-ロシア-

無事、サハリンに流れ着いた。
ユジノサハリンスク/ロシア150818

  • オリエンタルホテル(3,500ルーブル/6,617円)
  • 本日の走行距離 40キロ
  • Internet@ ホテルの無料Wi-Fi

稚内からフェリーに乗り、ゆらり揺られて無事にサハリンに流れ着きました。
我が家の世界一周84カ国目は、ロシアです。
プーチンの愛のない目玉を彷彿させる陰気な雨のお出迎え、ありがとう。

スクリーンショット 2015-08-18 21.28.52

稚内駅横の「道の駅」の朝は、不機嫌いっぱいの強い風。
我が家の軽自動車が、心もとなく揺れます。
膀胱のお小水が、決壊寸前。
小雨のなか、稚内駅のトイレへ突っ走る。

コンビニで朝飯と昼食を買い込み、国際線フェリー乗り場へ。
車内の荷物の一切合切を段ボールに詰めなければならないのですが、昨日、関係者から、通関のチェックは緩いと聞いたので、ええ加減なさじ加減で勘弁してもらいました。
ルーフキャリアのタイヤやタンクは、載せたまま。
段ボール詰めした荷物も、車から下ろさず。
通関の車両チェックを受けた際、シャシー番号がどこに刻印されているのかわからず、恥を忍んで札幌のTigerMobileさんへモーニングコール。
「朝早くすんません、車のシャシー番号ってどこにありますかね?」

フェリーの船内放送。
「本日波高し。1.5メートル」
アナウンスを聞いただけで、船酔いします。

さよなら日本。また会う日まで。霧の稚内市。

さよなら日本。また会う日まで。霧の稚内市。

 

フェリーには、日本人ライダー二名。
福島のBMW氏と、道産子の元農業団体職員氏。

約5時間30分後(距離にして159km)、間宮林蔵氏ゆかりのサハリン着。
ロシアの通関は、さも重要な仕事をしているかのように威張ってましたが、実務はザル。
荷物チェックがこんだけ緩いなら、ゆめぴりかの米だの、缶詰だの、食料品をいろいろ持ってくるんだったと後悔中。

フェリーのなかの愛車。眩し過ぎます。

フェリーのなかの愛車。洗濯し立てのシーツのように眩しく輝いています。フェリーの職員に、 鍵を差したままにしてくださいと言われたので、鍵を抜かないと警報ベルが鳴り止まないのですがと言い返したら、ドアを閉めたら止まるんじゃ(意訳)、と馬鹿にされました。すみません、車のことよくわからないのです。

 

船着き場からイミグレまで、鼻をほじくる暇もないほど近いのですが、バス移動です。
イミグレの窓口は、ふたつしかありません。
入国手続きが終了するまで、たっぷり二時間。
愛車に乗り込んでエンジンをかけ、ブロロロン、さぁロシアを突っ走るぞと意気揚々と港のゲートを通ろうとしたら、お尻の逞しい女性係官二名がとおせんぼ。
ノンノンノン!
ロシア語がわからず、途方に暮れるボクらです。
英語が通じないので、というよりボクの訴えを聞こうともしないので、一切事情がわかりません。
こういうとき、怒ってはいけません。
笑顔で川の流れに身をまかせましょう。

けっこう毛だらけな雨のなか、森をぶった切った一本道を突き抜け、比較的都会なユジノサハリンスクまで初ドライブ。
コンコルドの勢いで走り去るBMW氏。

港同様、ホテルのレセプションもロシア語オンリーです。
お陰様で、なかなか部屋がとれません。
マグロで稼いでいるとかいうニコライに通訳してもらい、三軒目のホテルでベッドを確保。
まだ19時だというのに、スーパーマーケットは閉店(いま思うと時差だったわけです)。
車の窓を全部覆って中を見えなくし、ルーフキャリアのタイヤをブルーシートで隠して就寝。

明日は、ポケットWi-FiのSIMカード探しです。

ネットに繋げっていなくても使える地図アプリ「MAPS. ME」が、さっそく役に立っています。
ボクらが一ミリも道に迷わず、ホテルにたどり着きましたから、ありえないほど優秀なアプリです。

空港使用料400円×ふたり=800円
フェリー代25,000円×ふたり=50,000円
車代28,000円
通関手数料含む18,160円

posted by 44と書いてyoshiと読みます。

  • 朝→ コンビニ:カップ麺/Yukoはサンドイッチ
  • 昼→ フェリーの幕の内弁当
  • 夜→ 稚内で買ったコンビニのおにぎり

未分類 ヨーロッパ 国、地域別 ロシア サハリン

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雨の樺太でSIMカードを購入。仕事に精出す。
ユジノサハリンスク二泊目/ロシア150819

  • オリエンタルホテル(3,500ルーブル/6,617円)
  • Internet@ ホテルの無料Wi-Fi

ロシア全土で使えるSIMカードを求めて、MTCショップへ。
モデル以外の職業に就きようがないほどスレンダーな美人店員を尻目に、普通の男性店員から24GBのSIMカードを購入。
お代は、1700ルーブル(3,211円/200ルーブルはカード代)です。
その場で、A5君が寄贈してくれたポケットWi-Fiにセット。
一発で性交できるとは思っていませんでしたが、案の定インターネットに接続できず。
MTCショップのカウンターに立て篭って、二時間。
ちらちらと美人店員を視姦しつつ四十八手を尽くしましたが、ネットに繋がりません。
ホテルのチェックアウト時間が迫ってきたので、坊主頭の後ろ髪をひかれながらも退散しました。
ホテルのレセプションで、おせっかいな従業員青年とSIMカードを差したり抜いたりと悪戦苦闘したところで、SonyのXperia(A5くんスポンサード)がネットに接続!
取り急ぎ一安心です。
テザリングもできたので、ふた安心。
その後、特に何も新しいラーゲは試していないのに、どういうわけかポケットWi-Fiにも繋がりました。
理屈はわかりませんが、これでさん安心です。
なんにしろA5くん、深く感謝しております。

昼間にひとり夜にひとり、若い女性に声をかけられました。
煙草をくれと言っているのか、何かを売りたいのか、時間を訊いているのか、それがロシア語であることすらもわかりません。
ただふたりとも、夢に出そうなくらい美人だったです。
サハリンの美人は、レベルが違います。

午後から夜中まで、背中を丸めて仕事。
樺太は雨です。

明日は北上します。

posted by 44と書いてyoshiと読みます。

  • 朝→ 食べませんでした
  • 昼→ カップラーメン/Yukoはパン
  • 夜→ スーパーマーケットのお惣菜(628ルーブル/1,186円)

ヨーロッパ 国、地域別 ロシア サハリン

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お便り

  • おおお!!!

    ロシアに、ついに到着されたのですね?!
    お気をつけて楽しんで下さい!

    どこかで合流させていただきます!!!!!

  • へへへ
    サハリンでございます。

    そういえばね、台湾で美味しい牛肉麺の食堂を見つけたんだよ。
    今度、案内するね。

  • Yukoさん、44さん

    出発したんだね~
    ロシア記事楽しみにしております^^

    私達は来月から北の韓国全土へ旅へ行ってきます。

  • ごきだんさん、いいね韓国。
    でも飯美味いから、太るね〜
    ロシアはろくなものなさそうなので、痩せちゃいます!

  • つながりましたか。
    24GBという普通では考えにくい売り方をしているんですねロシアは。
    さすがというか、なんというか(;^^

  • 「ふらて」にボトル入れといたぜ。元気でな。しかしまあ、ソビエトとは。

  • A5くんのおかげで、人生Wi-Fi化してます。
    助かりました!

  • いたるさま、ボトル、ありがとうございます。
    ロシア語だと、すぱしーぱ!
    全然通じませんけど。。。

軽自動車でサハリンを北上してみた。
ユジノサハリンスク→ティモフスク/ロシア三泊目150820

  • ホテルの駐車場
  • 本日の走行距離 522(562)キロ
  • Internet@ ポケットWi-Fi(24GB/1700ルーブル/3,211円)

トイレに貼り紙が、
「紙を流してはいけません」
もう遅い。。。

次、いつシャワーにお目にかかれるかわからないので、シワの奥の奥にまで石けんを塗りたくって、丹念にシャワーを浴びました。
野宿はしませんが、ロシアでは基本的にスタヤンカと呼ばれる有料駐車場に泊まります。

今日も雨。
午前10時18分、スタート。
旧日本軍の敷いた軍用道路を走り始めて一時間後、小さな村のスーパーマーケットの前で休憩。
さりげなくパトカーに横付けされました。
警察官が、窓越しに何か言っています。
なにも悪いことはしていませんと、堂々とパスポートと車の書類を見せます。
後ろを指差していつまでもぐだぐだ言っているのですが、そのぐだぐだのなかに英語が少し混ざってました。
「DON’T STOP!」
駐停車禁止区域でした!
ご免!

小雨、豪雨、普通の雨。

右手に太平洋。左手はサハリン鉄道の線路。

右手に太平洋。左手はサハリン鉄道の線路。

健康的な雑草に覆われた、憐れな墓たち。
世界遺産に登録されそうな、傾いた木造家屋たち。

コンクリートの廃墟たち。

コンクリートの廃墟も少なくない。

ストリートアートが描かれていないのは、たぶんペンキを買うお金がないんだね、ロシアの若者。
打ち寄せる波に向かう、命知らずの釣り人。

昼は、車の中でご飯が炊ける炊飯器「タケルくん」。

炊きあがったご飯は少々柔らかめ。

炊きあがったご飯は少々柔らかめ。

水につけ過ぎたからかもしれません。
ドンマイです。

ちゃこ隊長からもらった「ご飯ですよ」とピクルスがおかずです。

ちゃこ隊長からもらった「ご飯ですよ」とピクルスがおかずです。

カフェという名の祖末な食堂で、ピロシキらしきパイ包みとボルシチと卵焼きを食べた後、隣の席のおじさんがこちらを見てはニヤニヤ笑っているので、声をかけました。
「おじさん、この町でスタヤンカ(有料駐車場)知らない? 駐車場で寝たいんだけど」
どっからみても日本人にしか見えない顔をしたおじさんが、
「この町にはないね。隣に行けばホテルがあるけれど」
「ホテルは高いから泊まりたくないのよ」
「じゃぁ、キャンピングはどうだい?」
「キャンピングならいいね〜。案内してくれる?」
といった感じの会話がなされたと思うのですが、なんせ先方の言葉の9割はロシア語。
ホテルとキャンピングぐらいしか英語がなかったので、自分でもナニを話していたのか、よくわかりません。
ものすごく心もとないながらも、誘拐される覚悟でおじさんの車に付いて行きました。
全部未舗装のダート道。
小石あり、砂あり、穴あり、人生ありの136km、約二時間半。
精も根も尽き果てたころ、ティモフスクという町のホテルに案内されました。
「おじさん、これってキャンピングじゃないじゃん。ホテルじゃん」
「ホテルじゃないと、トイレがないだろ」
「トイレはいいのよ」
「よくはないだろ、トイレはいるだろ」
的な会話がなされたと思うのですが、おじさん半分怒っているし、よくわかりません。
とにかく丁寧にお礼を言って、固い握手をかわし、サービスにハグまでしておじさんと別れ、雑居ビルの横の駐車場で寝ました。
トイレについては、質問しないでください。
もう真っ暗なのです。

そういえばおじさん、「この車で北端のオハまで行くの? 馬鹿なの?」って、鼻で笑ってました。
無理ですかね?

北緯51度の深夜。
駐車場は、なぜか子どもの声でうるさかったりするのです。

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  • 朝→ パン、ジャム、ピクルス、夕べの残り
  • 昼→ 自炊:タケルくんで炊いたご飯とご飯ですよとピクルス
  • 夜→ カフェ:ボルシチ、ピロシキみたいのと卵焼き(251ルーブル)

ヨーロッパ 国、地域別 ロシア サハリン

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サハリン最北端の町に着いた。
ティモフスク→オハ/ロシア四泊目150821

  • スタヤンカ(有料駐車場/130ルーブル)
  • 本日の走行距離 392(954)キロ
  • Internet@ ポケットWi-Fi(24GB/1700ルーブル/3,211円)

駐車場で泊まると宿泊代がかからなくて家計簿的に助かるのですが、やっぱりトイレがないと、文字通り“不便”です。
座布団一枚。

今日は、サハリンの最北端オハの町を目指します。

ノグリキ駅にトイレを発見。
涙が滲むほど、嬉しかったです。

ノグリキの駅舎。サハリン鉄道の終着駅です。ちなみに宮沢賢治はサハリン鉄道に乗って、銀河鉄道の夜を思いついたそうです。そうは見えませんが、由緒正しい駅なのです。

ノグリキの駅舎。サハリン鉄道の終着駅です。ちなみに宮沢賢治はサハリン鉄道に乗って、銀河鉄道の夜を思いついたそうです。そうは見えませんが、由緒正しい駅なのです。

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あまりにもしょぼい鉄橋。 おばちゃんが釣りしてました。 ときどき人里離れた森の中を歩く人がいまして、ウォーカーにしか見えません。

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こういう締まった道は、案外ガタガタがひどい。

27キロ走ったところで、森がぐっと低くなりました。
もう森林限界かと偉そうに解説していたら、のちに背の高い森が復活。
サハリンの森は、まだまだ延々と続きます。

 

サハリン最北端の町オハに到着。
悲しみを暖炉で燃やしているような、ナニもない町です。

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原子力発電所かと思いきや、天然ガス焚きでした。

カフェで晩飯を食べてその駐車場で寝る作戦を立てていたのですが、カフェを見つけられず。
町外れの狂気の館風の一角に、スタヤンカと呼ばれる有料駐車場(130ルーブル)を発見。

今宵の宿は、工場跡の廃墟。

今宵の宿は、工場跡の廃墟。

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この中で寝ます。一泊130ルーブル(229円)。

ご主人さんが世話好きのおじさんでして、いらないって言っているのに、タンクに水をいっぱいくれました。
20リットルタンクだから、重くて車まで持ち帰れないじゃないですか!

スーパーマーケットで晩飯を買って帰ったら、この暗さ。この先に、廃墟の駐車場です。

スーパーマーケットで晩飯を買って帰ったら、この暗さ。この先に、廃墟の駐車場です。

明日はさらに北までドライブします。

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  • 朝→ 自炊:パン、ジャム、ピクルス、バナナ
  • 昼→ 自炊:タケルくんで炊いたご飯と魚の缶詰、ピクルス
  • 夜→ 自炊:パン、チーズ、サラミ、パテ、ピクルス、珈琲一杯

ヨーロッパ ロシア サハリン

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サハリンの道路の最北端まで走ってみた。
オハ→バン(と発音するかどうかはわからない)/ロシア五泊目150822

  • 食料品店の駐車場
  • 本日の走行距離 317キロ
  • Internet@ ポケットWi-Fi(24GB/1700ルーブル/3,211円)

工場跡地の廃墟に泊まっているわけですから、トイレは期待できません。
案の定、板張りの掘建て小屋でした。
床に穴があるだけ。
穴が丸いだけでも喜ぶべきです。
隙間だらけの壁が臭気をとっぱらってくれるのが、嬉しいかぎりです。
深呼吸したら臭かったけど。
見渡した感じ、浄化槽があるように見えず、バキュームカーが訪れるとも思えず、やがてブツで満杯になったらどうするのでしょうか……。
そんなことを考えながら、前向きで構えるか、後ろ向きで構えるか、切実に悩みます。

今日の予定です。
これ以上北へ向かっても村すらありませんが、道の先っぽを確かめるべく、いたずらに北上します。
道の端はどうなっているのでしょう。
どんな風に途切れているのでしょうか。

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もちろん未舗装です。

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サハリン名物の廃墟。腐るほど土地があるので、わざわざ壊すことないようです。

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道路の真ん中に放置された車。サハリンでは、この車高の高い車をよく見かけます。ハンドルが重そうです。

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どこまで北上しても森。

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砂だらけの道。スピードを出すと、よく滑ります。一回くらいは、死ぬかと思いました。

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森の奥は、森。そのまた奥も森。もりもりと森。

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どこまでも道は続きます。

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サハリンの北の北、道路の最北端は、採石場でした。 道が終わっていると言えば終わっているけれど、続いていると言えば続いています。以上、ボクらの探検はここまで。

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ここまで来れて、何も得ることはありませんでしたが満足です。

photo 4

道が海まで続いていないのが、残念です。

サハリン島は、南北948km。意外に長いです。

サハリン島は、南北948km。意外に長いです。

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今夜の寝床は、食品店の駐車場。写真に写っていませんが、トイレがあります。犬が見張ってくれています。

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ボクらの車の番犬。

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食品店の隣の家。サハリンの家は、こんな感じの木造家屋をよく見かけます。

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食品店のおばさん。ちょっとあんた写真を撮らせてよ。そんな感じでスマフォを構えてました。

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食品店のおばさん。ボクらの車が珍しくてしかたがないようです。

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よく日本車が通り過ぎます。

夜、車の中でくつろいでいたら、酔っぱらいに襲撃されました。

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ウォッカを飲めと言われたけれど、旦那ぁ、勘弁してください。

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この人は、農夫。

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煙草は吸いません。 三人とも立派な酔っぱらいでしたが、車を運転してご帰宅。

posted by 44と書いてyoshiと読みます。

  • 朝→ 食べない
  • 昼→ クラッカーとパテ、リンゴ、ピクルス
  • 夜→ 自炊:「タケルくん」で炊いたご飯。蟹味噌風味のパテの缶詰。昨夜の残りの缶詰。ピクルス

ヨーロッパ 国、地域別 ロシア サハリン

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