-キルギス-

パスポートが切れかけていて、進退窮まる。
アルマトイ→ビシュケク/キルギス151105

  • Sakura(個室一泊1,400ソム/2,441円)
  • Internet@ 宿の無料Wi-Fi

計画的に無計画な旅なものですから、十分に予期された問題に直面しては、想定外だったと驚いています。
自分の掘った落とし穴にハマって、ピンチを迎えています。

アルマトイの宿は、新しくて広くてキッチンが充実しているのに、ひとりもお客さんがいません。
オーナー家族は別の家に住んでいるので、貸し切りです。
こんなチャンスは滅多にないので全力でだらだらしたいけれど、カザフスタンの許された滞在日は、あと二日。
後ろ髪を自分で引っ張りながら、泣く泣く出国します。
キルギスへ向かう車中、天山山脈を眺めながら家族計画を練り直しました。
カザフスタンへ戻るっていうのも手だよね、どうせ急ぐ旅でもあるまいし。
その方向で年末年始をリスケってたところ、カザフスタンはパスポートの残りが六ヶ月以上ないと入国できないことに気付きました。
我が家のパスポートは来年の5月に切れるので、指折り数えたところ、指が一本足りません。
カザフスタンに戻れません。
それじゃぁ当初の予定通り南下しようかと思ったら、さらなる事実を発見。
イランも入国する際に、六ヶ月以上の「旅券残存有効期間」なるものが必要でした。
間に合いません。
と、と、トルコにいたっては、さらに短い150日!
もうすでに事切れてるやん。
転がる石のように風の歌を聴きながら川の流れに身をまかせていたら、我らの旅は万事窮す(←漢字)。
キルギスの日本大使館でパスポートを更新できなかったら、中央アジアのどこかで進退窮まります。
車で入国しているので、パスポートに車の印を押されてしまい、飛行機で海外脱出できないのです、たぶんね。
どうなる我が家!

 

昼飯。
カフェの娘さんがロシア語であれこれ言うのですがさっぱりわからず、ナニを言ってるんだね君はとずいぶん悩んだもんなんですが、ビュッフェでした。
そんなものがあるのか、旧ソ連同盟国に!
食べ放題で325円は異存はございません、ビュッフェでお願いします。
右手でチキンを食らいながら、お行儀悪いですが、左手でMacBook Airを操って仕事しました。
今日、納品なのです。
スマホのテザリングだから、通信が遅くてちゃんと送信されているのか心配です。
とはいえ、便利な時代です。

 

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左手に雲に霞む天山山脈。アルマトイから30kmくらいは、風光明媚です。幹線道路から外れ、小さな集落を通り過ぎます。

 

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果てしなく続く小麦色の輝く草原。色的に違和感がない相棒の「ChinGo!」。

 

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起伏の激しい丘の連なり。こういうところから、モンゴル人が攻めて来たのですかね。

馬を追う青年。
道路を渡る牛。
丸く固まる羊。

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巨大な鳥籠風お墓。 カザフスタンのお墓は立派です。

 

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連続する墓の窓。

 

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国境を越えます。向こうはキルギスです。

 

入国カードも車両用の書類も荷物検査もない、国境越えの詳細はこちら→

国境は一時間ほどで済み、車両の書類を書く事もなく、無事にキルギスに入国。
陽が暮れたのに、街灯が灯っていません。
そこまで貧乏ですか、キルギス?
住宅街は未舗装、巨大な水たまりが多く、穴にハマってはビビります。

季節外れの宿「Sakura」の外のキッチンとダイニングには、ふたりの西洋人が凍えていました。
ニュージャージー出身のフィルはチャリダー、愉快な人です。
カナダ人はアフガニスタンの英語教師で、不気味です。
なんにしろこの季節、外で飯を食べるのは無茶すぎる。
温かいスープを飲みながら、凍えそうだ。

部屋のストーブを最強にして、温もりを寄せ集めて寝ます。

posted by 44と書いてyoshiと読みます。

  • 朝→ 自炊:ご飯、卵焼き、ベーコン
  • 昼→ カフェ:ビュッフェ(1,800ケンゲ/731円)
  • 夜→ 自炊:白菜とベーコンのスープ

国、地域別 中央アジア キルギス ビシュケク

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〈五代目の相棒マツダスクラム4wd〉
国境越え(カザフスタン→キルギス)

国境越えの備忘録です。
カザフスタンのアルマトイから、キルギスへ入ります。
下の地図の57番から58番です。

 

第一ゲートで、待機。
第一ゲートをくぐるとき、五センチ四方の小さな紙片を受け取ります。
数メートル先で車を駐車し、車両と荷物の検査を受け、上記の紙片に印を貰います。
ほとんどやる気のない、形式的なチェックです。
右手の建物に入り、同乗者は窓口に並び、運転手は手前の窓口に車両登録証とパスポートを提出して出国スタンプを貰います。
第二のゲートで、小さな紙片を返却。
第三のゲートまで、約15メートルの国境緩衝地帯です。
第三ゲートをくぐり、キルギスに入ります。
左側の建物の正面にある部屋でパスポートと車両登録証を渡し、入国スタンプを押されます。
車を数メートル移動し、小さな小屋の窓口にパスポートと車両登録証を提示します。
以上です。

キルギスでは、入国カードも車両用の書類も何も書きませんでした。
荷物チェックもありません。
出国までの所要時間は、約一時間。

 

最後のゲートをくぐるとき、門番にパスポートを提示します。
門番がへらへら笑いながらいつまでもぐだぐだと何かを話しかけてきたのは、もしかしたら賄賂を要求されていたかもしれないです。
ひたすら空気を読まず、へらへら返しで抵抗しました。

一般道に出て、数十メートルと走らないうちに、運が悪いと警察に呼び止められます。
運が悪い質なので、停止させられました。
ナンバープレートが汚いので、掃除するように仰せ仕りました。

首都ビシュケクまで、およそ17km。
街灯がないので、あたりは暗いです。

posted by 44と書いてyoshiと読みます。 | Nov 07, 2015

未分類 Column 国、地域別 五代目の相棒マツダスクラム4WD 中央アジア カザフスタン キルギス

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入口が広くて出口が狭い、混雑するように設計されたトロリーバス。
ビシュケク二泊目/キルギス151106

  • Sakura(個室一泊1,400ソム/2,441円)
  • Internet@ 宿の無料Wi-Fi

朝一、ガソリンスタンドのATMでお金を下ろします。
ATMの画面には一回につき20,000ソム(34,936円)下ろせると表示されていますが、何度挑戦しても8,000ソム(13,974円)しか受け付けてくれません。
海外でよくある理由なき反抗なので、腹を立てずに諦めます。

ガソリンスタンドのコンビニでジュースを買って、小銭をゲット。
バス代です。
海外のバスはお釣りを貰えないことが多いので、旅慣れたボクらの備えあれば憂いなしです。
入口が広くて出口が狭い、混雑するように設計されたトロリーバスは、8ソム(14円)。
10ソム硬貨を出したら、お釣りをくれました。
あ、ありがとう。

日本大使館へ。
パスポートの更新を申請します。
まず本国へ問い合わせます。更新できるとは限りませんと言われて金の玉が縮まりましたが、本国の了承を得ることができました。
ここでパスポートを更新できないと、中央アジアから一生脱出できなくなります。
新しいパスポートの受け取りは、早くても三週間後。
それまで海外旅行は禁止になりました。

チュイ通りにある地元で有名な老舗のデパート、ツム百貨店へ。
真っ黒のアイシャドウをコテコテに塗りたくり、付けまつげだかエクステンションだかを目の上に接着した店員さんの手助けで、SIMカードを購入(100ソム/176円)。
チャージは、500ソム(882円)。
何GBなのか、詳細は不明です。

ツム百貨店の地下にある大衆カフェ「CHANPION」で昼食。
歩いて帰宅。
信号は停電なのに、アザーンが響く。

 

宿の駐車場を借りられないので、路駐です。

宿の駐車場は借りられないので、路駐です。左手の三角形の屋根が宿です。奥に今年出来たばかりの新館があります。

 

次回は、オシュバザールというビシュケクの台所的市場を目指します。
ツム百貨店から西に2km歩いた、ビシュケクパークという新しいモールも楽しみです。

posted by 44と書いてyoshiと読みます。

  • 朝→ パン、バナナ
  • 昼→ 外食:カフェ・チャンピオン(269ソル/469円)
  • 夜→ 自炊:白菜、ベーコン、にんじん、ジャガイモのスープ

国、地域別 中央アジア キルギス ビシュケク

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お便り

  • ちょこっと調べてみたら在キルギス大使館では、
    ICチップつきパスポートは発給されないみたいですね。

  • そうなんだよね、結局日本から取り寄せるみたい。
    それで受け取りが遅い。

  • いつも思うんだけどね、お二人って ホント 計画的に無計画って感じだよね。
    まぁそこがナイーブで可愛らしいトコでもあるんだけど。。。10年以上も旅してるのにね。。。
    ともあれ 無事で元気で 日々 前に進んでて ( 今回は停滞か ) なによりじゃー。風邪ひかないよう気をつけて。YUKOさんを大切に。

  • ウッシッシさん、元気にしてますか?
    病気の犬の面倒、たいへんだったね。

    パスポートが切れるのはわかってたんだけど、その影響についての認識が足りんかったってわけで、あとひと月気付くのが遅かったら、ホントにたいへんなことになってました。
    中央アジアから一生出れない、トムハンクスのターミナルみたいな感じになったかもよ。

  • こんばんは〜
    nhk生出演の模様を今日、拝聴しましたm(_ _)m
    お元気なご両人の生声、文章では感じられない臨場感と
    大変な道中を無事に、楽しんでられる様子が伝わりました。
    これからも頑張って進んで、アフリカの大地に立って下さいね。

  • kikkyさん、ラジオを聴いてくれてありがとう!
    ボクらも車も元気です。
    ロシアは吹雪だったですけど、キルギスは暖かいです。
    ここでしばらくパスポートを待って、じっくりとアフリカ計画を練ります。
    といっても、アラブの春のお陰で、アフリカへ渡るフェリーが見つからないんですけね。

微妙に意味が通じました。
ビシュケク三泊目/キルギス151107

  • Sakura(個室一泊1,400ソム/2,441円)
  • Internet@ 宿の無料Wi-Fi

午前中、晴天。
午後から、曇天。
今日は、台湾以来のNHK「生」出演です。
ラジオとは言え、気合いを入れて一張羅のTシャツでのぞみます。
番組終了後、すぐにウズベキスタンのリスナーから、お食事会に誘われました。
こんな感じで、行く先々で在日本人と食事できるといいかもね。
ガイドブックを持っていないから、観光地について取材できます。
遠くタイからも祝電ありです。

 

生出演という大仕事を終えて、祝杯。
人気のカフェ「espresso」を訪ねたら、イタリアン・ビストロ「Love eat」に変身してました。
ピザ食って、アメリカン珈琲と紅茶。
すぐ隣にある、おフランス並みのクロワッサン屋「ル・クロワッサン」を訪ねたら、こちらも店じまい。

 

キルギス人オーナーの宿へ問い合わせメールをしたら、下記のお返事を頂きました。

It’s demo mini iras hire Kumasi.

英語のようですが、日本語です。
先入観なく発音すると、意味が通じます。

 

シルクロードの国境は開いたり閉じたりするので、情報を見誤るとエラいことになります。
ウェブサイト「The Silk Road Travel Guide」が、詳しいです。

posted by 44と書いてyoshiと読みます。

  • 朝→ 菓子パン、バナナ、ミカン
  • 昼→ 自炊:昨夜の残り物(leftover food)
  • 夜→ カフェ「Love eat」:ピザ、アメリカン珈琲、紅茶のポット(762ソム/1,344円)

未分類 国、地域別 中央アジア キルギス ビシュケク

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宿のシャワーは、小便禁止です。
ビシュケク四泊目/キルギス151108

  • Sakura(個室一泊1,400ソム/2,441円)
  • Internet@ 宿の無料Wi-Fi

上↑の写真なんだけど、シャワー室で小便するなってあります。
あ、そうか、ここでは小便禁止なんだ、あぶないあぶない知らんかったよとか言って、自制する人がいるんだろうか。
意味あるんだろうか、この貼り紙。
宿はどうしてこの貼り紙をしたのだろう。
犯行現場をおさえたのだろうか。
黄色い証拠が残っていたのだろうか。
謎は深まります。

 

一面の灰色。
屋根に雪。
仕事。
玄関先にイギリスで生まれたインド育ちのバイク「Royal Enfield」が二台。
サンフランシスコ出身のおじさんと話を続けられず、微妙な尻切れとんぼ。
日本語を話すハンガリー人。

posted by 44と書いてyoshiと読みます。

  • 朝→ 卵焼き、パン、バナナ、ミカン
  • 昼→ 自炊:韓国製インスタントラーメンとゆで卵
  • 夜→ 自炊:白菜とベーコンのスパゲティ

国、地域別 中央アジア キルギス ビシュケク

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お便り

  • 『ちきゅうラジオ」今日先ほど聴きました。11/7当日は高校時代の同期会で渋谷でどんちゃん騒ぎしてましたが、今日PCサイトで拝聴しました。ヨシさんもyukoさんもお声が若々しく素敵でした!今はPP更新のためしばらく待機ということでしょうか?寒さ厳しい環境かと思いますが、お身体ご自愛くださいませ!

  • 車でロシア横断ですか
    いいですね
    って言うか
    いつもいつも自分のやりたい事を先回りでやられてしまって屈辱感で一杯です
    いい加減にしてください

    ちなみに去年と今年はそのroyalなんちゃらで旅してまして、一時帰国の為カンボジアにおいて帰国します

  • YOKOさん、キルギスの首都ビシュケクは小春日和です。
    股引なしで、大丈夫ですよ〜
    ロシアに入ってからぜんぜん床屋さんを見ないので、すっかりロンゲになりました。
    声だけでなく、すっかり若返ったかもしれません。
    腰が痛いけど。。。

  • POKINちゃん、久しぶりだね〜
    ときどき、生きているのか心配してました。
    逝く時は言ってね。
    軽自動車に飽きたら、POKINちゃんに渡すって手もありますね〜

    一応、モンゴル編のブログの更新を待ってます!