-イシククル湖-

ピンポンダッシュに泣かされた夜。
ビシュケク→Kashat/キルギス151113

  • セルゲイのゲストハウス(個室一泊1,000ソム/1,704円)
  • 本日の走行距離 314(合計15,240)キロ
  • Internet@ 宿の無料Wi-Fi

気温7度。
富山出身の旅人Kさんに見送られ、出発。
Kさん、次回はぜひお食事にでも。

雨。
左手に険しい天山山脈、カザフスタンとの国境の川、右手に線路。

今日もまた、仕事熱心な警察官に呼び止められました。
「11kmのスピード違反なので、シュトラフ(罰金)を払いなさい」
スピード違反をした覚えはないけれど、しなかった記憶もありません。
クレジットカード払いができるからと、事務所にお呼ばれしました。
犯行を認めたわけではありませんが、口論して勝てるとは思えないので、おめおめと事務所に入ります。
事務机の前に立ち、どのクレジットカードで支払おうかとトランプのようにカードをひろげていたら、
「現金はないのか、ドルでもいいぞ」
「あいにく現金はありません。イシククル湖で下ろすつもりです」
すみません、嘘つきました。
「イシククル湖のどこで下ろすつもりなのだ」
「友達に会って、教えてもらいます」
また嘘ついちゃいました。
「友達がいるのか」
「はい。湖で待っています」
「う〜む、ならいい。もう違反はしないように」
釈放されました。
財布にお金を入れないこと、それが中央アジアの生きるコツです。

 

 

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左手の丸い建物が、キルギスの移動式住居ユルタ。雪山が近いです。

 

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コンクリートの土台がある、レベルの高いコンテナハウス。モンゴルとかキルギスの町は、コンテナが多いです。

 

琵琶湖の9倍もあるイシククル湖に到着。
標高1,606メートルです。
ソ連時代は魚雷の試験場があり、外国人立ち入り禁止。

 

 

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冬になっても凍らない謎の湖です。

 

寝るための有料駐車場を見つけましたがトイレが遠かったのでパスし、カフェはシーズンオフだからか営業していません。
ジュースを買った雑貨屋にことわって店先で寝ていたところ、どんどんと車を叩かれました。
窓を開けると、離れたところで子どもの笑い声。
ピンポンダッシュです。
無視していたら、いつまでもイタズラします。
怒鳴るのは趣味じゃないし、殴るのはキャラじゃないし、泣く泣く河岸を替えることにしました。
外に出たら、いつの間にか野次馬だらけ。
懐中電灯で我が家を照らす、馬上の騎馬民族。
ひまわりの種を食べている若人ふたり。
なんだか意味のわからないことを延々と話すおっさん。
このおっさんが恐くて悲鳴をあげるYuko。
500ソム(852円)で駐車場を貸そうかと言い出すおっさん。
ことわったら、ムチャクチャ怒ってました。
握手するだけの通りすがり。
六本のタイヤを屋根に積んで、ベッドはそのままにして夜中の出発。
10km離れた村にガソリンスタンドを発見。
駐車場をお借りして寝ます。

 

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今夜のお宿(翌朝に撮影)。林の中のボットン式トイレ小屋は、キャパオーバーのてんこ盛り。 深く座ると刺さりそうです。

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  • 朝→ 自炊:パン、卵焼き、バナナ、みかん
  • 昼→ 自炊:パン、バナナ、ドライフルーツ
  • 夜→ 自炊:「タケルくん」と缶詰

国、地域別 中央アジア キルギス イシククル湖

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トイレの壊れたドアからおっさんが覗いてた。
Kashat→カラコル/キルギス151114

  • セルゲイのゲストハウス(個室一泊1,000ソム/1,704円)
  • 本日の走行距離 114(合計15,354)キロ
  • Internet@ 宿の無料Wi-Fi

朝、車内の室温は5度。

林の中のボットン式トイレ小屋は、キャパオーバーのてんこ盛りです。
このトイレはもう使えないのだろうと、入口横で立ち小便。
大切なお道具を仕舞っていたら、トイレの壊れたドアからおっさんが覗いてました。
恐っ!

以下、写真をぱらぱら。

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通勤途中の羊。

 

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雪山と馬。

 

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みんなで渡れば恐くない。

 

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ロバと少女。

 

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撮影するYuko。

 

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吹雪のち快晴。

 

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この先に湖。

 

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牧場と天山山脈。

 

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牧場と天山山脈、その二。

 

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蟹味のチップス。蟹の味がしないのが難点。

 

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めまぐるしく変わる天気。

 

陽が暮れたような絶望的な朝でしたが、刻一刻と晴れはじめ…、と思ったら雪が降り、激しい吹雪きはやがて快晴に。
白帽子の天山山脈の立ち上がりは近く、湖は銀色に輝き、田舎道だというのに爆走する乗用車。

 

Booking.comで見つけた宿は、壁はピンク色だけど普通の一軒家。
あわててお孫さんの部屋を掃除し始めたので、民泊って奴ですね。
夜、街灯のない道をセントロを目指してとぼとぼ歩いてたら、宿のご主人セルゲイが車で拾ってくれました。
晩飯後は携帯で呼び出して、宿まで送ってもらったりして、心優しき民泊よ。

 

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  • 朝→ パン、バナナ
  • 昼→ カフェ:チキン。Yukoはストロガノフ(560ソム/954円)
  • 夜→ カフェ:ラグマン。Yukoはショルパ(490ソム/835円)

国、地域別 中央アジア キルギス イシククル湖

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珈琲、ご馳走になっちゃった。
カラコル二泊目/キルギス151115

  • セルゲイのゲストハウス(個室一泊1,000ソム/1,704円)
  • Internet@ 宿の無料Wi-Fi

昨夜、はっきりと朝飯を断ったつもりですが、朝飯に呼ばれてしまいました。
オーナー夫妻の笑顔に悪意はなさそうなので、腹をくくって食べます。
フレンチトーストと紅茶。
あとで朝食代を請求されるのだろうか?
腹をくくったわりに気になります。

 

オーナーのセルゲイに、下心をこめて家畜市(アニマル・バザール)はどこで開催されているのかを尋ねたら、彼が車で送り迎えしてくれることになりました。
想定内の計算外です。
あとでTaxi代を請求されるのではないかと、気になります。

 

アニマルバザールですが、売られる羊もなかなか気の毒なものです。
遠慮の欠片もないおっさん連中に、背中や下っ腹をまさぐられて、肉付き具合を確かめられます。
口の中に手を突っ込まれて歯茎を見られ、尻の穴まで覗かれます。
乳を揉まれた羊が、森永のエンジェルチョコレートみたいな糞をぽろぽろ落として怯えてました。
商談が成立したら、幸運な奴はトラックに乗せられ、不運だと足を縛られて乗用車のトランクに投げられます。
ヤメ〜っと絶叫して地面に踏ん張るのもいますが、詮無い抵抗です。
ヤギなんかは、角が把っ手になるから運びやすそうです。

 

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羊たちの黙祷。羊飼いに写真撮っていいって訊くと、けっこう嫌な顔されます。

 

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羊一頭は、だいたい2,500ソム(4,261円)。ボクらには5,000ソムと言いはった愉快なお兄さん。

 

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毛を刈ると、意外に出っ尻です。

 

羊、馬、牛を堪能したあと、鳥バザールへ。
犬は意外に高くて、5,000ソム(8,522円)。
鶏は200ソム(340円)。

 

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中古車を鳥小屋にするっていうのも、悪くないね。

 

奥さんのルバが、鶏を三羽も購入。
セルゲイが、斧で鶏の首を刎ねてました。
南無阿弥陀仏。

 

昼間仕事して、午後散歩。
お洒落な古民家風カフェで、キルギス人グループと相席。
アフリカまでドライブすると言ったら、珈琲をご馳走してくれました。
スパシーバ(ありがとう:露語)。
ニューヨークの三菱銀行に勤めていたアイカ、同じくニューヨークの銀行で働くチンギス、JICA関係のバヌルともうひとり。

 

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宿の犬、グレー。

 

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縦書きのカレンダーです。初めて見ました。

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  • 朝→ 断ったはずなのに宿の朝食(フレンチフライと紅茶)
  • 昼→ 頼んでいないのに宿のポーリッジ
  • 夜→ カフェ:シャシリク(650ソム/1,107円)

国、地域別 中央アジア キルギス イシククル湖

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お便り

  • 寒そうですが、お元気そうですね。
    キルギスでは、ポリスにパスポートを取られて返してもらえなくて、大使館に駆け込む人がいると聞きました。たぶん、ポリスは、お小遣いが欲しいんじゃないかなー。気をつけてね。インドで言う、バクシーシでしょうね。
    日本はだんだん寒くなってきましたが、まだストーブはつけてません。
    お正月は久しぶりに日本で過ごすかも。
    またお会いしましょうねー。機会あれば、関西にも来てください、2年後?

  • アティモダさんたちも元気ですか?
    ビシュケクは、まだそんなに寒くないんだけど、暖房がイマイチ効かないです。
    いい宿なんだけどね〜。

    そういえば今日、とうとう警察官に100ソム(171円)払っちゃいました。
    だけど、お陰で警察の賄賂を逃れる方法を思いつきましたよ。
    詳細は日記にて!

    関西は二年後!
    美味しいもの食べようね〜

身の程をわきまえて撤退した秘湯と秘境。
カラコル→イシククル湖/キルギス151116

  • 宿の駐車場
  • 本日の走行距離 153km(合計15,507)キロ
  • Internet@ SIMカード(100ソム/176円)。 チャージ(500ソム/882円)

一夜にして銀世界。
冬ですね、キルギス。

 

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宿のオーナー夫妻。セルゲイとルバ。息子三人、孫ふたり。英語は通じませんが、毎日一緒にアフタヌーンティーして、意味不明ながらもおしゃべりしました。レストランやアニマル・マーケットへ送迎してくれ、朝飯無料。

 

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お向かいに住むセルゲイのお母さん。犬のグレー。別れの挨拶をすると、おばあちゃんがYukoをキツく抱きしめるとですよ。

 

今日は温泉に向かいます。
キルギスの温泉とは、どんなものなんでしょう。
全裸になってキルギス人と語り合ったりするのでしょうか。

 

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秘境の温泉地アルティン・アラシャンへ向かいます。本当は16kmほどトレッキングをしなくちゃならないのですが、寒いので歩きたくありません。車でもなんとかなるべと山の中へ突っ込みます。

 

秘湯アルティン・アラシャンを目指して雪道をお尻をふりふり走りましたが、山の手前で通行止め。
村人に「温泉は歩きゃなきゃ行けねーべし」と、言われました。
空を仰ぐと不穏な雲。
吹雪の可能性80%(ボクのネガティブ系危機管理係数)。
遭難する自信は誰よりもあります。
秘湯は断念し、川沿いのアクス村温泉に予定変更。

 

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アクス村の温泉。入場料はひとり100ソム(171円)。色気のない湯船が並んでいるだけ。自分でお湯を入れて漬かります。個室なので、キルギス人との裸の触れ合いはありません。

 

風情のない温泉でしたが、Yukoは失神寸前までリフレッシュ。

 

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温泉に漬かったあと、雪道を散歩。キルギス人の移動住居「ユルタ」のカフェがありましたが、開店休業中。スタッフがひとりもいません。

 

隣の宿も休業中。
シーズンオフだからですかね。
重いバケツを運んでいたお婆ちゃんが、これ食えとお菓子をくれました。

秘湯の次は、秘境を目指します。
イシククル湖の入り江の奥の奥です。

 

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この写真ではわかりませんが、イシククル湖のまわりは、馬、牛、羊がやたらといます。家畜マニアにはたまらない一帯です。

 

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道路に沿って、牧場と壁のような天山山脈。

 

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幹線道路から外れ、イシククル湖の畔を目指してドライブ。

 

小さな集落を通り過ぎ、だんだんとタイヤの跡も少なくなり、やがてデンジャラスな泥雪地帯に突入。もう陽が暮れたし、誰も通らないし、家畜すらいなくなったし、人知れず死ぬかもしれないので、名誉の撤退と相成りました。

 

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今夜は、宿の駐車場に寝ます。一泊150ソム(256円)。トイレ小屋に照明があって感動。夜中、誰かがHello、Helloと呼ぶんだけど無視。犬がきゃんきゃん鳴いてウルサい。

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  • 朝→ 宿の朝食
  • 昼→ カフェ:ステレスカフェ(440ソム/753円)
  • 夜→ 自炊:パン、バナナ、柿

国、地域別 中央アジア キルギス イシククル湖

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毎日警察官に呼び止められてわかった、賄賂から逃れる方法!
イシククル湖→ビシュケク/キルギス151117

  • Airbnb:iHome guest house(個室一泊2,750円)
  • 本日の走行距離 420(合計15,927)キロ
  • Internet@ 宿の無料Wi-Fi

朝、車内の温度は五度。
宿の柵を勝手に開けたら、犬がひょいっと逃げてしまいました。
すみません。
ホントごめんなさい。

 

今日もまた、仕事熱心な警察官に呼び止められたのでした。
真っ昼間だというのに、無灯火で1,000ソム(1,712円)のシュトラフ(罰金)。
「クレジットカードでいいですかね、現金持ってないんですよ」
文句を言うとパスポートを返してくれないので、払う気満々の愛想笑いをふりまきます。
「クレジットカードは使えないから、USドルでもいいよ」
「ヤ、イポニツ(ワタクシニッポンジン)だから、USドルなんて持ってないっす」
「円でもいいよ」
「小銭しかないけどいい?」
小銭っぽくOKマークを見せます。
「金ならなんでもいいよ(想像訳)」
10円玉でも渡すつもりでしたが、バックパックから引っ張り出すのが面倒なので、あったあったソムが!とかなんとか言いながら、100ソム札一枚(171円)と5ソム硬貨二枚を渡しました。
たった100ソムかよ〜と苦笑いされ、小銭はいらんわと返されました。
次回からは、「ごめーん、ついさっき別の警察官に有り金全部払っちゃった〜」
って言うことにします。
これが我が輩の考案した、必殺賄賂返しです。

道中「Fairy Tale Canyon」なる標識を発見。
ふらりと脇道へ入ってみます。
暇人の探検です。

 

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Tosor村から4kmの地点です。小さなゲートは無人。入って良いものやら悪いものやらよくわかりませんので、恐る恐るゆっくりと全速前進。

 

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少しずつキャニオンらしくなってきました。

 

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奇怪な景色なようでもあり、別に珍しくもないような景色。この先になにがあるのかとワクワクしていたら、いきなり行き止まり。おしまい。結局、これといってたいしたものはありません。

 

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何もしないで引き返すのも癪なので、記念写真。イシククル湖に向かって、永遠の愛を誓った風のポーズ。

 

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手描きの交通標識。オリジナルの標識は、牛は左方向を向いています。どうして逆向きになるのか謎です。

 

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イスラム教徒のお墓はたいそう立派。墓石に遺影が刻まれています。

 

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愛らしい廃墟。奥まで間取りが見える廃墟は珍しいです。

 

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陰毛のごとく辛気くさい木。

 

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ベラサグンの遺跡「ブラナの塔」。イスラム教のモスクのミナレットです。オリジナルは45メートルなのに、予算がなかったのか24メートルしかありません。 11世紀のカラハン朝時代のもの、といってもよくわかりませんが、1218年ごろ朝青龍じゃなくて、チンギスハンによって破壊されたらしいです。どういうわけか、傾いて見えます。

 

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今夜はAirbnbで見つけた家に泊まります。
別荘みたいな大きな家なんですが、部屋が広過ぎて暖房が効きません。

posted by 44と書いてyoshiと読みます。

  • 朝→ パン、バナナ
  • 昼→ 街道沿いのカフェ
  • 夜→ ビシュケクで一番人気の良いカフェ「ファイーザ(Фаиза)」:シャシリク。Yukoはプロフ。CocaCola

国、地域別 中央アジア キルギス ビシュケク イシククル湖

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