
昼飯は、ルリ子さん特製野菜カレーに、里芋に似た芋とココナツで炊いた餅米。
松ぼっくりで焼いた、なすびの丸焼きが絶品でした。
ところで余談だけど、松の葉は「生」でもよく燃えます。
アメリカやカナダでキャンプしたとき、「松」にはたいへんお世話になりました。
昼食後に散歩してたら、背の高いローカル青年が
「ボク、名古屋の不動産屋へ人材を紹介しています、どこ行きますか?」と声をかけてきました。
「いや別に、すぐそこ」と、言葉を濁してしまい、愛想悪くてごめんなさい。
悪意はありません、知らない人に声を掛けられてアドリブが効かなかったのです。
外国人が苦手なのです、許してください。
妙に腰の低い青年で、あ、そうですか、失礼しますっ! と、ぺこりと頭を下げて爽やかに去って行きました。
ルリ子さんのお友達、副業でジャコウネコ・コーヒーを作っている歯医者さん宅へ。
猫尿先生と呼ばせていただきます。
庭には、ジャコウネコの小屋。

猫尿先生の家で飼われてる、よくわからない動物↓

目つきが悪い↑
スクーターを借りて、猫尿先生の案内でツーリング。
田舎道をちんたら走るのって、このまま逝っちゃいそうに気持ちいいです。
ま、その一時間後、本当に逝っちゃいそうになるわけです。
Air Terjun "Ketem Jodoh"_直訳すると「運命の人との出逢い」という名の滝へ↓

乾期なので、水量が少ないです。
んで、ルリ子さん、いきなり服を脱いで下着で泳いでました。
どんだけガッツがあるんですか、脱ぐなんて。
やっぱし魔女だよね、行動に迷いがない。
一応着替えするときは後ろ向いててって、釘を刺されましたが、その釘も固くないっていうか、鋭くない、ゆるい。
猫尿先生は、二、三歩後退しただけで、まばたきもせず凝視してました。
あれ、脳内録画してたと思いますよ。
顔がそうとう真剣だったです。
で、ボクは何かの拍子にパンツとブラジャーの色を確認しただけです。
正直、ボクは人一倍照れ屋なもので、こんなとき無意味に素直で、人生だいぶ損してます。
そういえば山頂に地元の青年が二、三人立ってて、一部始終を見られてたけど、ルリ子さん全然気にしてませんでしたね。
別次元で生きてるんだなぁ。
帰り道、事故りました。
登り坂でギアチェンジにとまどい、いきなりローギアに入ってしまって、一瞬にしてウィリー走行。
そのままあっちゅー間にひっくり返ってしまいました。
道路の真ん中で倒れたままの祐子。
ゆうこゆうこ...
なかなか立ち上がらない、祐子。
ご、ごめんなさい。
とりあえず、事故から五日経ってこのブログを書いていますが、48歳まで生きられそうです祐子。
頑張れ、明日誕生日だ。
あばら骨が痛いと言ってます。
posted by yoshi
- 朝→ 甘い紅茶
- 昼→ ルリ子邸の野菜カレーほか、果物、芋、茄子焼き
- 夜→ 政府筋も来店するというレストランで、ナシラオン(ビーフスープ)とご飯
アジア
インドネシア
スラウェシ島
国、地域別
インドネシア, スラウェシ島, ドドール, マリノ
Sep 15, 2012_Sat.
- ルリコさんが手配してくれたWisma Perum Bulog(0417-21031)IDR250,000/2.069円
- Internet@ インターネットなし
三時半起きで、スラウェシ島へ飛びました。
スラウェシ島のマカッサル空港に群がるタクシーの客引きは、どん欲です。
インドネシアにも、仕事熱心な人たちはいるんです。
一番しつこいドライバーに、やっぱしつこい奴が勝つんです、っていうかボクらが負けるわけですけど、メーターを使ってくれと再三お願いして乗ったら、途中で車を停めて、食堂で昼飯を食い始めました。
一番しつこいだけあって、客を待たせて飯を食うくらい屁とも思わない、たいした御仁です。
「事なかれ」を教義とするボクらは、文句ひとつ言わずおとなしく待ちます。
事なかれ主義と書いて、へたれと読みます。
ふと運転席を見ると、メーターが順調に値段を上げてました。
セニョール、飯食うときは、メーターを止めてください。
で、そのメーターなんだけど、機能的に一時停止することができないのか、心の底から図々しいのか、食後に走り出したら、初乗り料金のIDR5,000からスタートしてました。
自分だけ勝手に満腹になったドライバーが、これで問題ないよね、って笑ってたけど、大いに問題あるがね。
宿に到着して合算したメーター料金を支払えば、空港駐車場の領収書を取り出して、これも払えという、どこまでも厚かましい人でした。
知らんがね、おっさん。
で、やっと本題です。
今日の訪問先は、ホテル王のルリ子さんです。
ボクらと同じ歳なんですが、妙にこゆい人生を送られてまして、とてもじゃないけどボクの拙い文章ではご紹介できないので、こちらからどうぞ↓
ブログの「
Day 8 最終日~」をたまたま目にして、思わずメールをしてしまい、今回の押しかけになります。
先月完成したばかりの彼女の新居に、触れてみたかったのです。
たった二人の大工さんで、八日間で竣工した奇跡の物件です。

建築面積目測三坪の二階建て。
一階は、キッチン等の水回り。
トイレとシャワーは、開放感あふれる壁なしタイプです。
ルリ子さんは、もう何年もシャンプー、石けん、洗剤を使わないエコ派なので、排水は自然に放出してます。

二階は寝室、前後にバルコニー。

右側は、竹林。
柱は、直径15cmくらいの竹です。
基礎は、ありません。
柱は、地中に埋め込みです。
鶏が家庭菜園を勝手に食い散らかし、猿が食料を盗み、沢に下ればワニが出ます。
バルコニーからは、ジャングルと地平線が続く、崖っぷちハウスです。

100万ドルの眺望ですが、建築費はもろもろ合わせて、たった十万円!
安すぎて、意味が分かりません。
人見知りするというルリ子さんが、ボクらのような身元不明の旅ものを歓迎してくれたのは、「前世の縁」繋がりでした。
なにやら前世においては、彼女と祐子は魔女仲間で、祐子が先輩です。
彼女とボクは、兄弟以上の近い関係だった感が漂っていたので、もしかして夫婦だったのかもしれません。
その節は、お世話になりました。
お喋りしながら、デジャブってました。
スピリチュアルな午後。
手すりのないベランダから、夕陽と雲と青空(Top画像)。
アラスカかカナダに、こんな家を建てたい、のです。
【メモ】
祐子のバックパックは、10.3kg。
ボクのは17.8kgと、パソコンバック9kg。
posted by yoshi
- 朝→ ハンバーガー。祐子は卵トースト
- 昼→ ルリコ邸の野菜カレーと焼きたてのパン
- 夜→ 食べませんでした
アジア
インドネシア
スラウェシ島
国、地域別
イスラム教, インドネシア, コーラン, スラウェシ島, ヒンドゥ教, マカッサル, マタラム, マリノ
Komang Inn(Komang Homestay)
※カランバルー(Karang Baru)、コマンホ-ムステイ(本当はKomang Innなんですが、こちらの 俗称の方が通じます)
Jl. Dr.Sutomo Gg.Gilianyar 4 No13
Karang Baru Utara Selaparang, Mataram
phone 0370-639858
HP 081805595910
ちゃんぽん作ってもらったら、美味くてね。
朝飯も最高。
毎日食ったら、太りそうだけど...
posted by yoshi
| Sep 14, 2012
アジア
インドネシア
マタラム(スンギギ)
ロンボク島
国、地域別
Sep 14, 2012_Fri.
- カランバルー(Karang Baru)、コマンホ?ムステイ(本当はKomang Innなんですが、こちらの 俗称の方が通じます)
- Internet@ 宿の無料Wi-Fi
豪華なインドネシア式朝飯を頂戴し、そのまま宿のオーナーのK美さんとお喋り。
インドネシアには、多くの日本人が住んでいらっしゃるわけで、人生いろいろなんですが、みなすぐに家を建てているのが羨ましい。
ボクも本能の赴くままに、冴えない第六感を駆使して、土地を買ったり家を建てたり宿を経営したりしたいけど、基本外国人は不動産を買えないので、だれかインドネシアの娘さんと結婚しなくちゃならない縛りがあります。
日本語同士の祐子でさえ、七転び八起きを七転八倒したような結婚生活なのだから、外国人とは三日ともつまい、とみて諦めてます。
久しぶりのNHKに、自民党総裁選の面々。
全員、二世なんですか?
ひたすら仕事。
K美さんから、焼き芋と熱いお茶をいただき、縁側でずずーっと。
ええ天気ですなぁ、ゆうこはん。
暑くて目眩がしますが...。
晩飯食って、K美さんにお茶をたてていただき、歓談。
あ、そうそう昨日、ここに振り込み詐欺のお電話がかかってきたそうです。
お宅の息子さんの◯◯ですけど...
インドネシアでも、息子が問題なんですね。
娘さんを取り扱った振込み詐欺はないんでしょうか。
あ、そうそう、ここの旦那さんは、群馬県の草津温泉仕込みのワイルド系シェフです。
イノシシやらイグアナやら大蛇やらフルーツバッドを串焼きにして食べるそうで、生きる時代を間違えた感がありました。
ギャートルズ時代には、名コックになれた逸材です。
さぁ明日は三時半起きで、飛行機。
posted by yoshi
- 朝→ 宿の朝ご飯。ナシチャンプルー
- 昼→ ナシゴレン。祐子はミゴレン。アイスティー
- 夜→ ミアヤムバクソとアイスティー(IDR26,000/216円)
アジア
インドネシア
マタラム(スンギギ)
ロンボク島
国、地域別
インドネシア, マタラム, ミアヤムバクソ, ロンボク島
Sep 13, 2012_Thu.
- カランバルー(Karang Baru)、コマンホ?ムステイ(本当はKomang Innなんですが、こちらの 俗称の方が通じます)
- Internet@ 宿の無料Wi-Fi
妙に揺れる船に乗って、軽く吐きそうになりながら、ロンボク島本島へ上陸。
馬車に乗って、タクシー乗り場へ。
信頼のブルーバードグループのタクシーに乗り換え、スンギギ回りではなくてプスックという猿山峠経由で、あまたの猿を眺めながらマタラムの宿へ。
オーナーのK美さんとお喋りして、図々しくちゃんぽんを作ってもらい、仕事して、寝ました。
とんこつじゃなくても豚骨味のチャンポン、美味しかったです。
イスラム教御法度の豚関係ですが、この辺はヒンドゥ教が多く住む地区なので問題ありませぬ。
というわけで、犬もたくさんいるわけです。
というわけなのに聞こえる、アザーン。
異教徒のお祈りを毎日聞くというのは、どうなんですかね。
posted by yoshi
- 朝→ 宿の朝食。パンと卵焼き、フルーツサラダ。祐子はバナナホットサンド
- 昼→ ちゃんぽん
- 夜→ ミアヤムバクソ。祐子はミゴレン。アイスティー
アジア
インドネシア
マタラム(スンギギ)
ロンボク島
国、地域別
インドネシア, ギリトラワガン, マタラム, ミアヤムバクソ, ミゴレン, ロンボク島
おおおおお〜やっぱ、一眼レフだと、かっこいいな〜。
いや、カメラマンの腕がいいから・・・でした。失礼。笑
我が家の豪邸写真の永久保存版にしやす。
(建物何年もつか解らんし。笑)
本当に、ありがとうございます。^^
私は、お二人を見送ってから、ひとりでデジャブってました。笑
しかし、アラスカじゃ〜壁無しな訳にいかんからねぇ〜。
寒すぎて遊びにいけないから、もう少し、あったかいとこにしてくださいよん。笑