旅々、沈々。

今日はメルボルンマラソンですが、マダム牛美とムッシュー奴豚の応援に行けず。
今頃、汗水垂らして走ってるのでしょうか。
ボクも一緒に汗水垂らしてビールを飲みたかった。
　
祐子は携帯のストラップを編んだり、洗濯したり、仕事したりで忙しいです。
一方こちらは、相変わらず「緑葉」の写真を探しながら、昼寝をしたり、「小町」を読んだりしてました。
「小町」には、隣人の恐怖と等身大の不条理と巧妙な釣りの織りなすドラマがあります。
まったくもって他人事じゃありません。
ま、ボクには関係ないけどね。
一読をおススメしまする。
　
愚に生きる外なし、愚を活かす外なし（山頭火）
だよね。

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祐子は眉間に皺を寄せて仕事。
合間にスカートを繕ってます。
相変わらず忙しいね、祐子。
　
NHK地球ラジオ「旅でござんす」の原稿を執筆送信。
仕事で使う写真を一日中ネットで捜索。
平行して「小町」。
さらに平行して、今なら無料の「佐藤秀峰 オンラインコミック | 漫画 on Web」で「海猿」を読んでました。
けど、5話ぐらいで読めなくなりました。
どして？
関係ないけど、漫画家が単行本のカバーイラストを無料で描かされていたとは、最近知って驚いてます。
それが漫画業界の慣例とは、厚かましい出版社（たち）です。
一種のモラハラじゃないですかね。
佐藤秀峰氏が、拒否ったのも当たり前ですわ。

15年４カ月ぶりに81円台に突入。
どうしてくれよう。

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仕事。
北海道に住む爺様、婆様の古希の祝いを郵送しましたが、はて古希というのは69歳で祝うものなのか、70歳で祝うものなのか、よくわかっていません。
日本までの郵送費は、200グラムで8.40$（670円）。
ずいぶん昔「天国への100マイル」で婆様を泣かしたことがあり、また泣かそうと号泣本をamazonで探してます。
「手紙」か「秘密」ぐらいしかみつかりません。
　
これからオーストラリアを一周するボクらのキャンピングカーですが、二、三度エンジンがかからなかったことと、一度マフラーから白煙を吹き出したこと、油圧計が点灯したことなど、心もとない事おびただしいので、　健康診断に出しました。
あちこち交換しなくてはいけないようで、相変わらず下手な買物をしてます。
高物買いの銭失い、です。
　
車を預けた帰路、得意のBarで得意のステーキを食べました。
羊（Lamb）じゃありませぬ、牛の尻肉（Rump）です。
ここのマッシュルームソースに夢中です。

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World Wideな「ワーキングトラベラー」Terry師匠の愛車で、ベトナム街カブラマッタ（Cabramatta）へドライブしました。
っていうか、連れてってもらいました。
カブラマッタはシドニーの隠れた観光名所で、夜はそこそこ危険だそうです。
ベトナム人には一人も知り合いがいませんが、中国人より好感を持ってます。
八百屋の店先に佇む、稾の三角帽子を召した老婆に心のシャッターを押しました。なんてね。
わざわざカメラを持って来てるんだから、カメラを使えって話です。
美味しそうだけど、元気のない大根。
山芋だと勘違いして買ったしまった、芋。
久しぶりに見た紫蘇。
師匠おススメのベトナムレストランで、手巻き生春巻き、シュガーケンを食べました。
ベトナム人ほどモヤシを美味しく食べる人たちはおらんのではないか、と感心しました。
ヌクマムのタレって、わさび醤油に拮抗すると言っても過言ではありますまい、と脱帽しました。
ライスペーパーを持ち歩くと、旅中の食事も案外手間がかからないんじゃなかろうか、妙案にほくそ笑みました。
野菜を適当に切って、肉を適当に焼いて、ライスペーパーで適当に巻いて、タレを適当に付けて喰らう。
全てが適当でも程よいに違いないです。
　
トルコ人街オーバンのトルコカフェで一休み。
マシンガントークタイム。
時折、MACにUSB型モデムを突っ込んで、ワイヤレスマウスを操縦してメールをチェックする、ボクは「ワーキングパッカー」です。
今日、納品なんです、actually。
　
アメリカで家を買うお話しです。
Terry師匠のリサーチによるとアメリカのマイアミあたりには、2,3万ドルぐらいの家がごろごろしているそうなので、師匠が物件を買ってボクらがリノベーションするという作戦を立てました。
問題は、I-94（ビザ免除プログラム）だと3ヶ月しかアメリカに滞在できないことです。
ボクが釘の一本も打ったことがなく、ペンキを一ミリも塗ったこともない処女大工であることは、たいした問題ではないです。
伏兵が潜むとすれば、ボクが経験に裏打ちされない理論をふりかざす空想家で、祐子に偉そうに指示するわりには自分の努力は惜しむことかもしれません。
飽きっぽいというのも、侮れない地雷です。
　
写真の蠅は、アルゼンチンのカラファテで撮影しました。
南の果て、カラファテの日本人宿での管理人生活はこちら→
あの生活に戻りたいものです。

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ダウンタウンでお買い物です。
428番のバスに乗り、ウィンヤードで下車し、「めんや」で醤油ラーメンを食べ、ケントストリートのアウトドアショップで、2年ぶりに二人の靴を買いました。
穴の空いた靴とはオサラバです。
それにしてもオーストラリアは靴が高い。
税金の還付を受けるには、30日以内に空港へ行かなければなりません。
当然といえば当然なんですが、パスポートコントロールの後なので、税金だけ返してもらう事はできません。
出国が条件です。
4000円ちょっと返してもらうのに、2万円以上の経費がかかります。
　
ピットストリートのショッピングモールで祐子のワンピースとボクのパーカーを、ヴィクトリア様式のストランドアーケードで母へ贈る財布をゲット。
カフェでミルクシェイクを飲んだら、下痢になりました。

posted by yoshi