朝起きたら、まず、頭を、掻く。
痒くて、た、ま、ら、ん。
今日、シャワーを浴びないと絶対に死ぬ。
7時前、出発。今日はなんとしてもチタの街に入り、ホテル泊。シャワーを浴びて、頭をゴシゴシ洗いたい。
一晩中走り続ければ、タクラマカン砂漠に着くんじゃないかといった風景。タクラマカン砂漠なんて行ったことないけどね。
ボクらの車「MAZDA スクラム」の異母兄弟、「SUZUKI エブリ」に抜かされました。運転手は東洋人顔でしたが、ロシアナンバー。プ、プ、プと警笛ならして、ご挨拶。
牛がいるわけでもないし、なんのための土地なんだろ。用途のはっきりしない土地が、気になってしかたがないです。使い道があって初めて、物が存在するのですよね。これを資本主義と言いますか?
北風が寒いので、昼名は車の中。「タケルくん」のご飯は、美味しいです。おかずは美味しくない牛肉の缶詰。ご飯ですよ。
麦を運んでいたトラックの運転手。
トラックの助手、その1。
眉毛が繋がった青年。相変わらずロシア人はナニを言っても何を言っているのかわかりませんが、また会おうと熱い握手をかわします。
ロシアは、いつの時代ね、って感じの木造家屋ばかりです。 経年変化で水平垂直がとれていません。崩壊寸前です。意外とこんなところに、世界最古の木造建築物があったりするんじゃないでしょうか、法隆寺殿?
このまま一晩中走り続ければ、シルクロードに着いちゃいそうな胸騒ぎ。
初めて牧場らしい牧場を発見し、なにやら嬉しいです。
小さな小さな名もなき駅。
某雑誌の編集長に捧げたい鉄道写真です。
チタの街でホテル探し。
一軒目のホテルは、話すら聞いてもらえず「ニエット(ない!)」一点張り。
部屋がないというより、外国人を相手にする気がないようです。
5㎞以上離れた二軒目は、満室。
さらに2㎞以上離れた三軒目は、高額。
8㎞離れた四軒目で、ようやくチェックイン。
赤茶色い建物が、今晩のホテル。
町外れにあり、看板がひとつもなく、高い塀に囲まれて内部がどうなっているかさっぱりわかりません。
パスポートチェックも宿帳もないので、もぐりかもしれんですが、booking.comに載っています。
五日ぶりのシャワーで、全身が弛緩します。
posted by 44と書いてyoshiと読みます。
- 朝→ カフェ
- 昼→ 「タケルくん」でご飯を炊いて、缶詰とご飯ですよ。
- 夜→ カップ麺