宿の延長を断られたので、引っ越します。
安宿はどこもかしこも、今週から始まる中国のゴールデンウィークと呼ばれる国慶節(こっけいせつ)の便乗値上げで、ダブルプライス以上になってしまいました。
安宿に一泊7,500円も払うのは悔しいので、今回は「Airbnb」で部屋を探してみました。
「Airbnb」は、普通の家の空いている部屋を貸し借りするもので、ホテルとかじゃありません。
知らない人の家です。
うるるんみたいなものですが、実は意外に安くないです。
ってか、普通の値段だったりしますが、キッチンが使えます。
彌敦道(ネイザンロード/Nathan Rd.)の喧騒から離れて田舎に引っ込み、自炊しながら仕事に打ち込む所存です。
一人暮らしの女性、フェニックスさんに宿泊を願い出ました。
メールで身上調査を受け、この微妙な時期の日本人ではありますが、合格しました。
タクシーで香港$136(荷物代込み。スーツケース一個で香港$5もとられます/1,367円)もかけて、西貫地区の奥の奥、車がすれ違うのも難しい細い道のどん詰まりに、フェニックスさんの家がありました。
ベランダのすぐ前はビーチ。
落ち着きないけど、吠えなくて賢い犬コーラ。
ヨットがたくさん浮かんだ、Great Viewです。
香港にも海があるんですね、と不覚にも感動してしまいました。
よくよく見たら、山もありますよ、お母さん。
とりあえず挨拶もそこそこに自己紹介を兼ねて、中華レストランで昼飯を食べました。
自炊して節約するつもりなのに、二人で香港$180(1,800円)の昼食は、大出血です。
帰宅してさぁ仕事に集中するぞ、と意気込んでベランダでパソコンを広げたところ、フェニックスさんがお茶をいれてくれ、夕方まで延々とお喋りしました。
よく笑う明るいお嬢です。
いい加減に仕事しなきゃと思ったんですが、もう晩飯時間です。
トマトとベーコンのスパゲティ。
お嬢は、器用にもベーコンの脂を取りのぞいて食べてました。
その食べかすの脂をテーブルの上に積み重ねるのは、中国人の習慣とはいえ、どうなんでしょう。
食後は甘いブドウと酸っぱいミカンのデザート。
けっこう会話が弾み、ま、もちろんよくわかんなかったりするわけなんですが、フィリピンの英語学校で全然理解できなくても目が泳がない演技力を身につけたので、平気です。
気がついたら22時。
あ、日記書いたら寝なきゃ。
なかなか仕事ができない。
人生とは、思い通りにいかないものです。
posted by 44と書いてyoshiと読みます。
- 朝→ レーズンパン。祐子はクロワッサン
- 昼→ 中華レストラン。二人で香港$180(1,800円)
- 夜→ トマトとベーコンのスパゲティ
へ〜。そんな紹介サイトあるんだ〜。
すごい・・・楽しそう。^^
ネット調子悪いけど、今から、チェックしてみま〜す。