posted by 44と書いてyoshiと読みます。
- 朝→ パン
- 昼→ カフェのチキン(1,800MRO/586円)
- 夜→ 食べない
Jan 19, 2017_Thu.
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Jan 20, 2017_Fri.
キャンプ場に、戦車並みのキャンピングカー「Toyota Land Cruiser HJ 60」。
南アフリカを目指すドイツ人カップルAnja と Lukasの車です。
とても同じ目的地だと思えませんが、軽自動車を代表してご挨拶しときます。
ジブチ発ヨーロッパ行きのフェリーがあると教えてくれたけど、ネットじゃそんなの見つからないです。
それが本当なら、死ぬほど助かるんだけどね。
船の墓場を探して、岬を目指します。
結界。行くべきか去るべきか……。とりあえずちょっと進んでみる勇気。
砂が深くなったところで、撤退。一台も車が通らないので、こんなところで立ち往生したら、たぶん号泣ものですから。
船の墓場はどこなんだろう?
誰に訊いてもわからないのは、ボクらがフランス語を話せないから。
モーリタニアの基本はサハラ砂漠ですから、線路も砂だらけ。
岬に近づけないので、暇つぶしにほかの村に立ち寄ろうとしたら、開かずの検問。
狂ったような蝿の襲撃。
全力で撤退。
電撃ハエ殺傷ラケットを使い始めましたが、蝿を打つのが難しい。
Yukoの必殺技「ビニール袋で蝿の生け捕り」のほうが、早くて確実。
今日のキャンプ場は、この先。
人里離れた海沿い。誰もいない喜びは一抹の不安でもある。
ビーチを散歩したら、魚の死体だらけ。
散乱したカニの手足。
なぜ?
近くの丘を制覇して、記念撮影。美しきうろこ雲。
日が暮れぬうちから車に籠城。景色よきかな。
晩飯を食わずに寝ます。
省エネ老人になりました。
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そう言っていただけると、ここまでドライブしてきた甲斐があります。
キャンプがお好きなんですね。
Youtubeの動画が、レベル高くて、すごい!
Jan 21, 2017_Sat.
首都のヌアクショットを目指して、南下。
前後左右、砂漠。
モーリタニアの検問は、三種類。
警察とGGSRと、あとひとつ何か。
三者が連携なく好き勝手に検問をしているので、すぐ停められます。
たいていは「Fiche(フィッシュ/車の書類)を出せ」と言われますが、そんなものは持ってないのでパスポートを提示。
チーノか?って訊かれて、日本人と答えると、
「行ってよし!」
非常に話が早い。
中国人と名乗ったらどんな取り扱いになるのか、いつか試してみたい。
検問で茶でも飲んでけよって誘われたけど、日が暮れそうだから今日は勘弁ね。
ノリが悪くて、すみません。
路肩は罠。うっかり停まると、砂が深くて抜け出せないことあり。
砂漠の名物は、捨てられた車。
部品や内装はケツの毛まで持ってかれるので、椅子が残っているのは珍しい。
なんとなくSTARWARSの世界。ラクダは臆病。近づくと逃げちゃいます。
砂漠にラクダ遣いの親子。
ぜんぜん言葉が通じませんで、何かねだられている気がしたのでタバコを差し出したけれど返され、服が欲しいと言ってるような気がしたから、古いTシャツを渡しましたが、これまた返されました。
趣味じゃないようです。
意外に金持ちなんですかね?
断捨離系?
意識高い系遊牧民?
ハグして別れました。
サハラ砂漠といってもいろいろ。
灰色の砂、オレンジ色の砂。
貝殻だらけの砂漠。
石ころだらけの土漠。
雑草が生えてたり、生えてなかったり。
なんとなく不気味な植物。
宿で腹を空かしていたら、スタッフが晩御飯を恵んでくれました。
優しさを煮詰めたポテト炒めが、想像の百倍美味い。
モーリタニアの茶道は、意外に面倒です。
コップに茶を注いでは、ポットに戻す。
これを幾度も繰り返します。
茶が泡立ったら、飲み頃。
誰が飲んだかわからないコップを使い回すのが、モーリタニア流。
これが地味に辛い。
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ラクダの写真、素敵ですね〜!
もっと犬みたいに遊んでほしいんだけどね。意外に照れ屋さんで。。。
Jan 22, 2017_Sun.
宿のほかのお客さんは、出張に来たフランス人のおばちゃん。
ベルギー人のおばちゃんも出張。
ふたりとも何を開発するつもりなのか、デベロッパー。
世界で160番目の開発途上国モーリタニアですから、ヌアクショットは首都とはいえ、たいしたもんじゃありません。
ゴミか砂か、ゴミと砂。
アスファルトも砂まみれ。
貧富の差がなさすぎて、セントロがどこなのかわからないレベル。
廃工場かと思えば、フランス大使館。
野良犬のかわりに、ヤギが幅を利かせております。
MMT shippingのFacebookに、アフリカ脱出貨物船の問い合わせ。
アフリカを脱出するフェリーか貨物船を見つけないと、アフリカ大陸なんか往復していると、車が壊れそうです。
ドイツ人カップルが教えてくれたDjiboutiからのフェリーなんて、やっぱないねー。
ちょっと前は、Djiboutiからイエメン行きのフェリーがあったようだけど、もし仮にイエメンへ行ったところで、その先がないです。
アラブの春以降、アフリカは八方塞がり。
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エジプトからアカバ(ヨルダン)に行くフェリーあります。ヨルダンからイスラエルに行けたとすれば、イスラエルからキプロスに行くフェリーがありそうです。キプロスの南北の移動はよくわかりませんが、キプロスからトルコに行くフェリーあります。
8000さま
それがですねー、エジプトからヨルダンへ行くフェリーはあるんだけど、ヨルダンから脱出する船が見つからないのです。
でもヨルダン→イスラエルをドライブして、Haifaからギリシャという手がありますね。
詳しく調べてみます。
ありがとうです。
Jan 23, 2017_Mon.
宿替えしたら、庭に猿がいました。
フロントウィンドウに咲いていたのは、一輪のうんこ。
そこは、トイレじゃない。
ねこもいます。
新しい宿のWi-Fiは、パスワードを入れてもなかなか繋がらないです。
30回くらいトライしてようやく繋がるという、不思議な電波。
隣のカフェで昼飯。
混んでもいないのに2時間待ちというアフリカ時間。
ウエィターに勘定をお願いしたら、800たす800たす800たす300が、1200でした。
どんだけ頑張っても一生儲からない計算力。
気の毒なので、正しい金額をお支払いしました。
そういえば他のカフェでも、お釣りがないと三割三分三厘もまけてくれます。 アフリカ人って、根っからの商売下手。
散歩したけど、特にご報告すべきことはありません。
砂かゴミか、ゴミだらけの砂。
突然動かなくなった車に、信号無視。
混沌とした秩序があります。
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すごすぎ〜!!