旅々、沈々。

1号線のKennedy Highway（ケネディハイウェイ）を西へ。
片道一車線、あるいはケチ臭く一車両分の幅だけしか舗装されされていない、それでも1号線。
対向車とすれ違うときは、左半分だけ路肩を走り、乾いた土煙をあげます。
茶系の放牧された牛。
高そうなユニフォームを着た、自転車野郎たちと伴走車。
Mount Garnet固有のゴキブリをデザインした道路標識が珍しくて、次こそ撮影しようと決意したら、その後は二度と見られず。
ボクの人生は押し並べてこんなです。
Mt. Surpriseで、スピーシーズコントロールなのか、ゴキブリを運ぶなってことなのか、車ごと左右から水をかけられました。
無料の洗車サービスみたいなものです。
Georgetownのインフォメーションでネット（3A$／30分）
赤土と小さくて天辺が尖った蟻塚。
カンガルーの死体を喰らう十数匹の黒い豚。
漂う強い腐臭。
薄暮の路上で立ち尽くしたカンガルーをアイルトンセナ張りのハンドルさばきで避けましたが、転がってたカンガルーの死体の頭を豪快に轢いてしまいました。
石を踏んだような、堅い手応えを味わいました。
全力で夕陽を追いかけましたが、逃げ切られ夜を走る。

Croydonの夜は、キャンピングカーの窓を開けてないと寝難いくらいの暑さです。
11時くらいには窓を閉めたけどね。

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五ヶ月に及ぶケアンズ生活に別れを告げ、本日ただいまよりオーストラリア一周に旅立ちます。
祐子の怪我を診てくれたスーパー看護士シュン君の帰国を空港で見送り、キュランダで名物のジャーマン・ホットドックを食べ、かき揚げ丼を作らせたらケアンズ一の料理の達人、便蔵さんと別れの握手。
タバコを60'sに忘れたフリして本当に忘れました。
拙者だと思って、思いっきり吸ってください。
ナナちゃん、ゴロー君と握手。
ちなみにゴロー君はこのブログの南米編あたりからの読者だと名乗ってくれた、勇気ある青年です。
ブログを読んで笑ってくれるそうで、心より感謝申し上げます。
新潟組をマリーバまで送り、彼らとも握手して別れる。
ほぼ同じルートだから、また会うことでしょう。
　
ここからオーストラリア一周の第二章が始まります。
まずは景気付けにピーナッツ屋さんでわさびピーナツの大袋とピーナツバターを買いました。
傘がなくても我慢できなくもないほどの、雨。
アサートンから携帯が通じません。
レストエリアで30分の昼寝。
ハーバートンにある、クィーンズランドで一番大きいプライベートミュージアムは雨のため断念。
　
道路を横切るカンガルー。
無茶しないでください。
Mt. Garnetの路上で、USB型ワイヤレスインターネット（2GB／月々29A$）を使ってネット。
Innot Hot Springsで、40度の温泉に入りました。
風情はないけど、身体が温まります。
海パンにしみる熱湯。

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明日、いよいよケアンズを旅立ちます。
144泊もしたのでほぼ5ヶ月の滞在になり、なんだか申し訳ないです。
すみませんでした。

日課のウォーキング。
キャンピングカーの荷物整理。
久しぶりにデビルススティックの練習。
祐子は新しいカメラで指輪の撮影。
　
ケアンズ最後の晩餐は、エスプラでバーベキュー大会。
リンゴと蜂蜜をいれたバーモンド風焼き肉のタレが好評で、なまら気分がいいです。
ボクの作った、重ねて言いますが「リンゴと蜂蜜をいれたバーモンド風焼き肉のタレ」が逝けます。
本当にいい出来だったと自画自賛してます。
ですよね？
ビール6本。
夜中まで憩いの庭のソファで歓談。
深夜、アキちゃんから指輪を受注する祐子。
毎度ありぃ。

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朝はエスプラで日課のウォーキング。
夕方、エスプラで最近流行のウォーキング。
ダブルパンチで歩いてます。
そういえば夕方のエスプラでは、ホノルルマラソンを目指すリョウ君に追い抜かれたり、追い抜いたり。
　
総勢7人でショウヘイ君の行きつけの卓球場へ道場破りに出かけました。
時間無制限で一人6ドル。安いね、
へろへろになるまで勝負しました。
私は誰の挑戦を受けます。
勝てるかどうかは別の問題だ。
　
祐子は一日中指輪作り。
働け！

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朝はエスプラ通りをウォーキング。
二日連続で体重61.8キロをマークしました。
夕方は夕方で、ボタニックガーデンのロング周回コースに挑戦。
木の根が縦横無尽に蔓延った狭い凸凹道を、登ったり下ったり、つまずいたり滑ったり、振り向いたら便ちゃんがいなくて驚いたり。
無心で歩く。
邪念を捨てる。
邪念を捨てると何も残らないボクの魂（ソウル）。
　
ナナちゃん、ナオ君、シュン君から、指輪のご注文を頂きました（「Jaboo」のサンプルはこちら→）。
月曜日にケアンズを発つので、納期に間に合わせるよう祐子は馬車馬のように働かなくてはいけません。
働け！
　
今日入居のまったく働く気のないワーホリの娘さんは、このブログ「旅々、沈々。」から「シェアハウス60's」のブログへ飛んで、ネット予約してくれました。
「シェアハウス60's」のブログが仕事をし始めたようで、嬉しいです。
　
晩飯は、Japan Auto　Repair関係の愉快な面々プラス便ちゃんと豪華にステーキです。
400gのランプ肉をマッシュルームソースでいきました。
ビールもいきました。
図らずもケイさんにご馳走になってしまい、額から血が滲むほどひれ伏して感謝です。
ケイさんの商売繁盛を天地神明に祈念してやみません。
皆々様の暖かい声援を受け、四ヶ月以上もケアンズに居座り、たいへんお世話になりました。
Fumiちゃんと同じ身長、172センチのヨシがお礼を申し上げまする。
　
夜中前、すっかり出来上がった系の木村君の提案で、駅ビル「ケアンズセントラル」前のパブへ飲みに出かけました。
総勢七人。
そのうち4人が下戸。
最近は、飲めない人の方が多いのです。
便蔵さんがラムコークをあおぐ星空よ。

posted by yoshi