旅々、沈々。

祐子と離れて10日目。
なんもなんも。
　
ウォーキング、そしてエスプラのラグーンプール脇の芝生で、ビキニの娘さんに囲まれて読書。
NHK地球ラジオ「旅でござんす」の執筆。
Amazonで「ぺんてる airpenMINI+U EA3U（12,734円。送料込み）」を買いました。
性懲りもなくイラストレーターを目指す所存でございます。
まずは道具あってのお話なので。
　
洗濯。
あえて洗濯したことをブログに記すくらいに、ボクにとって洗濯は特別な仕事であり、それはつまりいかに普段祐子に頼っているかという証明になり、つまりつまり祐子に感謝せねばなるまいが、感謝したいときに彼女はいない。
逆に考えると、祐子がいると感謝したい気持ちにならないというパラドックスのジレンマなのです。
　
短パンに着いた落ちないペンキは、ポジティブシンキングという現実逃避をすれば、一人前のオージーになった証と言えなくもない。
　
物干に干されてた旧木村君のパンツが、うじゃうじゃと吐きそうになるくらいの蟻にたかられてました。
テーブルの上でパンツを広げたところ、ちょうど菊門のあたりに大量の白い卵があったので、もうすでに蟻の引っ越しは終わっていたようです。
旧木村君、糖が出てるんとちゃうかい？
　
祐子サン、エスプラ辺りで花火があがりました。
人気のないWater st.に出て、リョースケ君とふたりで観ました。
ロマンチックな夜、でした。

じりじりと円高ドル安、@80.3。
明日はFXなるものに挑戦しようかと、ここ一番に辿り着く遥か以前から勝負運がないくせに、Big Moneyを握るイメージトレーニングに励みました。

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花の独身生活9日目。
　
朝の6時くらいまでぐだぐだと起きていたので、ウォーキングは休みました。
大家の便様がホームウエアショップのバーニングスで一番安い白いペンキと刷毛を買い、ボクは自腹をざっくり切ってキッチン用に蓋付きゴミ箱を購入（8.8A$）。
臭い物に蓋をすれば蠅も寄り付くまい、という古典的兵法です。

暇なシェアメイト5人くらいがよってたかって、悲願であるキッチンのペンキ塗り。
わたくし46歳にもなって、ペンキ塗りは初体験です。
一度休憩して、二度塗り。
汚れを隠すためにペンキを塗り、ムラを隠すために重ねて塗り、楽しくてもう一度塗る。
　
リョースケ君とDVD鑑賞。
外見よりも爽やかな心を持つ、旧キムラ君のコレクションを拝見。

祐子サン、木枠が白くなったキッチンの窓から青い海が見えそうだと、受験生ののりさんが言ってました。
横浜の窓からは何が見えますか。

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祐子が去り、8日目。
　
起きがけ体重63.8キロ。
ウォーキングして、63.6キロ。
エスプラのラグーンプール脇の芝生で、日課の読書。
日なたは暑く、日陰は寒い。
頃合いが難しい。
　
昼寝して夕方に目覚める。
　
夜中、明日土曜日にキッチンの壁にペンキを塗るため、暇人五人が棚の汚れをたわしでこすりました。
ゴシゴシと一心不乱に。
埃と油とゴキブリと蟻。
風化したセロテープとクレヨンの跡。
　
晩飯は、祐子を思い出しながらキャベツを千切りました。
タマネギをおろしただけのドレッシングがたまらないです。

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祐子が帰国して一週間になります。
　
紅一点のAikoちゃんの短パンは、生パンツに見えるのでお得です。
そのAikoちゃんを空港で熱く抱擁し、顔で笑って心で泣いて見送りました。
そんな大げさなもんじゃないか。
帰国した彼女は、北海道の東川までバイクで走るそうで、その前は南米を自転車で走ってたそうだから、いつ働いているんだか彼女は。
ま、ぜひ我が家の露天風呂に入ってくださいな。
そういえばAikoちゃんは、ボクらがパラグアイで韓国料理をご馳走になった平井氏と知り合いで、世間は想像の百倍狭いです。
　
今日は気分を変えてDigger通りを北進し、Lilly通りからエスプラ通りへとウォーキング。
山が太い白煙を上げて燃えてましたが、誰も関心がないようです。
1メートルほどのウミヘビがくねくねと泳いでて相当気持ち悪かったのですが、これもまた誰も気にしていませんでした。
エスプラのラグーンプール脇の芝生で、日課の読書。
村上春樹「ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック」188ページから212ページまで。
靴の紐をしっかりと結び、かりゆし58「アンマー」を歌いながら帰宿。
　
足拭きバスタオル、台所の布巾とソファカバーを洗濯。
Junk Away様ご提供のピクニックテーブルを解体して水洗いし、表面をグラインダーで削りましたが、グラインダーに余計な力を加え過ぎたために、歯（というのかなんというのかわかりませんが）がすぐになくなってしまい、作業中断。
便様、無駄遣いをしてすみませぬ。
それにしても便様監修の晩飯のかき揚げ丼、正確にはタマネギ揚げ丼は、恐ろしいほど美味しかったです。
三倍濃縮のうどんつゆをそのままかけるだけという、これ以上ないくらいの手のかけなささ具合は、反比例して最高のソースでした。

横浜の祐子サン、今宵は短パンでむき出しになった膝が冷たいです。
ボクらの部屋は、暗くて静かです。
例の謎の鳥が鳴いてます。

posted by yoshi

8時40分発ウォーキング、時々他のアスリートを尾行して走ってみる。
疲れたら遠慮なく休む。
エスプラのラグーンプール脇の芝生にウンコ座りして読書。
散水した後らしく、尻がぐっしょりと濡れました。
さりげなくビキニに近づいてみたり、鋭い視線を投掛けてみたり、気配を消してみたり。
　
皿類を収納している棚の掃除。
毎度お世話になっているJunk Away様より、ピクニックテーブルをご提供いただきました。
丁寧に水拭きし、グラインダーで表面を削ります。　
庭のウッドテーブルをリビングへ移設し、新しいテーブルを替わりに置きました。
　
祐子がいないお昼ご飯は、淡々と食べるものなり、冬の陽よ。

posted by yoshi