今日は、恐れを知らぬヨーロッパ人が怖がるナイジェリア。
朝っぱらから夫婦揃って緊張しておりますが、スーパーボクサーK君はオランダ娘と早朝デート。
海に行くんだって。
ナイジェリアの危険地帯を避けるために、遠回り。ベナンを北上。
舗装道路に空いた巨大な穴を避けながら、前後左右にまとわりつくバイクをかわし、無駄に多いスピードダンプで減速に次ぐ減速。
ランクルあたりだと、こげなモノはモノともせずに100km以上で突進するのでしょうが、こちらとら軽自動車。沿道のおばちゃんに、ウィンクするほどの地元密着型です。
全裸の浮浪者や、へそまでおっぱいを垂らしたおばあちゃん。
正直言うと、もうね、西アフリカの国境越えは勘弁してほしいです。
今日も賄賂をタカラレルのかと思うと、微妙に頭痛、胸焼け、胃のもたれ、軽い鬱。
ボクらの醤油顔は、照り焼きソースを背負ったネギカモですよね、煮込み豚骨脂マシマシ顔のアフリカ人にとっては。
金ならいくらでも出す!くらいの負け惜しみで臨みます。
で、心配した諸手続きなんですが、登場人物全員が人相と愛想が悪いものの、概ね良好。
両替えしたあと、ナイジェリアのイミグレ。
黒縁メガネのインテリ系係官が、ビザの文言を一字一句音読し、カレンダーを指差し確認。
「君たちの滞在は、2週間です」
ぜんっぜん違うってばさ。Yukoに論破された、頭の悪い係官です。
彼にさりげなくプレゼントを要求された気がしなくもないですが、さりげなくお断りいたします。
一方、カスタムは非常にフレンドリー。
カルネの締結国ではありませんが、カルネが使えます。
国境よりはるかに面倒だったのが、検問。
沿道で手招きするお兄さんを無視したら、五寸釘が飛び出た角材で通せんぼされました。
Tシャツ姿の強盗っ!!!
っと思いきや、警察。
私服の検問は想定外でして、逃亡罪で叱れたです。
なんで止まらないんだ!って言われても、セールスにしか見えないじゃないですか。
ナイジェリアは、検問が多すぎ。
10kmで6回ですから、1.5kmごと。
ときどき頭の悪い担当者がいて、パスポートを指差して、なんだこの日付は!って怒るのですが、それ、ブルキナファソのビザやん。
しっかりしてよ。
US$を強請った若い警察官もいましたが、笑顔で乗り切る。
検問疲れしたので、さっさとホテルにチェックイン。
ホテルの客も面倒な輩です。
カスタムの職員だと名乗る偉そうなおっさんが、頼みもしないのに携帯番号を教えてくれて、明日、隣の町で商談したいそうです。
さすが、国際詐欺集団として名高いナイジェリアです。
いきなり、Benefit と Profit の連呼。
隣の食堂で、晩飯。
今晩のメニューは、ナマズのぶつ切りスープだけ。
ナマズか〜、思いっきり微妙。
マスターと女将にご挨拶し、ほぼすべてのお客さんに愛想を振る舞い、一緒にテレビのメロドラマ鑑賞。
で、ビール。
思いっきり検問疲れの1日。

晩飯のあと、ツマミに焼肉。ちょっと硬いけれど、美味い。

顔の傷は、部族の印。
posted by 44と書いてyoshiと読みます。
- 朝→ クロワッサン、洋梨、みかん
- 昼→ 食べない
- 夜→ 外食:隣の食堂:ナマズの辛いスープ、ビール、ジュース(4000)と屋台の焼肉(200)
カメルーン国道N6のEkok付近の道路状況に関するソースは下記のとおりです。いずれも少し古いのです。ごく最近、舗装された可能性はあります。しかし、カラバールからカメルーンまでの短距離フェリーが運航されているということは、まだダメなのかもです。
2011年(日本人チャリダーのブログ)
http://gigazine.net/news/20110924_muddy-bamenda/
2010年(グーグルアースに掲載された写真)
https://ssl.panoramio.com/user/2668408
2013年(グーグルアースに掲載された写真)
https://www.google.co.jp/maps/@5.817539,8.862534,3a,75y,90t/data=!3m8!1e2!3m6!1s86245492!2e1!3e10!6s%2F%2Flh5.googleusercontent.com%2Fproxy%2FmxovwrR10bpwuAxYYfTTQAQzJEFxvkIhpbiefgmmhXgHOVI_9fUlZc6SXw0HquUMB1LuHvnyRNFXYlTTe8ywXNQXs0E0QA%3Dw203-h152-k-no!7i2816!8i2112?hl=ja