朝一、ゴミを捨てに出たら、路上のゴミ集積箱はすでに溢れていた。
片側7車線(側道も合わせると9車線。合計18車線!)の7月9日大通り (Avenida 9 de Julio)から路地一本しか入っていない中心街なのに、遠慮がちに置かれているとはいえ、黒いゴミ袋は紙くず舞い上がる荒びれ感。
酸っぱい匂いのゴミ袋は、組合と闘っていたサッチャーを思い出します。
黒ずんだというより、黒いデザインにしか見えない黒鍋を金束子で洗いました。
上腕三頭筋をぷるぷる高速回転させて磨きに磨けば、墨の薄い割れ目から覗く銀色に、努力すれば報われることもあるもんだと、生きる希望が見えたものです。
仕事。
風邪気味で喉が痛いと訴えるJ君に留守番してもらい、直線距離で2.5km離れた日本食材店「CASA JAPONESA」へ。
久しぶりの散歩です。
注意してたにもかかわらず、うっかり通り過ぎてしまったくらいに目立たない「CASA JAPONESA」。
立派な大根が10ペソ(125円)だったのが、心よりお喜び申し上げます。
白味噌が、どう見ても茶色いのが遺憾です。
想定外に高価だったカレー粉と鰹節。
唇を噛み噛み諦める。
テーマソングは、
吉田拓郎「唇をかみしめて」。
5kgの米を背中に担げば、売価の1000円が肩に食い込む。
アルゼンチンの物価。
米五キロ80ペソ(1,000円)。
みりん45ペソ(563円)。
味噌一キロ40ペソ(500円)。
大福餅六個40ペソ(500円)。
インスタントラーメン12ペソ(150円)。
インスタント焼そば15ペソ(187円)。
インスタントラーメンのうどん15ペソ(187円)。
大根10ペソ(125円)。
ごま油50ペソ(626円)。
三十代は王様のようにお金を使っていたものですが、今ではYukoの好きな大福餅の値段を確かめ、一個あたりの単価を計算するほどに庶民派です。
posted by 44と書いてyoshiと読みます。
- 朝→ 自炊:シーチキンのスープ、パン
- 昼→ 自炊:スパゲティ・ボロネーゼ
- 夜→ 自炊:大根と鶏肉の煮物にちょろりとごま油を垂らしました。大根のみそ汁