小さな小さな事件です。
オイル交換を頼んだら、ドレンボルトが開かない。
この4年間、中央アジア、コーカサス、アフリカとロクに工具を持たないメカニックたちが、力まかせで開けたり締めたりしたものだから、すっかり角が取れてしまったのです。

まったくもって想定内の災難でして、頭を掘ったり削ったり、力でねじ伏せてもびくともしない頑固で丸い頭。
どうにもならないから、最後にはレンチを溶接しました。
丸頭にレンチをくっつけて、あとから切断です。
ボルトをひとつ開けるだけで、3時間もかかったです。
ここの修理店のオーナー、クリストフは、インド生まれドイツ育ち。主にケニア人が働くとはいえ、安くないんですよ、レィバー(労賃)。
工賃を心配しつつ、それより心配なバッテリーをチェックします。
エンジン用の純正バッテリーは、比重計で測り

ちょいと水を加えてOK!
あと2年、なんとか頑張ってください。

一方、生活用バッテリーは、

REPLACE(交換)のメッセージがっ!
でもま、主に冷蔵庫とか室内灯用なんで、このまま日本まで踏ん張ってください。
あと、たった7万kmだから。
次は、ひん曲がったボルト。

ま、いいか、そのままで。
なんかあったら切ればいいんだし。
で、後ろのブレーキパッド。

まだまだイケるってんで、そのまま。
ま、いいか、スペアは持っているし。
最後に、ちょっとガタガタする前輪。

ベアリングを交換した方がいいって!
パーツは、純正品番→1A0433047、HBベアリング社→ HBS511、Yahooだと→これ
あわててケニアのみならずタンザニアでも探してみたけど、あるわけないと思っているせいか、やっぱり見つからない。
誰か、ケニアに遊びに来ませんかね〜。
ドイツ人に仕込まれたメカニックだからか、

みなさん、整頓好き。
作業中でも工具をきちんと並べます。
整頓するメカニックって、珍しいです。
特にアフリカでは。
キャンプ場のリビングなんですが、子供たちの会話が意味不明。
Googleと話してました。
すごい世の中になったもんだ。
なにがあっても勝てそうにないです。
posted by 44と書いてyoshiと読みます。
今日の「ちきゅうラジオ」生を楽しみにしています。久しぶりにon timeで聴けそうです。