5時起きで、魚市場へ。
まだ薄暗い市場で、熱々の海老エンパナーダに噛りつき、腹ごしらえ。
市場で海老エンパナーダを食う。これは習わしです。一個8ペソ(60円)。
カツオは、1kgが35ペソ(264円)。
2.6kg買い、92ペソ(約695円)。
メバチは、1kgが55ペソ(415円)。
4.2kg買い、231ペソ(1,745円)。
カンパチは、125ペソ(944円)。
何kg買ったか忘れた。
生の海老を買って寿司にしたかったけれど、危ないんじゃないかと言われ、断念す。
トラックの荷台に積まれたカンパチを吟味するメンバー。
やたらとタコを薦めるお兄さん。
なんなんですかね、この魚。魚の名前がビシバシわかると、男度はアップすると思われます。
つぶらな瞳が美味そうです。
帰宅して、魚を三枚におろす。
釣り師のKZ師匠が、神技の包丁さばきで、カンパチを角が立つようなサクに仕上げる。
身をくっつけ直せば、また泳ぎかねない巧みの技。
漢(おとこ)は、魚を捌いてナンボやね。
拙者はカツオを担当。
お尻の穴に包丁を刺してすすすいとのど元までせり上げるも、勢い余って腸を傷つけ過ぎ、阿鼻狂乱の大出血。
エラがなかなかとれず、血しぶきが舞い上がり、大惨事のキッチン。
背骨を探しまくって身が崩れ、グズグズの仕上がり。
カツオ君、誠に申し訳ない。
あれじゃぁ成仏できぬと思われますが、許してください。
寿司を握る。
師匠は、眼鏡が妖しく光るハギー氏です。
右手を水に濡らして、軽く両手を握って水分調整。
寿司桶に右手を突っ込んで、適量の米をつまむ。
これが案外難しい。
余分なお米が手について離れず。
ネタの上に米が乗っかって、みっともないです。
お客様に出せません。
韓国チームは、トッポギとチヂミ。
宿のアイドル、ヒョン爺嬢のサングリア。
韓国人の娘さんに室井滋に似てるね、って言ったら、速攻でスマフォでチェックされ、室井滋の写真を見て嫌な顔をされた。
すみません。
褒め言葉のつもりだったのですが、お気に召さなかったようですね。
この数字↓を、どう見ればいいのか。
中国の人口は世界人口の約20%、その80%近くが農民とされる。ところが農地面積は世界のわずか8%しかない。
テーマがないことをテーマにしている旅。
旅なんかしていると、“自分”なんて探さなくても、男度の低さや、生存能力のなさ具合を、痛いほど思い知らされるものなのです。
Yukoのいない広いベッド。
右に寄って寝ることはないのです。
posted by 44と書いてyoshiと読みます。
- 朝→ 外食:エンパナーダ(8ペソ)+宿の朝食
- 昼→ 自炊:スパゲティ・ボロネーゼ
- 夜→ 寿司パーティ+韓国料理