穿いていたパンツに石けんをつけ、そのパンツで身体を洗う「旅のシャワー術」。
身体が綺麗になっている気がしない。
午前中、軽く仕事。
今日の軽自動車「旅沈号(略して「沈号」。事故りそうな名前なので、「ChinGo!」)」ですが、いつまでも低水温表示灯が点灯したままでした。
五分くらいで消えたとはいえ、残尿感に似た一抹の不安が、丹田に残ります。
昼飯どきに事件です。
カフェの店内に、トイレがありました。
サハリンから西、ホテル以外はほぼ「ボットン式野外トイレ」でしたから、文明を尻で感じています。
しかも店内に、チンギスハンの掛け軸。
もはやロシアではないのかもしれません。
ガソリンスタンドで給油したら、ペットボトルの水をくれました。
そんなサービスをしてくれるなんて、驚いています。
もはや資本主義のロシアです。
だだっぴろい平原やら草原やら。農夫や家畜の姿を見かけません。
たまに見かける集落の塀は崩れかけ、電柱は斜めに傾き、土の道路は荒れまくり、廃墟の屋根には立派な木が生えています。
ごくたまに牛を見かけますが、柵が一切ないので、牛もまさか自分が家畜だとは気付くまい。
ネットに繋がっていなくても使えるアプリ「MAPS.ME」の地図を見ながら、余興に草原をさ迷ってみました。
茶色の線を走ります。
上の地図の茶色い線が、写真の道路です。こんな道だとは思いませんでした。
「おちてぶ」発見!
人っ子一人いない川です。こういうところに家を建てたいものです。
頼りない道は、どこまでも続く。
モンゴルって、こんな感じですかね?
誰もいない草原。羽音を立てて飛ぶバッタに囲まれて記念撮影。紫色の小さな花が咲いています。
今夜は、カフェの駐車場泊。朝起きたら、この広い空き地が、大型トラックで埋め尽くされていた。
今宵の駐車場のボットン式野外トイレですが、ドアを開けると穴がふたつありました。
え〜と、え〜と、えっ?
こんなところで他人とお尻を並べなくてはならないのでしょうか?
中国じゃあるまいし。
シリアを攻めるお金があったら、せめてドアひとつに穴ひとつにしてくれませんか!
誰も来ませんように!
posted by 44と書いてyoshiと読みます。
- 朝→ パン、バナナ、梨、カブ
- 昼→ カフェ:ボルシチ、ブリヌイ、ペリメリ、珈琲(220ルーブル)
- 夜→ カフェ:サリャンカ、カキリエタと芋、紅茶(225ルーブル)