古民家リノベーションプロジェクトの最終打ち合わせ。
思い出そうとしても忘れられない3ヶ月前、ゴミ捨て場と化した廃墟を前にして立ち上がったボクら4人。
さっさとリノベって、民泊にしちゃおうよって。
メンバーは、ジェノサイドで孤児になった苦学青年のベダステと、ブルンジから流れてきた9人兄弟のントワリ。
ファンドを担当するのは流れ者の外国人、ボクら。
物件は、空港から徒歩10分の住宅街で、7坪ほどの狭小住宅です。
ステレオタイプのアフリカ人とは一線を画すベダステが、手際よく見積もりを取り、スケジュールを組み、職人を手配し、釘から水にいたるまでの資材を調達。
ことは順調に進んだかにみえたものの、建具を組み込むところでつまづきました。
枠に収まらない窓や戸!
左官職人のマネグが招いた遅延の原因は、寸法違い。
というか、そもそも水平垂直のとれていない伝統的家屋なので、壁を仕上げてから採寸し、建具を頼むべきでした。マネグばかりを責められない。
仕上がったばかりの壁を壊して、左官とペンキの塗り直し。
3歩進んで2歩下がった改築は、しかし今、なんとなくほぼ完成です。
なんとかなるもんですね!
初めて触った電気ノコギリってんですか、あと、電気やすりって呼ぶのかグラインダー
殺傷能力十分な釘の銃。
豊胸した胸とどういう関係があるんだかさっぱりわからないもみ具合のシリコンとか、指紋が消える異常に強力なノリとか、安い材木の化粧方法とか、ホント、勉強になりました。
よくぞここまで頑張った、ボクらすごいんじゃねってことで、レメラ地区のレストランで打ち上げランチ。
コカコーラで乾杯し、マッシュルームソースでチキンを食らう。
新婚さんの家へ、折りたたみ椅子とテーブルの納品。
下の動画は、廃墟をリノベった新居です。
おふたりは絶景マンションにお住まいでして、こんな家に住みたいっていうか、勢い余って設計したい。
エボラがルワンダに上陸したってニュースがアルゼンチンの某筋から流れて来ましたが、こちらでは誰も知らないです。
ルワンダ人だけが知らない重大ニュース。
最近のエボラは血が出ないっていうし、とりあえず知らない人の唾液とか触らないようにしなきゃ。
posted by 44と書いてyoshiと読みます。
- 朝→ 自炊:パンと卵焼き
- 昼→ 外食:ベダステとントワリとカフェ
- 夜→ 自炊:ハンバーグ、茹でたオクラ、肉団子スープ