朝起きたら、大型トラック群に囲まれていました。
ボクらの軽自動車が大型トラック一台分の場所を占領していることに気づき、ご迷惑をお掛けしたかもしれません。
そういえば朝方だか夜中に、ノックされたような気がしてきました。
そっとエンジンをかけ、逃げるように出発。
道中、笑顔のない官僚顔した警察官に呼び止められましたが、笑顔で返答。
ナニを言われたのかさっぱりわかりませんが、事なきを得ました。
ガス欠寸前になり、時速80km以内のエコ走行。
沿道では、ときどき人海戦術で草刈りをしています。
草を刈らねばならぬほど雑草は育っていませんで、なにやら無駄な気がします。
社会主義の仕事とは、NEEDSではないのです。
畑と牛を発見。
いままで広大な土地を少しも利用している様子がなかったので、なにやら安心しました。
事件です。
突然、ポケットWi-Fiが使えなくなりました。
SIMカードは、50GBもあるはずなのに。
ロシア語のメッセージは、馬の耳に念仏以上に難解です。
うーむと唸るのみです。
白樺の森が、果てしなく広がります。こう幹が細いと、建築資材にもならないし、薪にしても心もとない。
白樺の森を切り開いたようだけど、見たところ、畑でもないし牧場でもない。
晩飯を食べていたら、陽気に話かけてきたセルゲイ。だいぶ酔っぱらいでした。
セルゲイは、イルクーツクとハバロフスクを行き来するトラックの運転手です。
今日はトラックが故障したので、早い時間から酔っぱらいです。
困ったらいつでも俺に電話してこい、と電話番号をくれました。
カフェのニュースでは、バイカル湖の森が火事。
ブラウン管の向こう側、オバマの笑い声とプーチンの目の座った笑顔。
今夜は、ガソリンスタンドの駐車場に寝ます。
安全だとは思うのですが、念のため事務所の建物に張り付くように駐車。
posted by 44と書いてyoshiと読みます。
- 朝→ カフェ:ボルシチ/ピロシキ/ピリヌイ/紅茶/珈琲(230ルーブル/406円)
- 昼→ 自炊:「タケルくん」とすじこと牛肉の缶詰
- 夜→ カフェ:ボルシチ/ピロシキ/珈琲/紅茶(135ルーブル/238円)