小間使いのデデン青年に、ボクらはインドネシア語を話せないと言ったら、世の中にそんな人がいるのか!と、のけ反って驚いてました。
一秒も英語を話せないデデン君です。
奥さんが妊娠五ヶ月なのに、一週間に一度しか帰宅できない可哀想なデデン君に別れを告げ、予約したタクシーに乗れば、いつも通りのカオス渋滞。
警察車両が強引な幅寄せをして、ボクらのタクシーと接触。
両者とも、罵声、苦情、お咎め、泣き言、一切なし。
クラクションを鳴らしただけで殺される日本と違って、懐が深い。
チチャフウム・バスターミナルから、バスに揺られて9時間。
狭いバスの中で営業するイチゴ売り、菓子売り、水売り、ブガメンと呼ばれるギターの弾き語り、宗教っぽいの、文房具屋、時計屋、鞄屋。
昼食のカップ麺、45円。
食い終わっても、腹が減ってました。
バスに乗っていると、ときどき勝手に膝の上に商品を置いてかれて、いらっとします。
あとでそれを回収し、欲しい人から集金する「置き売り」です。
隣のおばちゃんが、妙なお菓子を五個も買ったので、意外に効果アリです。
バスを降りる寸前にゲロを吐いた、あと一歩だった少女。
頑張りは、認めたい。
ブガメンと呼ばれるギター弾きの中には、運賃を払わずにバスに乗りたいだけじゃないかって奴がいます。
一曲弾いて、ずーっと普通にバスに乗ってます。
インドネシアは、ギターがあれば無銭旅行できそうです。
最低一曲歌わないとならないけどね。
ガソリンスタンドで美味しそうにタバコを吸う無法者が、給油中のホースに足をひっかけて転びそうになり、目撃したボクの心臓が爆発炎上しそうでした。
給油しながらのくわえタバコは、普通です。
晩飯後、暗闇に潜む屋台に立ち寄り、焼きトウモロコシを食べました。
一本33円。
五種類以上の秘伝の何かを一生懸命塗りたくっていたけど、味に努力の形跡なし。
普通にトウモロコシ味。
津波が来たら逃げろ!
の道路標識がなにげに気になります。
人力車タクシー、ベチャの最初の言い値208円(IDR25,000)。
最終的には、83円(IDR10,000)。
posted by 44と書いてyoshiと読みます。
- 朝→ 宿の朝食。芋。祐子はパン
- 昼→ カップラーメン(IDR12,000/99円)
- 夜→ ヌードル。祐子はバナナクレープ、アイス付き。ジュース(IDR40,500/337円)。焼きトウモロコシ(IDR8,000/66円)