朝の散歩。
名もなき田舎は、どう歩いても安全でいいやね。
観光客がいないし、観光客目当ての商売人やら強盗もいないし。
怪しいのは、よそ者のボクらだけ。

ポケットWi-Fiを貸してくれた、村の青年。ちょび髭。
トーゴへ移動。
今日の警察の検問は、一回だけ。
右ハンドルに気づかれないように、警察官の目をロックして、勢い良く挨拶。
視線を泳がせない作戦です。
訊かれもしない行き先と昨夜泊まった村の名前を勝手に伝え、軽く地名を間違えて言うあたりに愛嬌をにじませます。
ハンドルをちらっと見て、何か言いたそうだったけどね。
勢いで、その迷いを打ち消す。
トーゴとの国境。
久しぶりに見ました、客引きの群れ。
ゾンビのように、集まってきます。
「停まれ止まれ」
「駐車場はここだから」
「オフィスは向こうだから」
「いいから止まれって!」
「案内してやるから」
「こっち来いってばさっ」
国境越えを手伝って、銭を稼ぐ連中です。
通り過ぎると追いかけてくるし、のろのろしていると追い抜かされるし、窓に顔をつけてくるし。
めいめい勝手に駐車場に誘導したり、なにやら説明したり、叫んだり、イラついてたり、ちょっと切れてたり。
彼らを無視するには、あとに付いていかないこと。
指差すほうに、向かわないこと。
こっちといえば、あっちへ行く。
そんな感じ。
問題は、ちっとも手続きが進まないこと。
で、もうひとつ問題は、異常に生活動線の悪い事務所の並びかた。
誰かに訊かないと、税関すらどこにあるかわからない仕組みです。
駐車場に戻ったら、おっさんが反射板みたいなシールを勝手に車に貼ってました。
ナニを貼ってもいいけれど、金は払わんよ。
「お金はいらないけれど、貧しい者への施しは、神様の思し召しです」
だから、払わんて。
明日は、ガボンのビザ申請。
コピー屋へ行くと、今日はインクの乗りが悪いと断られ、紹介してくれたプリント屋は見つからず。
夜、街灯のない住宅街をネット屋まで、小走り。
暗闇から、
「Welcome!」
と声がかかって、死ぬほどビビってたりしてます。
街灯ないのに、連中は見えるんですね、ボクを。
宿のエアコンが、ちっとも涼しくない。
新品のSHARPなのに。
Wi-Fiがぜんぜん繋がらなかったんですが、停電後に復活。
だから、リスタートしてくれとお願いしてたのに。
なんにしろ、トーゴのWi-Fi事情は最悪です。
ほとんど繋がらないか、亀より遅いです。

宿の近所。戦争やってんのかと思ったです。単なる野焼き。
posted by 44と書いてyoshiと読みます。
- 朝→ 宿の朝食
- 昼→ 食べない
- 夜→ 外食:ビーフバーガー2個、スプライト(2,450/円)
携帯を自動モードにしたら繋がったのは、
そちらでは3G(WCDMA)が敷設されてない環境だったかもしれないです。
逆に日本では、2G(GSM)が繋がらないです。