国境に近い超ローカルな鄙びた食堂。
88円の定食で、お手洗いセット付きです。
テーブルに運ばれた洗面器と薬缶の水、ママレモンみたいな洗剤。
汚い手では飯を食わせないといった無言の圧力。
手の油分をなによりも大切にするワタシですが、雰囲気に負けて洗っちゃいました。

木陰で涼んでいたムスリム。
本日のメインイベントは、国境越え。
無理難題をふっかけられるのではないかと心配で胸がいっぱいだったのですが、一銭も賄賂をタカられることなく、一戦も交えることなく、無事にガーナに入国。
アフリカ8カ国目です。
道路の立て看板が、増えました。
ガーナの公用語は英語。
久しぶりの英会話。
なにやら募る話がたくさんあるような気がしないでもありませんで、ついついウェートレスに無駄に話しかけて、彼女たちの流暢なEnglishに返り討ちにあっています。
Googleマップで有料道路を避けたルートを選んでいますが、なぜか有料道路です。
ガーナの一発目の宿は、道路とは思えぬ荒れ果てた路地の先に、腹をさらけ出したバスの墓場があり、すべてのガラス窓が割れたバスの横をすり抜けた奥です。
駐車場には、さも千客万来のように車が3台停まっていましたが、どの車もタイヤがパンク。ホコリをかぶった廃車。サクラです。
チェックインした部屋は、トイレの芳香剤が便意を催すほどに漂い、そのわりにトイレの電気は灯かず、シャワーは水が出ないのに、エアコンの水が机の上を水浸しにしてくれます。
ドアに貼られた宿のルールは、男同士での宿泊は不可。
男の愛には厳しいガーナです。
ブルキナファソに比べて、物価が高くなりました。
今日の晩飯は、オクラのスープ。
外国ナンバーの車は、夕方6時以降運転してはならぬという噂。
ドメスティックに訊いてもわかりません。
posted by 44と書いてyoshiと読みます。
- 朝→ パン
- 昼→ 外食:チェブジェンのようなもの、コーラ(1500CFA/266円)
- 夜→ 外食:宿の食堂:オクラスープ、フレンチフライ、ビール、コーラ(26GHS/686円)
コンゴ民主からザンビアに向かう場合、カサイ3州という地域が、北斗の拳になっているので、コンゴ民主領内を長大な距離迂回しながらドライブしなければなりません。マッチョな男性3人組というようなことなら可能かもしれませんが、女性づれの場合、鉄砲のついた先導車が欲しいところです。アンゴラの海辺を行くほうが経済的と思います。(ガーナからケープタウンへ行く船もあるようですが。)