ユーラシア大陸へ渡るフェリーは、乗るのもワニノ市内に出るのも、意外と難しいです。

フェリー会社のオフィスは、

GoogleMapに47.0456, 142.04247と入力すると表示されます。
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写真真ん中の入口です。 二階の左手が窓口です。

窓口の女性に笑顔で挨拶したあと、一枚の絵を渡しました。

本職がデザイナーですからね、この程度の絵は描けます。

本職がデザイナーですからね、この程度の絵は描けます。

人間がふたり、車を一台描いた絵会話です。
車には、全長3.4メートルと記入します。
言葉を使わないので、スムーズに手続きが進みました。
フェリーはほぼ毎日、時により二日に一回出航する曖昧な定期便です。
パスポートと車の書類を提出し、クレジットカードで決済(現金でも可)。
料金明細はわかりませんでしたが、全額で17,291ルーブル(32,275円)。
領収書と予約証のような用紙を受け取り、翌朝8時に来いと言われます。

翌朝8時。
9時に出直して来いと言われました。
そして一時間後。
昨日受け取った書類を提出し、新しい書類10枚くらいに、二十カ所くらいサインをさせられ、三枚の用紙を受け取ります。

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書類を手にして、一度外へ出ます。
五メートルくらい右手にある別の入口に入り、左手にある窓口に先ほどの書類とパスポートを提出。
新しい捺印をしてもらい、手続き終了。
外で待てと言われます。
んで、待つこと七時間。
車のなかで昼飯と昼寝。
隣のカップルから、トマトとキュウリとゆで卵を頂きました。
ロシア人、優しいです。
16時半ごろになって、ようやく車をフェリーに積みます。
桟橋でしばらく待たされ、フェリーに乗り込んでさらに待たされ、出航したのは18時過ぎ。
たかだかフェリーに乗るだけなのに、一日仕事です。
小さな仕事をみんなで長く楽しむ、これが社会主義的仕事術です。
乗船するときに、夕食のチケットを貰います。

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乗船用紙を係員に渡すと、個室まで案内してくれました。
シーツや枕カバー等は、それらしき係員に乗船用紙を見せないと貰えません。

夕食時間は、カフェで好きな時間に食べられます。

部屋にコンセントはありません。
パブリックトイレの洗面所にありますが、朝鮮系の人たちと取り合いです。

ワニノ到着は、17時間後。
時速16kmの鈍行です。

乗船用紙の三枚は、ワニノで必要です。
失くすと港から出られません。
港に到着後、船から車を下ろし、古い建物に出向いて書類を提出します(必死でロシア人のアレクサンダーを尾行しました)。
わら半紙のような小さめの書類を三枚ほど貰い、港内を五分ほどドライブした出口で(アレクサンダーを尾行)、パスポートとともに提出します。
ここで簡単な車のチェックを受け、始めてワニノ市内へ出られるのです。

書類が一枚でも欠けると、二度と浮き世に出られないでしょう。
港の出口で追い返されてた親子がいましたもん。

posted by 44と書いてyoshiと読みます。 | Aug 30, 2015

旅々、悶々。 Column ヨーロッパ 国、地域別 ロシア サハリン ハバロフスク地方

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