シャワーを浴びない歴、三日目です。
靴下の匂いに、甘さが加わってきました。
発酵しています。
今日のルートは、ディンボチェ(Dingboche/標高4,410m)から、ロブチェ(Lobuche/標高4,910m)です↓
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室温マイナス七度。
油断すると死ねます。
便座が氷のように冷たくて、座るとブツが引っ込み、何してるんだっけっていうレベルです。
窓に石のような霜。
歩き始めは、元気です↓
だんだん白い雲が、出て来ました↓
フランス人のレジッサを抜いたり、抜かれたり。
白いガスに包まれて、不安に怯えたり、霧が晴れたり。
顔がぎゅっと引き締まるほど、空気が冷たいです。
毛穴を刺激する氷点下のブラウン運動が、シベロンブロックされる感じと言えばわかっていただけるでしょうか。
マスクをしたら、自分の呼吸で暖かい。
「マスク最強!」って喜んでたら、速攻でマスクが吐息で濡れてしまい、鼻の下が凍結の危機。
マスクの命は短いのです。
ペットボトルの水が、音もなくひっそりと凍り始めました。
前方は、ただただ白いだけ↓
休憩してても無言↓
ルクラの宿で出会った韓国人の青年とすれ違いました。
彼のお父様は、元Jリーガーだそうです。
登り坂で飴をしゃぶるのと辛い、と知りました。
13時、ゴラクシェプ(Gorak Shep/標高5,140m)に到着。
今日の宿↓
二階のサンルームは陽が出てると暖かいけど、隙間風は半端無く冷たいです。
気密性ゼロの安普請ルームでした。
森林限界を越え、薪が手に入らないので、家畜のゾッキョやヤクの糞を燃やしてます↓
卵焼きがたったの二個で、390ルピー(375円)もする世の中になってきました。
他の宿で食事をしたら、罰金2,000ルピー(1,924円)です。
世知辛い世の中です。
恐ろしいことに、雪が降って来ました。
posted by 44と書いてyoshiと読みます。
- 朝→ トマトスープヌードル。祐子はRaraヌードル
- 昼→ 覚えてません
- 夜→ マカロニ。祐子は焼きそば