生き埋めになること二回。
オリホン島二泊目/ロシア151004

  • バイカル湖畔(オリホン島)
  • 本日の走行距離 108(合計9,974)キロ
  • Internet@ SIMカードをリチャージ(7GB/560ルーブル/1,031円)

シャーマンの息吹溢れる、モンゴル人と日本人のルーツ、オリホン島を北上します。
北上こそが、我が家の習わしのなのです。

人気のない静かな入り江があり、何の予告もなく崖があり、うすら寂しい禿げ山あり。
部分的に森もあり、油断すると砂漠があり、栄養のなさそうな草原あり。
シャラヌル湖という、マトリョーシカ的、湖のなかの湖もあります、知らなかったけれど。
南北に縦貫道が一本ありますが、基本的に好きなところを走れます。
でもね、油断すると崖から真っ逆さまです。
実力と運を胸に秘めつつ、大胆にビビりながらさ迷いました。

島の中央にあるフジル村で、島にひとつしかないガソリンスタンド探し。
これがなかなか難しいオリエンテーリングでした。
誰に訊いても即答で道順を教えてくれますが、どう頑張ってもたどり着けないのです。
メイン通りも路地も人の家の敷地もみな同じような、ただの土か砂なのです。
どの家も祖末な平屋で、集落にメリハリがありません、アバウトすぎます。
看板も目印もありません。
やっと見つけたガソリンスタンドは、給油機が普通の家の塀の内側。
一見さんを相手にしない殿様商売でした。

今日の九死に一生。
夫婦慢心総意で浜辺に近づいたら、いつの間にか砂地でござったです。
タイヤが急に空回りしてあれれれれっと心臓が高鳴り、車が左右に滑って冷や汗が流れ、タイヤがずずずと深みにハマった嫌な予感で、こめかみに熱き血潮がとぐろを巻きました。
脱出を試みて稲妻Uターンをかまして、自らとどめを刺します。
動きません、車。
だれひとり通ることのない浜辺。
オリホン島は、オフシーズンなんです。
このまま夫婦揃って生き埋めになるかと、心臓が鼻の穴から飛び出しそうにビビりつつも、ポチっと4WDを始動して、あっという間に脱出。
安堵の息も三つ目頃で、2WDに戻して再び埋まりました。
命運着きたと、哀れな顔をするYuko。

オリホン島の最北端を目指して北上するも、あまりにも凸凹が激しく断念します。
昨日会ったロシア人が、BAD ROADと嘆く悪路です。
プーチンの敵わぬ道を、なぜアベシンゾーが進めましょうか。

今宵も、誰もいない湖畔に車を寄せて過ごします。

以下、写真をバラバラと。

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朝飯は、焚火で紅茶とトースト。金網を使ってパンを焼いても、すぐに焦げてしまうのがミソ。

 

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これが世界一綺麗な湖の水です。波打ち際は、海のようです。

 

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完全な砂地に迷い込み、生き埋め寸前が二回。相棒が4WDでなかったら、いつの日にか死んでたかもしれません。少なくとも泣いてました。

 

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道は自分で切り開け!と言われているような島です。どこをどう走ってもかまわないのです。車の性能とドライビングテクニック次第ですが。

 

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誰も向かわぬ道を北へ北へと進みます。

 

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残念ながら、この先へは進めませんでした。凸凹が深過ぎて、軽自動車のタイヤでは凸を乗り越えられません。

 

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フェリーで呉越同舟したロシア人ですら、これ以上は走れないとこぼしてました。それぐらいの悪路のはじまりです。

 

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気まぐれに、湖へ向かいます。行き過ぎると、崖だったりします。落ちてみないとわかりません。

 

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急な坂道を上ります。軽自動車は飛び跳ね、車内は七転八倒。

 

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対岸が冷たい感じでね、眺めているだけで凍えそうです。

 

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シャーマンな風が吹き、厳かな香りが漂います。この辺りは、仏教が混ざっています。

 

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「寺院岩」と呼ばれていたシャーマン岩。ここがオリホン島のパワースポットです。

 

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建築途中の家。心からお手伝いしたい。雇ってくれないだろうか?

 

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今晩どこに車を泊めようかと、さ迷い中。

 

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崖と砂浜。

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オフロードバイクだと、もっと楽しかろうね〜

 

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晩飯は、「タケルくん」でご飯。おかずは青い色の缶詰。ボクらは鯖缶だと思って食べていますが、真相はわかりません。ほかに、ピクルスとトマトの瓶詰め。

 

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今夜の宿は、こんな感じのロケーションです。オフシーズンですから、周囲には人っ子一人いません。大地と湖は、ボクらのものなのです。少し離れたところにトイレがあり。天然掘りです。隣に盛り土があったところを見ると、満タンになると埋めるようです。

 

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アプリを使って、車の傾きを調べながら駐車します。車が傾いていると、寝にくいからね。

posted by 44と書いてyoshiと読みます。

  • 朝→ 焚火でトースト、みそ汁、バナナ
  • 昼→ 外食:カフェ(600ルーブル)
  • 夜→ 「タケルくんでご飯」+缶詰

未分類 ヨーロッパ 国、地域別 ロシア イルクーツク州

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