本日の歩いた高低差、マイナス230メートル。
トレッキングとはいえ、下がってどうする?
って感じです。

真っ暗闇の早朝、タクシーを飛ばして空港まで急いだというのに、説明のない飛行機の遅延。

イラ顔で搭乗口をうろつく登山客たち。
お隣のベンチに、五十歳から登山を始めて七大陸の最高峰を制覇したO氏あり。
Yukoとの一時間に亘る立ち話。
三浦雄一郎氏の酸素ボンベは、誰が持っていたのか?
三浦氏の集めた資金は三億円にも上るというが、本当か。
O氏の調理人は、生卵持参で飛行機に乗るようです。
ルクラより先では、生卵すら貴重な世界なのです。

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十四人くらいしか乗らない小型機。 一番後ろに乗ると、隣はキャンビンアテンダントだし、足が伸ばせていい。

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この山々の奥に、インドが控えておられます。

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テンジン・ヒラリー空港。 滑走路は、たったの460メートル。 ヒストリーチャンネルの「最も過激な空港ランキング」で一位にランクされた実力。

三時間遅れの離陸。
窓下は、喉が締め付けられるほど空気が淀んだカトマンズ。
貧しいながらもコンクリート造りの家々。
耕作している様子のない段々畑と小指で引っ掻いたような細い道が山々に伸びる。
この頼りない道を“歩けミスト”のOG君は、ボクらが頼んだ700gのインスタントみそ汁を抱えて、ルクラまで歩いたのである。
雲海を右手にし、十数人乗りの小型機は大きく揺れる。
汗が沸騰し、心臓が締め付けられ、世界一危険な滑走路へ突っ込む。

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ルクラの町。 山は左から、ドゥットゥクンダ、ヌンブル、コンデリ。

“歩けミスト”のOG君と、握手の再会。
メキシコ以来ですね。
日本から持って来てくれとお願いしていた、700gのインスタントみそ汁を頂戴する。
エベレスト・トレッキングには、インスタントみそ汁が重要な嗜好品なのであります。
午前十時五十分、第二回エベレスト・トレッキング「ゴーキョ編」が始まります。
隊長は、新郎を日本に置いて単身新婚旅行中のチャコ氏。
特別ゲストその一に、アメリカ徒歩横断、日本国道徒歩横断、その他いろいろとご活躍の“歩けミスト”のOG氏。
特別ゲストその二に、自転車世界一周六年目の元プログラマー、ヨシ君。
リーマン時代は体重百キロだったそうで、ご活躍が楽しみです。
一筋の雲もない、天晴れな晴天。

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中央の山は、コンデリ。 荷物を運ぶ青年。

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まだ荷物を背負っていない、仕事に出かけるロバ。

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「マントラ」と呼ばれるチベット仏教のお経が描かれた「マニ石」。 チベット文字です。 日本の居酒屋の店内装飾に真似てはどうでしょう。

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謎のメッセージ。

荷物運搬のために、ナクと雄牛で異種交配させられた生き物ゾッキョが、背中に大きな荷物を載せて、のそりのそりと気だるそうに街道を歩いています。
愛のない交配のためか、雄のゾッキョは生殖能力がありません。
“やる気”はあるのに生殖できないのか、そもそも“その気”がないのか、それによって人生の悲哀が百八十度違ってきますが、如何なものなのか。
ただただ人様の荷物を運んで人生が終わるのは、悲しき人生やな。
軍の検問所で、カメラのメーカー名を聞かれたのは、謎です。
Ghatで休憩。

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猿がいたりして、喜ぶボクらご一行。

十三時半、今日の目的地パクディン(Phakding 2,610m)着。
今宵の宿は、個室で200RS(230円)。
ガスのシャワーは、部屋より高い300RS(346円)。
コンセントを使うと、一時間150RS(173円)。
何をするにも金がかかる世の中です。

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初日の宿。

お湯を注文し、OG君の持って来てくれたみそ汁を飲む。
米から造る蒸留酒“ラクシー”を一杯。
薪ストーブが、心から嬉しい。

拙者のいびきがうるさいと、Yukoが本気で嘆く。
覚悟していたより、寒くない夜です。
あまり歩いていないので、疲れていません。

宿代200RS(230円)
タクシー500RS(576円)
空港のミルクティー80RS(92円)

posted by 44と書いてyoshiと読みます。

  • 朝→ ひとりバナナ二本
  • 昼→ 44カレー400RS(461円)/Yuko炒飯300RS(346円)/ミルクティー60RS×2(計138円)
  • 夜→ 44ダルバート450RS(519円)/Yukoカレー400RS(461円)/ミルクティー60RS×2(計138円)

未分類 アジア ネパール ルクラ 国、地域別 ゴーキョ・トレッキング

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