11時にチェックアウトし、宿に荷物を預ける。
宿の連中がよってたかって、エアポートタクシーを予約しろとウルサイです。
彼らの愛想のない命令口調の営業トークに負けそうです。
断るとあからさまに態度が悪くなるのがベトナム人の特性なので、考え中ですと保留して、散歩。
毎日散歩しているにもかかわらず、瞬速で迷子になりました。
ボクの特性は、学習能力の低さにあります。
ハノイの繁華街って、どこを向いてもみんな同じ路地に見えて、印象に残らないのです。
しかも地図をどこかに落としたらしい…。
てか、落としました。確実に。
地図がないと、かなりの確率で宿に戻れません。
こういうときは慌ててあたりをグルグル見渡してはいけません。
完全に方向を見失ってしまいます。
ゆうーっくりと、首だけ振り返ります。
自慢できるほど当てにならない海馬の薄い記憶を頼りに、来た道をそろりそろりと慎重に辿り、道路に落ちている地図を見つけたときのボクの喜びようときたら、祐子さん、男泣き寸止めでした。
それにしても深夜一時の飛行機まで、恐ろしく暇です。
カフェでネットしてたら、マウスが見あたりません。
マウスを宿に忘れてしまったかもしれず、祐子がいないと荷造りもできない爺さんになってしまったようです。
ホアンキエム湖から、ティエンクアン湖へ散歩。
昼飯は、ベトナム風つけ麺ブンチャー(35,000ドン/159円)。
左が野菜。野菜というより、気分的に草。真ん中の白いのが麺。右側がつけダレ。タレにハンバーグみたいのが入ってます。さっぱりしてて美味しいです。
お店はこんな感じです。意味なく自分の顔にモザイクをかけてみました。ベトナムの食堂は、椅子とテーブルが低いのが特長です。お店のお兄ちゃんに撮ってもらったんだけど、ぶれてます。
ティエンクアン湖。なんだか暗いね。だけどね、後ろのベンチでは、タンクトップの巨乳娘さんが、大きな声で携帯してました。ま、巨乳ってか、やや肥満。ま、望むところだけど。そんなことはどうでもいいです。
ハノイ大教会。この教会の薄汚れ感、Goodです。このあたりは交通量は少ないし、カフェにローカル風情があるしで、これまたGoodでした。
宿にエアポートタクシーを頼むと、US$15(1,425円)。
この金額は、そうとう高いと見ました。
宿の親父は四六時中金の話ししかしない『ベニスの商人』の金貸しみたいな奴でして、人の顔を見るたびに何かしら売りつける熱血商売人です。
昨日ビールを驕ってくれたAさんが、しつこい営業に嫌気をさして出て行った気持ちがよくわかります。
手練手管の口八丁で、提示した値段よりいつの間にか高く請求する、詐欺師のような手合いです。
で、タクシーなんだけど、その辺のドライバーに聞いたらUS$12(1,143円)でした。
値引き交渉前でこの値段だから、ちょっと頑張ればもっと安くなるに違いないです。
あの親父、「売ってやるんだから買えよ系」の営業トークで五割も盗るんだから、たまんないっす。
空港は禁煙なのに、タバコを吸う人が多いのが残念です。
あと二、三時間でベトナムともお別れ。
ベトナムって、いい国です。
文句ばっかり言ってますが、嫌いじゃないです。
ベトナム人がいないと、もっと素敵な国になれると思います。
今日のお小遣い
昼飯 タクシー US$12
ビール 35,000ドン
宿代 US$79
晩飯 US$4
posted by 44と書いてyoshiと読みます。
- 朝→ 宿の朝食。パンと卵焼きと紅茶。
- 昼→ ベトナムのつけ麺ブンチャー(35,000ドン/159円)
- 夜→ フォー(US$4/381円)
パクチーがみずみずしいです。
葉っぱを食べる文化はベトナムもタイも同じですね
タイでは昔はそのへんの草をちぎってきて食べていただけだのに
中国の食文化があとから入ってきて
野菜を調理する料理もできたときいています。
それにしてもどうして露店の椅子は同じような青い色で
同じようなデザインをしているのでしょうね。