一夜にして銀世界。
冬ですね、キルギス。
宿のオーナー夫妻。セルゲイとルバ。息子三人、孫ふたり。英語は通じませんが、毎日一緒にアフタヌーンティーして、意味不明ながらもおしゃべりしました。レストランやアニマル・マーケットへ送迎してくれ、朝飯無料。
お向かいに住むセルゲイのお母さん。犬のグレー。別れの挨拶をすると、おばあちゃんがYukoをキツく抱きしめるとですよ。
今日は温泉に向かいます。
キルギスの温泉とは、どんなものなんでしょう。
全裸になってキルギス人と語り合ったりするのでしょうか。
秘境の温泉地アルティン・アラシャンへ向かいます。本当は16kmほどトレッキングをしなくちゃならないのですが、寒いので歩きたくありません。車でもなんとかなるべと山の中へ突っ込みます。
秘湯アルティン・アラシャンを目指して雪道をお尻をふりふり走りましたが、山の手前で通行止め。
村人に「温泉は歩きゃなきゃ行けねーべし」と、言われました。
空を仰ぐと不穏な雲。
吹雪の可能性80%(ボクのネガティブ系危機管理係数)。
遭難する自信は誰よりもあります。
秘湯は断念し、川沿いのアクス村温泉に予定変更。
アクス村の温泉。入場料はひとり100ソム(171円)。色気のない湯船が並んでいるだけ。自分でお湯を入れて漬かります。個室なので、キルギス人との裸の触れ合いはありません。
風情のない温泉でしたが、Yukoは失神寸前までリフレッシュ。
温泉に漬かったあと、雪道を散歩。キルギス人の移動住居「ユルタ」のカフェがありましたが、開店休業中。スタッフがひとりもいません。
隣の宿も休業中。
シーズンオフだからですかね。
重いバケツを運んでいたお婆ちゃんが、これ食えとお菓子をくれました。
秘湯の次は、秘境を目指します。
イシククル湖の入り江の奥の奥です。
この写真ではわかりませんが、イシククル湖のまわりは、馬、牛、羊がやたらといます。家畜マニアにはたまらない一帯です。
道路に沿って、牧場と壁のような天山山脈。
幹線道路から外れ、イシククル湖の畔を目指してドライブ。
小さな集落を通り過ぎ、だんだんとタイヤの跡も少なくなり、やがてデンジャラスな泥雪地帯に突入。もう陽が暮れたし、誰も通らないし、家畜すらいなくなったし、人知れず死ぬかもしれないので、名誉の撤退と相成りました。
今夜は、宿の駐車場に寝ます。一泊150ソム(256円)。トイレ小屋に照明があって感動。夜中、誰かがHello、Helloと呼ぶんだけど無視。犬がきゃんきゃん鳴いてウルサい。
posted by 44と書いてyoshiと読みます。
- 朝→ 宿の朝食
- 昼→ カフェ:ステレスカフェ(440ソム/753円)
- 夜→ 自炊:パン、バナナ、柿