リビングから望むビーグル水道。
対岸のチリ領は、頭髪白い黒い山。
対岸の世界最南端の町プエルトウィリアムスは、物資をプンタアレーナスからの船で補っています。
手間がかかるので、ほとんどが陸路で済むウシュアイアとの交易を望んでいます。
残念ながら、ウシュアイアにその気はありません。
経済的先進国に成り上がったチリを援助するなんて、途上国にまで成り下がったアルゼンチンの矜持が許しません。
そもそも世界最南端の「市」を標榜するウシュアイアは、さらに南にある世界最南端の「町」の存在を認めたくないにちがいありませぬ。
突然ですが、英語のSealは、辞書で調べるとアザラシです。
アザラシだけじゃなくて、アシカにオットセイ、トドも含みます。
彼らの違いがわかるようじゃなければ、旅検定の上級は目指せません。
調べてみました。
アシカは耳たぶがあり、アザラシは耳の穴だけです。
アシカとアザラシの違いは耳たぶだけとは、神様も微妙な仕事をしたものです。
アシカの体毛がビロードっぽいと、オットセイ。
トドは、アシカ科で最大。
ちなみにセイウチは、牙があります。
他の旅検定用の問題に、Duckがあります。
マガモを家禽化するとアヒルで、アヒルとカルガモが交配すると合鴨。
英語だと全部ひっくるめてDuck。
ちなみに旅検定なんてものはありません。
いつの日か、ボクが作って遊びます。
いつ来るかわからないバスをさんざん待って、バスに乗り、セントロを散歩。
バス代は、片道5.25ペソ(66円)です。
12月のネパール・トレッキングで着る、なんかいい感じのダウンとか靴とかないものだろうかと物色しながら歩きました。
有名なSherpaとかNorthFaceとか、聞いたことがないブランドだけどロゴマークがデカい商品とか、そこそこあります。
闇レートを考慮すると、他の国で買うより安いのかもしれませんが、ちゃんと計算していないので、よくわかりません。
世界最南端の寒々しい町だというのに、ノースリーブだったりミニスカだったり巨乳だったりする娘さんがいて、なんか場違いです。
こんなところでも西洋人の女性って、レギンスだけで外を歩くものだから、お尻の形がくっきりしてて、非常に勉強になります。
お尻を分析するポイントは、
1 ほっぺの大きさ
2 彫りの深さ
3 彫りの長さ
4 横尻か、縦尻か
5 太ももとの連結具合
山ほど食料品を買って、七年前の記憶を頼りに復路のバス停を探します。
よくもま、そんな古いシナプスを掘り起こして、バス停を見つけるもんですよ、Yuko。
降りるべきバス停の名前がわからず、目印の鉄塔は夜になって見えなくなってしまい、どこまで連れて行かれるのか、夜のバスほど恐いものはありません。
目を皿にして外を見ても、なにも見えない。
運転手に住所を言っても伝わらない。
それでも不思議と帰れちゃうんだから、帰巣本能の妙技って奴ですかね。
posted by 44と書いてyoshiと読みます。
- 朝→ 自炊:サンドイッチ
- 昼→ 自炊:トマトだけのスパゲティ・ポモドーロ
- 夜→ 自炊:昨夜の残りの牛の煮込み