-モーリタニア-

地雷を踏みかねない国境越え。
Bir Gandouz→ヌアジブ/モーリタニア160119

  • キャンプ場(5000MRO/1,617円)
  • 本日の走行距離 161kmキロ
  • Internet@ カフェのWi-Fi

アフリカの3カ国目は、モーリタニア。
世界に5カ国しかない、イスラム共和国のひとつです。
残りは、アフガニスタン、パキスタン、イラン、ガンビア。
評判の悪い国ばかり。
ガンビアは知っていたかどうかも知りませんが、2017年早々、選挙に負けた大統領が居座ってて、俄然きな臭くなりました。
次の次に訪問する予定です。

 

西サハラからモーリタニアへの国境越えには少々問題ありまして、緩衝地帯に地雷が埋まっています。
通称「No man’s land」。
西サハラでの出国手続きが終わり、先に進もうとしたら
「勝手に走ると地雷を踏むでーっ、案内するでーっ」
窓枠に捕まって一緒に走る元気な奴らでして、地雷も怖いが君らの顔も怖いです。
ガイド料をケチって断り、そろりそろりとアクセルを踏みます。
だだっぴろい大地に筋なき道とも思えぬ、水のない三途の川。
油断したら、さようなら。

 

結界。ここを超えたら涅槃だね。おやっさん

 

 

命からがら「No man’s land」を突破し、モーリタニア。
とりあえず生きているものだから保険に入らず、南下。
検問につぐ検問。
「カドゥー(お土産くれ)」
こんなときのための贈答用のタバコを一本差し上げたら、苦笑いしてます。
あ、少なかった?
えーと、じゃ、特別にもう一本。
大笑いしてまして、なんか、いい奴です。

モーリタニアの90%は砂漠。ケツの毛まで抜かれたような廃車のお出迎え。

 

事故ってひっくり返った車を何百年も放置した作品。

 

野ざらしを骨に砂のしむ身かな。

 

ラクダは、看板だけ。

 

今宵は、昔々にフランス人が開発した町「ヌアジブ」泊。
航空郵便の中継地。
当時はポーテチエンヌ(Port Etienne)と呼ばれ、サン・テクジュペリの「人間の大地」や「南方郵便機」に詳しいそうですが、読んだことがないので、あ、そう、それが、ってな感じ。
とりあえず町を見渡したところ、ぐぐぐっと黒人が増え、ぐぐぐっと色が濃くなり、砂だらけです。
んで、ぜんぜん信号を守らない。
赤信号で停まると叱られそうな、秩序ある信号無視。

 

異常にハエが多い。
目を開けられないくらいの、蝿の飛来。
口を開けていると、蛆りそう。

 

ああ、アフリカ。

 

posted by 44と書いてyoshiと読みます。

  • 朝→ パン
  • 昼→ カフェのチキン(1,800MRO/586円)
  • 夜→ 食べない

未分類 国、地域別 アフリカ モーリタニア ヌアディブ

トラックバック用URL

どこにあるのかわからない船の墓場。
ヌアジブ→ヌアジブのビーチ/モーリタニア160120

  • Auberge Des Dauphins nouadhibou(2000MRO/643円)
  • 本日の走行距離 55kmキロ
  • Internet@ 午前中はカフェ。午後はWi-Fiなし

キャンプ場に、戦車並みのキャンピングカー「Toyota Land Cruiser HJ 60」。
南アフリカを目指すドイツ人カップルAnja と Lukasの車です。
とても同じ目的地だと思えませんが、軽自動車を代表してご挨拶しときます。
ジブチ発ヨーロッパ行きのフェリーがあると教えてくれたけど、ネットじゃそんなの見つからないです。
それが本当なら、死ぬほど助かるんだけどね。

 

船の墓場を探して、岬を目指します。

結界。行くべきか去るべきか……。とりあえずちょっと進んでみる勇気。

 

砂が深くなったところで、撤退。一台も車が通らないので、こんなところで立ち往生したら、たぶん号泣ものですから。

 

船の墓場はどこなんだろう?
誰に訊いてもわからないのは、ボクらがフランス語を話せないから。

 

モーリタニアの基本はサハラ砂漠ですから、線路も砂だらけ。

 

岬に近づけないので、暇つぶしにほかの村に立ち寄ろうとしたら、開かずの検問。
狂ったような蝿の襲撃。
全力で撤退。

電撃ハエ殺傷ラケットを使い始めましたが、蝿を打つのが難しい。
Yukoの必殺技「ビニール袋で蝿の生け捕り」のほうが、早くて確実。

 

今日のキャンプ場は、この先。

 

人里離れた海沿い。誰もいない喜びは一抹の不安でもある。

 

ビーチを散歩したら、魚の死体だらけ。
散乱したカニの手足。
なぜ?

 

近くの丘を制覇して、記念撮影。美しきうろこ雲。

 

日が暮れぬうちから車に籠城。景色よきかな。

 

 

晩飯を食わずに寝ます。
省エネ老人になりました。

posted by 44と書いてyoshiと読みます。

  • 朝→ 外食:カフェ:クロワッサンと茶(1300MRO/413円)
  • 昼→ 外食:カフェ:チキンとコーラ(1800MRO/579円)
  • 夜→ 食べない

国、地域別 アフリカ モーリタニア ヌアディブ

トラックバック用URL

お便り

  • すごすぎ〜!!

  • そう言っていただけると、ここまでドライブしてきた甲斐があります。
    キャンプがお好きなんですね。
    Youtubeの動画が、レベル高くて、すごい!

野生なんだか家畜なんだかわからないけれど、砂漠にラクダ。
ヌアジブのビーチ→ヌアクショット/モーリタニア160121

  • Le K(15,000MRO/4,825円)
  • 本日の走行距離 485kmキロ
  • Internet@ 宿の無料Wi-Fi

首都のヌアクショットを目指して、南下。
前後左右、砂漠。

 

モーリタニアの検問は、三種類。
警察とGGSRと、あとひとつ何か。
三者が連携なく好き勝手に検問をしているので、すぐ停められます。
たいていは「Fiche(フィッシュ/車の書類)を出せ」と言われますが、そんなものは持ってないのでパスポートを提示。
チーノか?って訊かれて、日本人と答えると、
「行ってよし!」
非常に話が早い。
中国人と名乗ったらどんな取り扱いになるのか、いつか試してみたい。

検問で茶でも飲んでけよって誘われたけど、日が暮れそうだから今日は勘弁ね。
ノリが悪くて、すみません。

 

路肩は罠。うっかり停まると、砂が深くて抜け出せないことあり。

 

砂漠の名物は、捨てられた車。

 

部品や内装はケツの毛まで持ってかれるので、椅子が残っているのは珍しい。

 

なんとなくSTARWARSの世界。ラクダは臆病。近づくと逃げちゃいます。

 

砂漠にラクダ遣いの親子。
ぜんぜん言葉が通じませんで、何かねだられている気がしたのでタバコを差し出したけれど返され、服が欲しいと言ってるような気がしたから、古いTシャツを渡しましたが、これまた返されました。
趣味じゃないようです。
意外に金持ちなんですかね?
断捨離系?
意識高い系遊牧民?

 

ハグして別れました。

 

サハラ砂漠といってもいろいろ。
灰色の砂、オレンジ色の砂。
貝殻だらけの砂漠。
石ころだらけの土漠。
雑草が生えてたり、生えてなかったり。

なんとなく不気味な植物。

 

宿で腹を空かしていたら、スタッフが晩御飯を恵んでくれました。
優しさを煮詰めたポテト炒めが、想像の百倍美味い。

 

モーリタニアの茶道は、意外に面倒です。
コップに茶を注いでは、ポットに戻す。
これを幾度も繰り返します。
茶が泡立ったら、飲み頃。
誰が飲んだかわからないコップを使い回すのが、モーリタニア流。
これが地味に辛い。

posted by 44と書いてyoshiと読みます。

  • 朝→ 茶(600→400MRO/128円)
  • 昼→ 外食:チキンとタジン(3400MRO/1,093円)
  • 夜→ 宿のお兄さんが芋炒めをくれた

国、地域別 アフリカ モーリタニア ヌアクショット

トラックバック用URL

お便り

  • ラクダの写真、素敵ですね〜!

  • もっと犬みたいに遊んでほしいんだけどね。意外に照れ屋さんで。。。

宿のほかのお客さんは、出張に来たフランス人のおばちゃん。
ベルギー人のおばちゃんも出張。
ふたりとも何を開発するつもりなのか、デベロッパー。

 

世界で160番目の開発途上国モーリタニアですから、ヌアクショットは首都とはいえ、たいしたもんじゃありません。
ゴミか砂か、ゴミと砂。
アスファルトも砂まみれ。
貧富の差がなさすぎて、セントロがどこなのかわからないレベル。
廃工場かと思えば、フランス大使館。
野良犬のかわりに、ヤギが幅を利かせております。

 

MMT shippingのFacebookに、アフリカ脱出貨物船の問い合わせ。
アフリカを脱出するフェリーか貨物船を見つけないと、アフリカ大陸なんか往復していると、車が壊れそうです。

 

ドイツ人カップルが教えてくれたDjiboutiからのフェリーなんて、やっぱないねー。
ちょっと前は、Djiboutiからイエメン行きのフェリーがあったようだけど、もし仮にイエメンへ行ったところで、その先がないです。
アラブの春以降、アフリカは八方塞がり。

 

posted by 44と書いてyoshiと読みます。

  • 朝→ 宿の朝食
  • 昼→ 外食:チキンセットとオレンジジュースとコーラ(2,600MRO/836円)
  • 夜→ トマト二個だけ

国、地域別 アフリカ モーリタニア ヌアクショット

トラックバック用URL

お便り

  • エジプトからアカバ(ヨルダン)に行くフェリーあります。ヨルダンからイスラエルに行けたとすれば、イスラエルからキプロスに行くフェリーがありそうです。キプロスの南北の移動はよくわかりませんが、キプロスからトルコに行くフェリーあります。

  • 8000さま
    それがですねー、エジプトからヨルダンへ行くフェリーはあるんだけど、ヨルダンから脱出する船が見つからないのです。
    でもヨルダン→イスラエルをドライブして、Haifaからギリシャという手がありますね。
    詳しく調べてみます。

    ありがとうです。

800たす800たす800たす300が、1200。
ヌアクショット3泊目(宿替え)/モーリタニア160123

  • AUBERGE MENATA(車泊:4000MRO/1,268円)
  • 本日の走行距離 360kmキロ
  • Internet@ なかなか繋がらない宿の無料Wi-Fi

宿替えしたら、庭に猿がいました。
フロントウィンドウに咲いていたのは、一輪のうんこ。

そこは、トイレじゃない。

 

ねこもいます。

新しい宿のWi-Fiは、パスワードを入れてもなかなか繋がらないです。
30回くらいトライしてようやく繋がるという、不思議な電波。

 

隣のカフェで昼飯。
混んでもいないのに2時間待ちというアフリカ時間。
ウエィターに勘定をお願いしたら、800たす800たす800たす300が、1200でした。
どんだけ頑張っても一生儲からない計算力。
気の毒なので、正しい金額をお支払いしました。

そういえば他のカフェでも、お釣りがないと三割三分三厘もまけてくれます。 アフリカ人って、根っからの商売下手。

 

散歩したけど、特にご報告すべきことはありません。
砂かゴミか、ゴミだらけの砂。
突然動かなくなった車に、信号無視。
混沌とした秩序があります。

posted by 44と書いてyoshiと読みます。

  • 朝→ 宿の朝食
  • 昼→ 外食:宿の隣のカフェ:チキンライス、オムレツ、ジュース二本(2,700MRO/856円)
  • 夜→ 自炊:「タケルくん」でご飯を炊いて、魚の缶詰。大根のお吸い物

国、地域別 アフリカ モーリタニア ヌアクショット

トラックバック用URL