-ロブチェ-

シャワーを浴びない歴、二日目です。
以降、ずーっとシャワーがありません。
頭、洗えません。
洗濯もできないので、靴下もパンツも替えません。
お股、臭いんじゃないかと思われます。
足は、そうとうにいい感じに発酵してきました。
けど、鼻血が出るほど乾燥しているので、思ったほど気になりません。
意外にイケマス!
ほとんどのネパール人の頭は、寝癖がパンク状に固まってて、イケテマセン。
 
今日は高度順応のため、近所を散歩しました。
これがまた、けっこう辛かったです。
ディンボチェに連泊します。
 
室温1.7度。
すべての関節に余計な力が入るほど、寒いです。
祐子の名前を呼ぶだけで、歯茎から血が出そうです。
枕元のペットボトルの水が、ギンギンに凍ってました。
トイレの水が凍ってて、用を足したあと流せません。
便器はよそ様のブツで、詰まってます。
神様!
 
水が冷たすぎて、暢気に顔なんか洗えません。
目やにを皮膚に埋め込むようにして、日焼け止めクリームを塗りました。
 
遊びで、酸素計で計ったら、ボクは89。
祐子は82。
ボクらは、幸いなことに正常値でした。
その横で、フランス人の女性が、高山病で引き返しました。
ここはもう、「神々のいただき」レベルなのです。
 
注意深く、深呼吸して歩きます。
二回吸って二回吐く。
スッスッ、ハッハッ。
このリズムが崩れると、20くらいライフが減った気がします。
両足でいっぺんに歩き出すほど、身体能力が麻痺します。
 
左手にローツェ、ピーク38、アイランドピーク↓
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積み上げられた石の下にいるのは、ガイドのラマさんと祐子↓
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地球を歩いてる感がたまりません↓
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地球って大地なのです↓
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ボクの背中も逞しく見えるってもんです↓
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この辺まで来ると、発電所なんてありません。
電気は、屋根の上のソーラーパネルからとってます。
パネル一枚は、中国製だと1万円くらいです。
安いけど、壊れても保証はありません。
日中に蓄電して、夜四時間くらい電気が付きます。
カメラなんかのバッテリーの充電は、300ルピー(288円)もかかります。
コンセントはとても貴重なので、棚の中に大事に隠されてます。
 
宿の娘さんよ、ヤクの糞をストーブに突っ込んだ手で、ヤカンの口を触らないでクダサイな。
甲高い声を出す働き者の娘さんは、16歳。
 
高度順応のため登った山は、4,900メートルくらいで断念。
頂上まで、あとちょっとだったんですけどね。
苦しいし、寒いし。
風が、遠慮容赦なく強いし。
名前も知らない山だし。
征服欲ないし。
人は、どうして山なんか登るんですかね。
何が楽しいのか、わっぱりわかりません。
意味不明です。
 
洗濯物を頼んだら、凍って帰って来ました。
着たら死ぬがな。

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  • 朝→ トマトスープに卵。祐子はリンゴパンケーキ
  • 昼→ 忘れました
  • 夜→ 忘れました

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シャワーを浴びない歴、五日目。
全員、寝癖頭全開です。
ま、ボクは坊主なので、いつもと同じヘアースタイルです。
靴下が、けっこうヤバいです。
経験したことのない、新しい芳香剤になってきました。
 
今日のルートは、ゴラクシェプ(Gorak Shep/標高5,140m)から、カラパタール山(5,550メートル)に登って、ディンボチェ(Dingboche/標高4,410m)へ↓

より大きな地図で エベレスト・ベースキャンプへの道 を表示
気温マイナス14度。
寒いというか、むしろ痛い。
今日は酔狂にも、カラパタールの5,550mに挑戦しました。
風で、鼻がもげそうです。
体感温度は、マイナス30度ですから(根拠のない個人的推定です)!
足の指先も、もげそうです。
自慢じゃありませんが、ボクの靴は夏用なので、ところどころにメッシュが入ってます。
冬のエベレストで、通気性バツグン!
威張れません。
 
寒さでカメラの充電が切れるので、電池を握りしめて登ってます。
 
足はたいして疲れてないけど、気力がゼロ。
一度立ち止まると、脳から足へ命令が届かなくなり、足が動きません。
一歩が踏み出せない。
粗い呼吸だけ。
ズーハーズーハー。
無気力ながらも自暴自棄になったころ、なんとか登りきりました↓
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絶景を楽しむ余裕なし↓
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鼻をかんだら、鼻水の半分くらいはティッシュからはみ出て、手にかかってました。
ごくあたりまえの単純な動作が、出来なくなってます。
この鼻水をどう処理したらいいのか、頭が凍っていてよくわかりません。
  
タルチョがたなびく↓
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ポーズをとるというより、固まってます↓
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東京にいたときと同じ服装で挑むと言ってましたが、今日は洒落にならないほど寒いので、ジャケットを着てます。
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10時半に下山し始めて、12時半ロブチェ着。
休憩。
五十分後、Thukla。
一時間20分後の16時、ディンボチェ(Dingboche/標高4,410m)着。
 
i-Pod Touchの充電が切れないよう、寝袋に入れて寝てます。

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  • 朝→ フレンチフライと卵焼き。祐子はパンケーキとピーナッツバター
  • 昼→ 覚えてません
  • 夜→ チャーハン。祐子は芋ツナ

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シャワーを浴びない歴、六日目。
頭を洗いたいとか、そういうことを考えない。
頭は痒いかもしれないし、痒くないかもしれない。
寝癖がひどいかもしれないけど、坊主だからたいしたことない。
髪の毛について考えてはいけない、と考える。
頭の存在を忘れる。
眉毛から上はないものだと、意識しないように意識する。
でないと、生きていくのが辛いです。
意外に気にならないのが、お股。
たぶん大丈夫。
たぶんイケル。
 
今日のルートは、ディンボチェ(Dinboche/標高4,410m)からチュクン(Chhukhung/標高4,730m)へ散歩して、オーショ(Orsho/標高4,000m)↓

より大きな地図で エベレスト・ベースキャンプへの道 を表示
室温マイナス三度。
トレッキングの初日から、同じタイツを穿き続けてます。
寝るときも脱ぎません。
寝る前に脱いだジャケットとズボンは、寝袋の下に敷いて暖めます。
お陰様で、消防隊員のように着替えが早いです。
 
控えのパンツはあるのだけれども、なぜか同じものを穿き続けてます。
意味のない、男の意地です。
 
ちゃこちゃんと祐子が、シブトンジュースなるものを飲んでます。
オンコの実だと言ってますが、ググっても出て来ません。
 
トイレの水が凍るので、ブツを流すことができず、便器は一夜にして残念です。
便座が低いので、西洋人には辛かろうと思われます。
 
チュクン(Chhukung/標高4,730m)へ散歩。
天気がいいので、余裕のボクら↓
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8時に出発して、10時半着。
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陽射しよし。
大地は石でできている。
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凍った小川をいくつも超える。
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今晩の宿↓
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一時間40分で、Lodgeへ戻りました。
今後は、高山病の薬「ダイアモックス」は、飲みません。
 
皆さんにお話を伺えば、シャルパと言えども、単身赴任だそうです。
田舎の子供は、五歳で親元を離れて寄宿舎生活に入ります。
そんなんで親子の絆とか、あるんでしょうか。
 
最近流行のソーラーパネル↓
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中国製は、パネル一枚一万円。
チベットから売りに来ます。
安いけど、一切の保証なしです。
電力的には、いくつかの薄暗い照明が四時間くらい点きます。
ボクらは八時には寝るので、それで問題ないです。
 
シェルパの運賃ですが、ルクラからナムチェまで、卵を13個運ぶと400ルピー(384円)。
普通の荷物だと、1 kgにつき35ルピー(33円)。
ナムチェからテンゴチェまでは、1kgにつき30ルピー(28円)。
カトマンズからルクラまでの飛行機の送料は、1kgにつき110ルピー(105円)。
ジリからセンボチェまでの飛行機は、1kgにつき120ルピー(115円)。
 
15時10分、オーショ(Orsho/標高4,000m)着。
チャコちゃんから借りた、帚木蓬生の「水神」を読んで、枕を濡らしてます。
足ることを知るものは、富めり。

posted by 44と書いてyoshiと読みます。

  • 朝→ フレンチフライと卵。祐子はミックスヌードル
  • 昼→ チーズオムレツ/Raraヌードルスープ
  • 夜→ 覚えてません

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