焼きたての熱々パン。
イランの岩塩をふりかけたトマトオムレツ。
ベーコンとマッシュルーム。
ジョージアは、朝飯が美味い。

ジョージアのパンは、Puri(poo-reeと発音)。大きいのはShotis puri。
Tone (発音は “ton-AY”)と呼ばれる土釜で焼きます。
今日の猫↓

人懐っこいタンゴくん。
ご近所で戦争勃発。
ジョージアのお尻にあるアルメニアと右隣のアゼルバイジャンです。
戦地は、先月遊びに行ったばかりのナゴルノ・カラバフ。
国連の未承認国にしか認められていない未承認国で、アゼルバイジャンの左下腹部にある、住民がほぼアルメニア人の土地です。
アルメニアにいわせると、アルメニアの飛び地。
アゼルバイジャンにいわせると、誰がどんだけ住んでいようとアゼルバイジャン。
ナゴルノ・カラバフはアゼルバイジャンの国土の二割近くもあるから、どんな理屈をこねられようとも差し上げられない。
プライドの生命線。
で、トルコと共同で経済封鎖し、アルメニアへの石油の輸出を止めています。
この作戦、けっこう効いてまして、アルメニアは凍えるほど辛いです。
ここら辺ってイランを筆頭に中央アジアまで、石油だの天然ガスだのがたいてい採れる土地なんですが、アルメニアにはありません。
誰も覚えていないほどの昔に、この辺一帯を占領したアルメニア王国ですが、分割されるうちにエネルギー資源を取りっぱぐれました。
輸出の半分がモリブデンですが、それじゃ電気は点かないのです。
で、ロシア型の古い原子力発電所を再稼動。
第一次格納容器とかいうのがないタイプ。
けっこうやばいタイプ。
そんでもって、この辺は活断層が走っている地震地帯。
欧米から使わないでくれって頼まれるけど、それは無理なのです。
これで40%も電気を賄っているから、壊れるまで使わざるを得ない背に腹系の事情です。
今月後半、ボクらはアゼルバイジャンを訪問します。
国境ではパンツまで脱がされることもあるという、その手の趣味の方の聖地で、ナゴルノカラバフへ行ったことがばれたらたいへんです。
勝負パンツで望みます。
posted by 44と書いてyoshiと読みます。
今日は44さんの日でしたが、
ジョージアで如何お過ごしになりましたか?
ビザなしで一年も過ごせて、そして働けるのですか?
と言っても英語で通じるかが問題ですが、、。
まあ地元の人も失業率高そうだから、
仕事を探したくてもないでしょうね。
とりあえず春が訪れたことを願っています。