今日は、20.4km歩きました(合計563.5km)
6.5時間
沈む橋。
遠き迂回路。
雨止まず。
泥に沈む靴。
より大きな地図で 2013/06/01(スペイン巡礼) を表示
宿のスケールで荷物の重さを計ったら、ボクのは12.5kg(サブバッグのカメラとレンズを含む)。
Yukoの荷物は、6kgでした。
目標は、10kg内です。
歩き出してすぐに、元トラック運転手のクリスティンと合流。
クリスティン。彼のスペイン語は、よくわからない。驚くほど陽気なフランス人。
クリスティンは、豪快なイビキをかくので、ボクら夫婦の間で有名です。
意味不明の怪しいスペイン語を話します。
町は、折からの大雨で洪水。
川は倍に膨らんでます。たぶんね、元は知らんけど。
ま、あんだけ毎日雨が降れば洪水にもなるわな、って感じです。
川の水位は、平素より2.5m高く、川辺のベンチも公園もあとかたもなく沈んでいます。
クリスティンのわかりにくいスペイン語によると、この大雨は1870年以来の天災です。
そんな不幸と闘わねばならない、我が家の巡礼の悲劇。
クリスティンの自己申告によると、彼の前世は闘牛です。
本人がそう申しておりますので、異論はありましぇん。
巡礼路の橋が水没。
迂回路を通りました。
おもいっきりの遠回りなので、ちんちんともに疲れます。
クリスティンが、より楽な道を選んだので別れましたが、足が痛いと嘆いてた、スイス人のジョセフに追いつかれました。
葡萄で作るお酒Armagnacの名産地を通り過ぎ、投石機の博物館を通り過ぎ、ノルウェー人のウランに追いつかれました。
投石機の博物館の前に立ってた騎士。この甲冑、そうとう重そうです。とても闘えそうにないです。
フランス人に、とても美しいと言わせた村です。言うほどでもなかった気がするけど、気は持ちようです。
美しいの村の街角。
お昼を予定してた集落に、コンビニの類いが一軒もなかったので、贅沢と存じますが、レストランで16ユーロのMenu(定食)に挑戦。
非常識に豪華な昼食だったのに、Yukoは腹痛のため、羊のステーキをほとんど食べられず。
拙者が二人前を食し、夫婦で明暗を分ける。
鼻から羊毛がはみ出るほど、腹一杯です。
店内を見渡すと、5時の方角にご贔屓のスコットランド夫婦。
ボクだけが、ウィリアムデフォーに似てると勘違いしているフランス人男性に声を掛けられましたが、会話のリズムがあわず。
テンポの合わない会話は、軽く辛かったです。
廃墟。この植物による浸食具合が、たまらなく美しい。
今夜の宿。三階を改築中、壁をはがしてたら、ナポレオンの絵が出てきた。もしかしたら世界遺産級の価値があるかもしれない建物なのです。
最近、よくGite(巡礼宿)が一緒になる、スコットランド人カップル。
晩飯用に買ったスパゲテイ・ソースの缶詰には、伸びきったスパゲティも同梱されたものでした。
伸びきったスパゲティは嫌いなので、捨てました。。。
もったいないことをして、ごめんなさい。
posted by 44と書いてyoshiと読みます。
- 朝→ 宿の朝食
- 昼→ 16ユーロで豪華なMenu。羊系でした
- 夜→ (自炊)スパゲティたらこ味とトマト。ワイン
いやー、、、すごいことになってますね。
この雨は、他のユーロ圏も大変だそうですよ。
ドイツ、オーストリア、ハンガリー、チェコ、洪水だそうです。
以前、初めて、ドナウ川沿いを走った時も、大雨の後で、川の水位が普通ではなく、もう、道につくやんかと思うほどでした。
すでに多くのトウモロコシ畑が、流されてました。。。
お二人、気をつけてね。
同じ道を歩いている人たちも、おもしろいね。
プラバンは、バリで小食になってきて、少し腰回りが減りました。
ヨシさん、まだまだ増えそうなので、食べすぎ注意。
けど、Menu、おいしいからねー。
おいしいワインも楽しんでね。