アイルランドには「Wild Atlantic Way」という古式ゆかしき絶景コースがありまして、西へ向かいます。
昼間、湖の前で自慢のキッチンでラーメンを作って食べていたら、怪しい車が来ました。
右となりに駐車したかと思えば左側に移ったり、離れたかと思えばすぐに戻って来て、あたりを伺っている風です。
運転手は人相が悪いというか、貧相。ハイエナ系の目つき。
「英語話せる?」
って訊いてきましてね、
話せないあるよ、a little!
つれなく返事をしたのに、
「金がなくて、車が動かないんだよ」
「金、貸してくれよ」
彼がキーをまわしてみせるけれど、確かにエンジンがかからない。
だけど、エンジンスタートとお金の関係がよくわからんじゃないですか。遊園地の車じゃないんだから。
ついさっきまで、元気よくあっちこっち走っていたのを見ているし。
で、朴訥な英語でお返事しときます。
英語はぜんぜんわかりませんが、Anyway、ボクはメカニックじゃないです!
使えねーな!って顔されてもね、悔しくないです。
昨夜は夏用の寝袋で寝たから、マジで凍死寸前でした。
ショッピングモールの寝袋は、15ユーロ。
1,800円と凍死を天秤にかけて、買わないという結論に達した清貧の旅です。
頑張れ、おれ。
晩飯は、海の前で。
景色がいいと、味もよくなります。
スーパーマーケットのお惣菜だけど。。。
今晩のキャンプ場は↓
サイトのすぐ横に電源→便利!
シャワーはちょいと温い→風邪ひく!
猫が人懐っこい→誘拐したい!
レセプションに誰もいなくて、翌朝もいなくて、完全な放置経営。
他のキャンパーはお金を払わずに逃げているような気がしますが、いかんせん正直者のボクら。
机に20ユーロ、置いときますね。
次の人に盗られるような気がしますが。
posted by 44と書いてyoshiと読みます。
- 朝→ 自炊:卵焼き、パン
- 昼→ 自炊:インスタントラーメン
- 夜→ 買い食い:パン、お惣菜、いちご