ブータンへ飛びました。
ヒマラヤ山脈は、胸熱でした。

費用の打ち明けです。
飛行機(ひとり)カトマンズ→パロ(ブータン)US$458(37,775円)
一日の滞在費(ひとり)US$220(18,145円)
※公定料金はUS$250だけど、カップルだったりすると多少割り引きがあるみたいです。
ビザUS$30(2,474円)
ホテル、食費、ツアー等すべて込み込みです。
三泊した合計は、
ひとりUS$1,368(112,832円)

空港に迎えに来てくれたボクらのガイドは、ナンギュル君。

27歳、独身。
ガイドは、基本的に伝統的な衣装を着ています。
白い袖は取り外して洗濯できます。
彼は、ボクらの百倍英語を話せます。
ブータンでは学校の授業が英語なので、理論上国民皆ネイティブスピーカーです。
英語学校があれば我ら日本人が押し寄せてあげるのに、と思ったのですが、西洋かぶれした人間には来て欲しくないんですよね。
ブータンは、アジアの一員だというのに、街にも道路にもゴミが落ちていません。
住宅街の奥の奥の下水道には、カラフルなゴミが汚らしく詰まってたけど、目につく所にはゴミはないです。
素晴らしい!
広告看板が、ぜんぜんありません。
これもまた、素晴らしい!
禁煙国家です。
タバコを吸うのは旅行者だけです。
よくお店の軒先に、ここでタバコを吸うな!と張り紙があります。
信号がひとつもありません。
以前一度だけ信号を設置したら、かえって事故が増えたので、すぐに撤去したそうです。
撤退する勇気。その潔さが素敵です。
きれいな川が流れてたけど、釣りは禁止です。
仏教徒は、殺生はしないのです!
と、ナンギョル君が胸を張って言いました。
魚を食べないの?
って訊いたら、
もちろん食べます!
殺さないけど、食うのです!
美人が多いです。
インド人のようにクドくなくて、アジア人ののっぺりさがない、ほどよくブレンドされた顔は、ボクの好みです。
ハンサム王子が有名ですが、彼以上のイケメンがいくらでもいます。
無駄にハンサムが多いです。
牛が、あちらこちらでふらふらして、牛糞を残してます。
綱吉が喜びそうなくらい犬がいて、なぜかときどき老人を追いかけてました。
首都は、建築ラッシュです。
マンションを建てまくってます。
ナンギョル君、君もいつかマンションを買うの?
「あんなもの買ったら、死ぬまで一生懸命働かなきゃならないから、いらないです」
なるほどね。
ブータンで一番人気のスポーツ、アーチェリー。

的は、145メートル先です。
ちなみにオリンピックは約半分の70メートルです。
ブータンの選手が、「的が近すぎて当たらなかった」と答えたそうですが、今ボクらの前でもほとんど当たってません。
対戦相手が的を外すと、馬鹿にして踊ります。

わりと失礼な伝統競技です。
国会議事堂。
キングの家は庶民的です、とガイドが誇らしげに言うのですが、広大な庭に囲まれていて、とてもそうは思えず。
残念ながら、写真撮影禁止でした。
夕方、メインストリートを散歩。
Wi-Fiは、無制限でUS$7。
ローカルビール「DRUK11000」で乾杯。
レセプションに「風呂の栓がないよ」って言ったら、
「もともとないんだよね〜」
嘘だろ、それ。
じゃ、どうやって風呂に入ればいいの?
「え〜と...」
目を泳がせてます。
他の部屋にあるんじゃない? 探して来てよ。
10分後に、他の部屋にありました!って、汗をかきかき、栓を持って来てくれました。
ブータンは、そんな感じの素直なサービス精神です。
栓係の青年↓

posted by yoshi