-ブリヤード共和国-

シベリア鉄道とレーニンの巨大な頭。
ヒロクの近く→ウランウデ/ロシア26泊目150912

  • ホテルKEMPING(一泊1,300ルーブル/トイレシャワー、朝食付き)
  • 本日の走行距離 387(6,467)キロ
  • Internet@ ホテルの無料Wi-Fi

気温十度、六時半出発。
運転席下から異音怪音が鳴り響き、あたふたしていたらやがて消える。
胃の腑でとぐろを巻く不安感。

道路に沿って線路が伸び、平行する蛇行した川。
霞むまで広がる草原、なだらかにうねる起伏、侘び寂びのある小さな森。
邪魔くさくない松。
50kmも走ったころ、絶景の峠あり。

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草原もあるし、森もある。川もあるし、線路もある。こういう土地を探しています。できれば、近所に漁港が欲しい。

 

舗装道路に穴多く油断禁物。
継ぎ接ぎしたパッチワーク路面に、軽自動車「ChinGo!」が揺れる。
ウランウデの100km手前で、すっと木がなくなる。

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急に木が消えました。低木すらない。

 

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ジンギスカンたちは、こういう土地を転々としていたのですかね?

 

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ボクらの昼飯を狙う、蒼き狼。ゴミを盗られてしまいました。

 

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昼飯を用意していたら、集まってきた色白の牛。人相が悪い。君らにやる餌はない。

 

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ゴミ箱を独り占めする牛。後ろの小屋は、野外ボットン式トイレです。

 

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ウランウデの数十キロ手前の丘。絶景のピクニックポイント。

 

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この斜めの道を左下へ進むと、ウランウデ市。

 

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丘の上でピクニックしていたのは、アメリカ人親子。お父さんがイチローの4,000本安打を絶賛。イチローに代わって、お礼しときました。

 

ブリヤート共和国の首都ウランウデに到着。
その昔、シベリア出兵で日本軍が占領。
1923年、ブリヤート・モンゴル・ソビエト社会主義自治共和国の首都となるトロイカ体制。
てなわけですから、日本人顔というか、モンゴル系の人が多いです。
イマイチ、外国にいる気がしません。
知らない人が、話しかけてきますから。

 

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ホテルKEMPING。このホテルを見つけるのは、ものすごく難しいです。どっかの会社の駐車場の曲がりくねった奥。チェックアウト時間を尋ねたら、16時25分。妙に中途半端。レセプションの若い娘さんは、アルファベットも通じません。代わりに、Google翻訳が喋ります。

 

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ウランウデの街は、大渋滞。想像以上の大都会です。

 

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看板が洒落てきました。

 

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街中の廃線。

 

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ウランウデ駅。

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タンクみたいのが、延々と続きます。

 

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こういうの、ブルートレインというのだろうか。

 

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これが、シベリア鉄道の線路です。切り売りしてくれれば、お土産に持ち帰りたいです。

 

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ギネスに載っている、レーニンの頭の像。これより大きな頭の像を作ればギネスを更新できるのだから、案外簡単かも。

 

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今日は、レーニンの前でロックコンサート。レーニンの顔が、心持ち優しい。

 

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怒ったレーニン。官僚の給料は、最低賃金にするんですよね?

 

レーニン像を探していたら、道路のど真ん中に倒れた人。
ぴくりとも動かず。
警察官が三人駆けつけて、あれこれと協議すること三十分。
救急車が来るまで、二十分。
さらに十五分経っても出発せず。
命に関わりかねないほどの仕事の遅さが、社会主義の後遺症でしょうか。

posted by 44と書いてyoshiと読みます。

  • 朝→ ボルシチ、ブリヌイ、チキン(165ルーブル)
  • 昼→ 「タケルくん」でご飯を炊いて、缶詰
  • 夜→ 外食:ウランウデの郷土料理(290ルーブル)

ブリヤード共和国

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地球規模のパワースポット。抹茶色で透明度世界一。
ウランウデ→バイカル湖/ロシア27泊目150913

  • バイカル湖畔(無料)
  • 本日の走行距離 165(6,632)キロ
  • Internet@ Internet@ ポケットWi-FiSIMカード/50GB(30日間/1,550ルーブル/2,838円)が切れた ・スマホ用SIMカード/5GB(600ルーブル/1.098円)

日中の気温33度。
ウランウデの街は、Tシャツでも暑いです。
道ゆく人たちの顔は、モンゴル系の丸顔と細い目。
彼らがロシア人だと思えば違和感ありまくりですが、お陰様でボクらのみそ汁顔は街にとけ込んでいます。誰もボクらを外人だとは思いますまい。

今日の目的地は、世界の淡水の五分の一も集めたバイカル湖。
ロマノフ王朝の財宝とロシア革命から逃れた25万人を飲み込んだ、世界一深い湖。
霧の摩周湖を抜いて、透明度世界一。
地球を代表する強烈なパワースポットです。

見晴らしの良い川沿いのM55を、強烈な西陽に向かってクルージング。
ときどき対向車にパッシングされるので、ネズミ捕りでもしているのだろうかと緊張したものですが、そもそも制限速度がわからないで、警戒しようがありません。
70kmのエコ走行をしていたら、やっぱりパトカーが見張っていました。
なんだあの車、みたいな目つきで見られましたが、無視されてしまい残念。

幹線道路のM55から外れて七転八倒の悪路に入り、線路をくぐり、巨大な水たまりを避けます。
曲がり角で、対向車が全力で突っ込んで来ましたが、こちらは匍匐前進するような亀速度だったので、正面衝突に至らず。
尿道に緊張感走る!

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湖にそった道をのんびりと流します。

バイカル湖に到着。

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あまりにも静かなバイカル湖。霊がいます。胸騒ぎしますから。

 

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音がしません。風もない。鳥もいない。ほぼ霊界。

 

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誰に許可をとったらいいのか知りませんが、今夜は湖畔に泊まります。

 

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この先に眠るロシア帝国の25万人よ、強盗など出ないようにお守りください。パワースポットで襲われたら、洒落になりません。

 

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久しぶりにストーブを使いました。晩飯は、ロシア人から貰ったジャガイモ。茹でまくります。

 

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バイカル湖に沈む夕陽。

 

世界一透明なバイカル湖の水でご飯を炊いて、パワーを注入するつもりでしたが、岸辺の水は抹茶より濃い緑色。
泡吹いたドロドロ。
摩周湖よ、今なら勝てます!

posted by 44と書いてyoshiと読みます。

  • 朝→ ホテルの朝食(目玉焼きが二個もあるのに、小さなパンが一個だけ。ミルクティー)
  • 昼→ パン、バナナ
  • 夜→ チタのホテルで貰ったジャガイモを煮て、キュウリの一夜漬け、トマトの丸かじり

ヨーロッパ 国、地域別 ロシア ブリヤード共和国

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中国人のキャンピングカーを発見!
バイカル湖→グシノジョルスク/ロシア28泊目150914

  • Raduga Hotel(1,350ルーブル+駐車場代100ルーブル/合計2,681円)
  • 本日の走行距離 173(6,805)キロ
  • Internet@ ホテルの無料Wi-Fi

道路工事の片側車線で、仮設信号が赤でも爆走するロシア人です。
信号の色より、突っ込んだ者勝ちです。

パトカーの検問でこっち来いと手招きされましたが、ズトラストビーチェ(こんにちは)と元気よく挨拶すれば問題なし。
今のところ、ロシアの警察官、恐るるに足らず。

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地球で最も古いバイカル湖。北極海へ向かって、地味に拡大中。シャーマン岩(オリホン島)にはなぜか釜と五徳があり、チンギス・カンに因縁ありとの噂です。地球規模のパワースポット。一応世界遺産。

 

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錆び付いた桟橋。足元の板が崩壊寸前。朝青龍が走り抜けると、間違いなく踏み抜く。

 

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パワースポットの霊気をたっぷり味わった気がするので、バイカル湖を後にします。写真は、比較的程度の良い未舗装道路。このあと五臓六腑が七転八倒する悪路。鼻水が滴るレベルです。軽自動車のサスペンションは、役に立ちません。

 

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バイカル湖のシベリア鉄道は、1904年に完成。一部の線路は納期に間に合わず、氷の上に敷設。

 

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ウランウデを南下し、チタの宿の女将が推薦してくれた寺を探し出し、即身仏を目指します。このあたりは、ロシア仏教の中心地なのです。

 

チタのホテルの部屋の鍵を持って来てしまったので、郵送するため郵便局に立ち寄ります。
小さな集落の集合住宅の一階にある、事情通じゃないとわからないような地味なオフィスです。
局員の連発するロシア語を一切理解できなかったので、非常に冷たい態度をされたYukoです。
しかし空気の読めないYukoですから、問題ありません。

 

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ウラン・ウデから23km離れた、ヴェルフニャヤ・イヴォルガ村にある「ダッツアン寺院」。ソ連時代から仏教の中心地。どこかにまったく腐敗していない即身仏があるはずなのです。

 

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塗ればいいってものでもあるまい。派手な寺院です。

 

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離れて見るとなかなか立派です。

 

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どこに即身仏があるのか、探しています。即身仏とロシア語で言えないので、人に訊けません。ウロウロするだけです。

 

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寺院のなかに建てられた住居。チタあたりから、この手の可愛いデザインの家が多くなります。

 

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青い窓枠に白い線が、お洒落のポイントです。

 

適当に歩いてただけなので、即身仏を見つけることはできませんでした。
まぁ、いいか。

 

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相棒「ChinGo!」が、ただただだだっ広い大地をゆく。中途半端な洗車が目印です。

 

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ウォーカーがふらふら歩いている。

 

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川沿いに家が並びます。ここに住むのも悪くないです。

 

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カフェにいた猫。パンや肉をあげても喜んでくれない。

 

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せっかくパンとかあげても食べないくせに、甘えてきます。

 

中国人の運転する中国製のキャンピングカーを発見しました。

 

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初めて見た中国人のキャンピングカー。五ヶ月もかけて、北京あたりからヨーロッパをまわって帰宅途中です。とうとう中国人が、キャンピンカーで世界旅行をするようになってしまいました。これは由々しき問題です。

 

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キャンピングカーのメーカー名。見た目はヒュンダイと変わらないくらい立派な車です。

 

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ウランウデの街の手前にある聖なる泉を、ペットボトルに汲みまくる中国人。

 

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中国人のギルさん。聖なる水をキャンピングカーに注入中。北京に来たら電話してくれって言うけれど、ボクら中国語話せないっす。

 

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ギルさんのキャンピングカーを覗いたら、HITACHIの炊飯器。

 

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中国人のキャンピングカー、その2。車体に貼られた国旗のシールが、訪問国。

 

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夕方になると帰宅し始める牛。家畜の帰巣本能って、社畜が家に帰るようなものですか?

ガソリンスタンドの窓口で、Yukoが知らないロシア人のおばさんに抱かれていたころ、ボクはボクで知らないモンゴル人のおっさんから握手攻めにあっていました。
「君は日本人なのかい。じゃぁ、ボクの日本車のスゴさがわかるだろ?」
すっかり自慢された「ヒュンダイ」です。

急遽仕事が入り、ホテルに泊まることにします。
社会主義の怨念が染み付いたような古いコンクリート住宅の最上階。
ディテールが朽ちた部屋です。
ネットが繋がらないと言ったら、各部屋のWi-Fi状況を調べてくれる、意外に仕事熱心なスタッフでした。
料金据え置きで、高い部屋にチェンジしてくれるサービス精神に感謝です。
トイレが流れませんでしたが、正確に表現すれば、水洗の水量と勢いに問題がありましたが、胸にしまっておくことにします。

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  • 朝→ パン、バナナ、トヴォログというチーズ
  • 昼→ 牛肉のスープ。野菜のスープ(301)
  • 夜→ カキリエタと芋。牛肉のスープ(403)

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軋むベッドの上で、優しさを持ち寄らないでほしい。
ダルハン→Kyakhta/ロシア150928

  • ガソリンスタンドの駐車場。カメラに写る位置へ移動
  • 本日の走行距離 134(合計8,828)キロ
  • Internet@ インターネットなし

昨夜の宿は、ベッドのスプリングが弱いです。
夜中、ずーっとギシギシ唸ってました。
隣の部屋から、メトロノームを使っているんじゃないかと思えるくらいの一本調子なリズム。
優しさを持ち寄ってギシギシギシギシ唸らせ、ときどき静かになって、感嘆符が漏れ聞こえたり聞こえなかったりして、再開。
間合いを想像してしまいます。

駐車場では、ボクらの車のフロントガラスだけ、異常に凍りついていました。
どうしてなんでしょう?

 

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ヤギや羊の群れが道路を渡っていても、トラックは容赦ありません。クラクションを鳴らして突っ込みます。見ているボクらが悲鳴をあげます。

モンゴルの運転手って、基本的に譲り合いの精神はありません。
免許証取り立てのヤンキーのように、ドライビングテクニックを見せつけてくれます。

 

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昼飯に立ち寄った食堂の子連れシェフ。お兄さんが調理中は、Yukoが赤ん坊を抱きます。すぐに泣かれちゃうんですが。

 

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モンゴルでの定番昼飯。

12時20分に国境のゲートに並び、すべての手続きが終わってロシアに入ったのは17時40分。
実に五時間半。
国境を越えただけで、夕方。
今日は、もう寝ます。

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今宵の宿は、ガソリンスタンドの駐車場。ウランバートルでラクダの布団を買ったので、暖かいです。夜中にスタンドのお姉さんがやって来て、防犯カメラに写る場所に移動させられました。無愛想なお姉さんでしたが、一応、気を使ってくれていたようです。

 

ウランバートルで買ったMADE IN MONGOLIAの布団に、ラクダの絵が描いてあります。
よく見たら、こぶがひとつしかありません。
モンゴルのラクダはふたこぶなんですが、騙されたのかなぁ。

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  • 朝→ 食べない
  • 昼→ カフェ(スープ一杯)
  • 夜→ 「タケルくん」でご飯を炊き、缶詰

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今日も愛を持ち寄る人がいる。
Kyakhta→ウランウデ/ロシア150929

  • ホテルKEMPING(一泊1,300ルーブル/トイレシャワー、朝食付き)
  • 本日の走行距離 245(合計9,073)キロ
  • Internet@ 宿の無料Wi-Fi

朝一番、ガソリンスタンドでポテトチップスを買い、一宿のお礼をしました。
無愛想なお姉さんは最後まで無愛想でしたが、放置プレイに似た愛情を感じました。

今日のルートは、紅葉地帯。
オレンジと黄色が延々と続きます。

 

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ロシアは廃墟の宝庫。ほどよく植木が飾られて、奥ゆかしいです。

 

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噴水の泥に書かれた謎のメッセージ。

 

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ウランウデのお約束。ギネスに載った巨大頭のレーニン。

 

勝手知ったるウランウデに到着し、前回と同じ宿に部屋をとります。
チェックインのときに気付いたのですが、料金は時間制でした。
一時間からご利用できます。
つまりラブホなのかもしれません。
どうりで隣の部屋から、愛を持ち寄ったようなきしみ音と、苦しそうな女性の断末魔が聞こえるわけです。

繁華街をうろつき、チャージしてもすぐに使えなくなる謎のロシアのSIMカードをリチャージ(7GB/560ルーブル/1,031円)。

晩飯は、巨大なタマネギくらいの小さなスイカ一個(36ルーブル/66円)。
安上がりなボクらです。

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  • 朝→ カキリエタ、ボルシチ 昼:牛肉のスープ、ペプシ
  • 昼→ 牛肉のスープ、ペプシ
  • 夜→ スイカ

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