朝、車内の温度は五度。
宿の柵を勝手に開けたら、犬がひょいっと逃げてしまいました。
すみません。
ホントごめんなさい。
今日もまた、仕事熱心な警察官に呼び止められたのでした。
真っ昼間だというのに、無灯火で1,000ソム(1,712円)のシュトラフ(罰金)。
「クレジットカードでいいですかね、現金持ってないんですよ」
文句を言うとパスポートを返してくれないので、払う気満々の愛想笑いをふりまきます。
「クレジットカードは使えないから、USドルでもいいよ」
「ヤ、イポニツ(ワタクシニッポンジン)だから、USドルなんて持ってないっす」
「円でもいいよ」
「小銭しかないけどいい?」
小銭っぽくOKマークを見せます。
「金ならなんでもいいよ(想像訳)」
10円玉でも渡すつもりでしたが、バックパックから引っ張り出すのが面倒なので、あったあったソムが!とかなんとか言いながら、100ソム札一枚(171円)と5ソム硬貨二枚を渡しました。
たった100ソムかよ〜と苦笑いされ、小銭はいらんわと返されました。
次回からは、「ごめーん、ついさっき別の警察官に有り金全部払っちゃった〜」
って言うことにします。
これが我が輩の考案した、必殺賄賂返しです。
道中「Fairy Tale Canyon」なる標識を発見。
ふらりと脇道へ入ってみます。
暇人の探検です。
Tosor村から4kmの地点です。小さなゲートは無人。入って良いものやら悪いものやらよくわかりませんので、恐る恐るゆっくりと全速前進。
少しずつキャニオンらしくなってきました。
奇怪な景色なようでもあり、別に珍しくもないような景色。この先になにがあるのかとワクワクしていたら、いきなり行き止まり。おしまい。結局、これといってたいしたものはありません。
何もしないで引き返すのも癪なので、記念写真。イシククル湖に向かって、永遠の愛を誓った風のポーズ。
手描きの交通標識。オリジナルの標識は、牛は左方向を向いています。どうして逆向きになるのか謎です。
イスラム教徒のお墓はたいそう立派。墓石に遺影が刻まれています。
愛らしい廃墟。奥まで間取りが見える廃墟は珍しいです。
陰毛のごとく辛気くさい木。
ベラサグンの遺跡「ブラナの塔」。イスラム教のモスクのミナレットです。オリジナルは45メートルなのに、予算がなかったのか24メートルしかありません。 11世紀のカラハン朝時代のもの、といってもよくわかりませんが、1218年ごろ朝青龍じゃなくて、チンギスハンによって破壊されたらしいです。どういうわけか、傾いて見えます。
今夜はAirbnbで見つけた家に泊まります。
別荘みたいな大きな家なんですが、部屋が広過ぎて暖房が効きません。
posted by 44と書いてyoshiと読みます。
- 朝→ パン、バナナ
- 昼→ 街道沿いのカフェ
- 夜→ ビシュケクで一番人気の良いカフェ「ファイーザ(Фаиза)」:シャシリク。Yukoはプロフ。CocaCola