朝、背中に小指の爪を立てるような寒さで目が覚めます。
外のボットントイレまで歩いていたら、犬に尾行されました。
あんた、狼じゃないよね?
駐車場泊が三日も続いているので、頭が痒いです。
そこで質問!
禿ても、シャンプーしないと頭が痒くなるのでしょうか?
大都市チタまで、あと1000キロ。それまでシャワーはない。頭を洗えない。
昨日ガス欠になりそうになったとき、神様、もうむやみにスピードを出したりしませんと誓ったので、80km以下のエコ走行を心がけます。
Cafeを探してダート道を走ったら、大きな穴にハマってしまい、シャーシを強く打ち付けてしまいました。
走ると助手席の下から、ギーキービーキィィィィと引っ掻くような音が鳴り響くようになり、気が狂いそうです。
神様、なんとかしてください、これからはダートでは舐めるようにゆっくり走りますから。
一番近い村まで匍匐前進し、池のような水たまりを越えて村に入ったけれど、あぁ無情にも修理工場はありません。
幹線道路に戻って修理工場を見つけたころには、もうすでに怪音は治まっていました。
喜ぶべきか悲しむべきなのか。
無愛想なメカニック親子。ボクは運転席で、アクセル踏んでいます。
愛想笑いが鼻毛ほどもないメカニック親子に診てもらいましたが、すでに助手席の下から変な音がしなくなったので、原因を発見できず。
彼らの診断は、泥。
500ルーブル(882円)払って、追い出されました。
小腸にピンの外れそうな手榴弾を抱えた気分で、アクセルを踏んでいます。
プーチンさん、山火事です!
開墾したけれど、何に使っているのかよくわからない土地。寝かせてるのかね?
森で採ったリャビーナ(グミ)の実を売る少年。
そういえば、沿道の蜂蜜売りを見かけなくなりました。
森を切り開いたと思うんだけど、また森に戻りつつあります。
紅葉。秋に追われています。
目に眩しい黄色い葉。冬になる前に、ロシアを脱出せねば。
昼に用を済ませたボットントイレは、採光が最高でした。
小屋の隅々のディテールの毛先まで、くっきりと見えました。
便所の真実ほど、悲しいものはありません。
今日は寒い。不穏な雲。
今夜は、カフェの駐車場泊です。 右手の建物の奥の窓が、カフェ。 トイレは、30メートルくらい離れた林のなか。
寝る前、小便しに雨の中。
posted by 44と書いてyoshiと読みます。
- 朝→ カフェ(ペリメニがない)
- 昼→ カフェ
- 夜→ カフェ:カキリエタ(ソースのないハンバーグ/80ルーブル)
Option for natioanl roaming in Russia “All Russia”
http://rus-sim.com/en/blog/mobile-operators-news/27-megafon-tarif-roaming.html
megafonであれば、ロシア国内ローミングのオプションがあるみたいですね。
現地でどうやって調達するかは謎ですが……