-中東-

国境越えの備忘録です。
トルクメニスタンのアシガバードから、イランのマシュハドへ入ります。
下の地図の74番から75番です。

 

アシガバードから十数キロで国境ゲート。
徒歩なら、ここでバスに乗り換え。
30kmのコペトダグ山脈越え。

トルクメニスタンの手続きは、持ち金検査なし。
貴重品と書類の付けあわせなし。
HDやパソコンのデータを見られることもなし。
荷物検査なしのないない尽くしだけど、運が良かっただけかも。
所用一時間。

イランの入国は、書類を一枚書いて、指紋を取られ、カルネに印をもらうだけ。
賄賂を要求しそうな気配もない、荷物検査なし。
カルネの担当者が記帳していた台帳は、テーブルより大きかった!
簡単。

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旅々、悶々。 Column アジア 国、地域別 中央アジア トルクメニスタン 中東 イラン

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山脈の峠に国境事務所がある。
アシガバード→マシュハド/イラン160127

  • Vali's Homestay(一泊25US$)
  • Internet@ 宿の無料Wi-Fi

今日は国境越え、イランに入ります。
革命とか、ホメイニ師とか、イスラム教とか、原理主義とか、核査察拒否とか、経済制裁とか、イラクに名前が似てるとか、いろいろ生臭いイランです。

植林。

トルクメンバシ大統領の指示した植林…、ですかね。よくわかりませんが、砂漠緑地化計画が進んでいるようです。砂漠が森になると、生態系はどう変わるのでしょう。

 

山裾の国境ゲート。
若い兵士にパスポートを提示し、名前を控えられ、門をくぐります。
ここから聞いたこともない名前のコペトダグ山脈を30kmほどドライブすると国境です。
今の時期、こんなところを車で越える奇特な人はボクらだけのようで、車一台走っていません。
吹雪。
ワイパーが効かなくなり、先行き不透明な山越え。

雪景色のトルクメニスタン国境事務所に到着。
若い兵士にミスターミスターと愛想よく呼ばれて、足元に気をつけてください滑りますからと腕を取られ、すっかりじいさん扱い。
写真データも持ち金も荷物もナニひとつ調べられることなく、あっさり開放されました。
緩衝地帯は一ミリもなく、祖末なゲートの先に、いきなりイラン国境事務所。
ひどく簡単な書類をいい加減に書き、指紋をきっちり取られ、イリーさんというカルネ担当者が行方不明だったりしましたが、滞りなくカルネに印とサインを頂戴し、想定外の出費もなく入国。
イランは、意外にシステマチックです。
小さな商店で、トルクメニスタンのお金を両替え。
アザーンが鳴り響く。

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もはや文字にすら見えないペルシャ語。右側通行なのか左側通行なのかすら、わからず。対向車が来るまで、センターを走る。

 

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ペルシャ絨毯のような山肌。

クチャンの街から信号のないハイウェイを一直線。
制限速度110km、大型トラックが爆走。
二車線を三台の車が並び、三車線なら五台くらいが平行して走る、不思議なイランの交通事情。

 

夕方、イスラム教シーア派の聖地マシュハド着。
若かりし頃はロンドンに留学していたエリートイラン人、数カ国語を操るValiさんが経営する「Vali’s Homestay」にチェックイン。
所狭しと絨毯が祀られたリビング兼ドミトリー部屋。
毛布はあまり取り替えない主義なのか、ベッドはどれもたった今誰かが起きたような気配。
Valiさんの本職は絨毯屋さんなので、絨毯を売りつけられないよう警戒しつつもValiさんに案内を請い、SIMカード(450,000リアル/1,776円/30日間5GBプラン)を購入。
近所で米ドルを両替えしたら、100US$が362万リアル。
為替アプリだと、たぶん公式レートで301万リアル。
差額が61万リアルなので2oUS$も得した気分ですが、イランって闇両替えすると「死刑!(seek the death penalty)」と脅していたんじゃなかったんですかね。

 

「BIG BOY」というアメリカ資本のファーストフードで晩飯。
経済制裁しておきながら稼いでたアメリカ人がいるのか、革命で接収されたのか。

自分でトッピングを詰めるSubway方式ハンドウィッチなんですが、Valiさん詰め過ぎです。 山盛り過ぎて、恥ずかしいです。

自分でトッピングを詰めるSubway方式のサンドウィッチ。Valiさんの真似をして、恥ずかしいほどにトッピングを山盛り。パンが巻けませんがね。

 

 

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  • 朝→ HOTELの朝食
  • 昼→ パン、バナナ、ウェハース、チョコレート
  • 夜→ 外食:BIG BOY(50,000リアル/197円)

国、地域別 中東 イラン マシュハド

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インターネット検閲に引っかかる。
マシュハド二泊目/イラン160128

  • Vali's Homestay(一泊25US$)
  • Internet@ 宿の無料Wi-Fi

インターネット規制のあるイランにいます。
ジャニー喜多川氏の写真を見ようとしたら、

ジャニー喜多川氏の写真を見ようとしたら、検閲にひっかかりました。

検閲にひっかかりました。彼のご本尊は、イスラム的にはよくないのでしょうか?

 

「翻訳しますか?」と訊くので、お願いしたら

んで、「翻訳しますか?」と訊くので、お願いしたら

 

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「翻訳できませんでした」。出来ないなら訊くなよ。

 

宿のオーナーValiさんと、マシュハドで一番大きなマーケッド「バザール・レザー」へ。
創業40年、全長700mもある細長いビルディングで、小さなお店が礼儀正しく並んだ市場です。
Jaboo」のアクセサリー用に、トルコ石を探します。

 

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木の棒にトルコ石を接着して、研磨します。

 

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商談するYuko。

 

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バザール内の茶屋。写真は、アーバグーシュトと言われる料理だと思うんだけどね。羊の肉とひよこ豆、ジャガイモ、トマトの煮込みを潰して食べます。これがね、意外と美味しい。具を潰す必要ないような気がするけど。

 

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茶屋のオヤジ。アフガニスタン人。

 

スーパーで朝飯を調達。
英語が堪能なドライバー、ラフィー氏が甘利大臣の辞任を教えてくれました。
辞めた大臣は、cheekyだと申しておりました。
武士道も地に落ちたものです。

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  • 朝→ バナナ、ウェハース、チョコレート
  • 昼→ 食べない
  • 夜→ アーバグーシュトとチャイ(100,000リアル/393円)

国、地域別 中東 イラン マシュハド

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ムスリムは、Yukoと握手しない。
マシュハド三泊目/イラン160129

  • Vali's Homestay(一泊25US$)
  • Internet@ 宿の無料Wi-Fi

経済制裁を解除されてヨーロッパで爆買いしているイランの大統領ロウハニですが、旅客機を100機も買う暇があったら、インターネットをなんとかしてくれませんかね。
VPNを変えても、Facebook, Twitter, Youtube, Amazon.co.jp, Lineが繋がりません。
あと、やたらと404エラーが出ます。
スマフォのテザリングのほうが間口が広いので、ルータの設定が犯行に加わっているかもしれず、宿のオーナーのご子息がプログラマー系なので怪しいです。
政府以上に規制してませんか、もしかして。
オーナー一族は、Facebookをやってることだし。

 

マシュハド近郊は、トルコ石の産地です。
手編みの指輪「Jaboo」用にトルコ石を仕入れたいのですが、いかんせん米ドルが全然足りません。
クレジットカードもATMも使えないので、生活費を削るしかないです。
大統領、飛行機を100機も買う暇あったら、クレジットカードをなんとかしてくれませんかね。
宿のオーナーValiさんによると、PayPalを使って米ドルを入手する手もありますが、二割も手数料を盗られるので現実的ではありません。
ちなみに去年PayPalは、敵性国家へ違法送金した罪で770万ドルの制裁金を課せられています
敵性国家は、イラン、キューバ、スーダンです。

Valiさんは絨毯を売りつけるという噂がありますが、優しいです。
お茶をお願いすると、飲み頃になってから持ってくるのでヌルいっす。

マシュハドはイスラム教シーア派の聖地なので、2kmほど離れたモスクまで散歩。
モスクには、イスラム教シーア派の第8代イマーム(指導者)エマーム・レザーのお墓があるエマーム・レザー廟なるものがあり、イランではMUSTな巡礼地です。
Yukoは、ヒジャブというスカーフの替わりにマフラーを頭に巻き、宿で借りたチャドルを身にまとい、にわかムスリムに変身していますが、どうしてなかなか似合いません。
ムスリムじゃないので、ボランティアのハンサム青年をガイドに園内をまわります。
彼の早口英語が、とてもいい勉強になりました。
別れ際にYukoが握手を求めると、あいやーわたしムスリムだからと、拒否するあたりが敬虔なムスリムです。

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  • 朝→ イランのパン(ヌネ サンギャク)、ウェハース
  • 昼→ 外食:サンドイッチ(225,000リアル/902円/7.5US$)
  • 夜→ 外食:ビーフとチキン定食(550,000リアル/1,804円)

国、地域別 中東 イラン マシュハド

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碧く輝くトルコ石の仕入れ。
マシュハド→ネィシャブル/イラン160130

  • イラン人の個人宅(三食込みで25US$)
  • 本日の走行距離 71(総計20,120)キロ
  • Internet@ SIMカード

イランのややこやしいのは、値段は「トマン」という単位を使い、お札の単位は「リアル」。
トマンとリアルはひと桁違いで、ボクらの予算は「米ドル」だということです。
しかも隠し財産は「日本円」。
いざとなったら「ユーロ」。
計算が追いつきません。

某イラン人ご夫妻を車に乗せ、130km離れた町ネイシャブへドライブ。
生活費を使って、「Jaboo」のトルコ石を仕入れます。

 

キャラバンサライという昔の宿を改装したショッピング街で、トルコ石探し。
次にバザールの宝石店で、トルコ石の仕入れ。
次に次に中学校の先生の家で商談。
さらに別の先生の家で商談。
すっかり真夜中。

 

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絵描きだかイラストレーターを目指す娘さん。キッチンの床で昼寝するほど、なんだか無防備。

 

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珍しく優しい微笑みをした娘。

 

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英語を話す中学二年生。こちらでは、眉毛は繋げるもの。大学生になったら、Facebookが許されるそうです。

 

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一日中、石を研磨するお姉さん。

 

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絹糸で編まれた靴。

 

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絹糸で編まれた靴。約6万円。すごくいい品なんだけど、靴底が残念なぐらい安っぽい。

 

宿場の宿キャラバンサライをリノベートしたレストラン。小上がりにシートを敷いて食事。

宿場の宿キャラバンサライを改装したレストラン。小上がりにシートを敷いて食事。イランの伝統的食事が、ひとり2.5US$くらい。安すぎます。

 

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中学校の先生の副業が、石屋。自宅の地下室でトルコ石を研磨。

 

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先生のご自宅で、商談。Yukoのかぶっているものは、母の手編みのマフラー。

 

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イランの木彫り人形。これはそうとうレベルが高いよね。

 

晩ご飯は、石屋さんファミリーにお邪魔します。
20畳くらいのリビングにビニールシートを敷いて、あぐらを組んで食事。
アルコール類は一滴もない。

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  • 朝→ パン
  • 昼→ 外食:キャラバンサライでアーベグーシュト(5US$くらい)
  • 夜→ ホロモロ

国、地域別 中東 イラン ネィシャブル

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