フィリピンにて、英語留学中。
やる気満々ですが、四連休中。
昼飯は、久しぶりに外出しました。
米軍の捨てていったジープを改良したバス「ジプニー」を乗り継いで、この辺で一番大きいショッピングモール「マーキーモール」へ。
車内で、対面に座ってた子どもに物乞いされました。
手の甲で人様の膝をぺちんぺちん叩きながら、偉そうにマネーマネー!
物乞いしているわりには、お願いします、お金ください、といった、人様のものを無償でいただく動物としてしごく当たり前のへりくだった感が一切なく、逆にさっさと金出せよとカツアゲしている高校生のように態度が大きいです。
なにはともあれBaby、人の膝をぺちんぺちん叩くのは、止めてください。
それからあれです、君の隣にいる弟なんだけど、マンゴー食って汚れた手をシートで拭うのは、止めさせてください。
隣に座っているお母さんは、素知らぬ顔で授乳中。
昼飯を食った食堂でクレジットカードを使ったら、四枚の用紙にサインさせられました。
チキン食ってサイン四回は、ちょっと多くないですかね。

祐子がパソコンショップで、ワイヤレスマウスを買ったら、たった878円(450ペソ)だったのだけれども、三枚の用紙にサインさせられ、あまつさえ住所まで書かされました。
たかがマウスで、住所はいらんでしょ。
ちなみにこのマウス、パッケージのどこにもメーカー名がありませんでした。
メーカー名を載せないっていうのも、ある意味立派な企業姿勢じゃないでしょうか。
嘘をつかないが、名乗りもしない。
中国製です。
帰りのジプニーの運転手は、運転する前に十字を切ります。
野蛮なお顔立ちですが、敬虔なクリスチャンなんです。
教会を横切るときにも、十字を切ってました。
帰宅して仕事。
晩飯は、ファミリーレストランみたいな「CHIC-BOY」。

店内はこんな感じ↓

フィリピンのレストランって、ナイフが出て来ません。
なぜかナイフとスプーンです。
この組み合わせでどうやって食うの、と近所を見渡したら、隣の女の子がスプーンで肉を切ってました。
スプーンで固い豚肉を切るのは、けっこう難しいです。

フィリピンの今後の発展は、ナイフの導入にかかっていると言っても過言です。
翌日先生に、フィリピンってレストランにナイフがないよね、と言ったら、五つ星ならナイフもある、と威張ってました。
行ったことあるの?
とは訊きません。
食べ難くないの?
家では、手で食べるから別に...
そんなフィリピンです。
posted by yoshi