朝、ドミトリーのドアを開けたら、娘さんが黒パンツ一丁で立っていた。
先方は平然としているのに我が輩が動揺してしまい、上半身がどうなっていたのか思い出せないのが、心より無念です。
中国人だか韓国人だかわからない東洋人のおっさんに半裸を見られても平気なんですね。
そうなんですね。
朝飯を食べてたら、ウッドデッキの先の湖でカワウソが泳いでいた。
この辺のカワウソは、絶滅危惧種のポスターにHuillín(Lontra provocax)とあるんですが、辞書っても出てきません。

ベランダから朝陽を拝む。
午前中、トレッキング。
コースはこんな感じです↓
宿のベージュの犬が、勝手に付いて来た。

ビーチを目指して、間違って知らん人の農場を勝手に歩いてしまった。犬が先導してくれるが、道じゃないし。

道なき道を歩き続け、鉄条網に行く手を阻まれ、それを乗り越えるも、やっぱり進めなくなった。どうしてぼくらは、いつも道を間違えるのだろう。

宿の犬。どんどん先に歩くくせに、

ボクらが遅いと、待っててくれる。

看板の文字「SENDERO」を辞書ると、「ペルーのゲリラ組織」とある。右も左もゲリラ組織かね。

この先が太平洋。写真じゃわからないけれど、豪雨と強風。強烈に寒い。人はなぜ、わざわざこんなところに来るのかね。自分でわからん。

手前は、川。奥の白いのが海。泳いだら、確実に死ぬっす。

こんな陰気な海を撮影して、どうするつもりなのかYukoよ。

写真じゃわかりにくいけれど、ってか、わからないけれど、二本の川がぶつかった河口です。川が河口でぶつかるって、非常に珍しいことです(たぶんね)。
風上側の身体だけ濡れまくって帰宅。
暖炉で服を乾かして、誰もいない静かなリビングで過ごす。
寒い観光より、快適なリビングがボクらの旅です。
風に触られる湖面って、意外に動きがあります。
霊気のような素早いさざ波が走り、きびすを返し、回転して消える。
posted by 44と書いてyoshiと読みます。
- 朝→ 宿の朝食。それなりに豪華
- 昼→ 自炊:トマトだけのスパゲティ「ポモドーロ」
- 夜→ 自炊:インスタントラーメンのスパゲティ、焼いたタマネギとソーセージ、ワカメスープ