闘わずして負ける、最強の処世術。サン・クリストバル・デ・ラス・カサス20泊目/メキシコ140317

  • Los Camellos 個室一泊300ペソ(2,358円)トイレ、シャワー付き。長期滞在なので、260ペソにまけてもらった
  • Internet@ 宿の無料Wi-Fi

「遊ぶと愉快、仕事すると不愉快」
得てして友達とはそんなものです。
「一緒だと楽しい、仕事すると腹立たしい」
面白い奴ほど、仕事ができなかったりします。

拙者の統計では、メキシコの床屋は開店が遅いです。
午前十時から三十分おきに床屋へ通い、11時半になってようやくオヤジが姿を現しました。
昨日久しぶりにスペイン語を勉強したので、オヤジさんに軽く披露。
日本から来たとか、何日ここにいるとか、友達がたくさんいるとか、日本やメキシコの人口比較とか、飛行機代とか、フランス人とドイツ人が多くて中国人は少ないとか、そんな話です。
点過去と線過去を微妙に使い分けたあたりに、大きな進歩が見えます。
以前、ネパールの床屋でぼったくられそうになって逃げたことがあるので、同じ轍を踏まぬようにとあらかじめ値段を確かめたところ、メキシコシティの二倍、150ペソ(1,155円)。
そりゃ高い。
ぼったくられているかもしれんと怪しんだものの、オヤジの人懐っこい笑顔に負けてしまいました。
闘わずして負ける、五十年近い歳月をかけて編み出したとっておきの処世術です。
見積もりを依頼し、それが予算オーバーだとしても発注してしまう心の弱さも、鍛え抜かれた必殺技です。

お豆腐屋さん夫婦とドレッドS嬢にお伴して、2006年の1月に、グァテマラの温泉でばったり会ったことがあるSO君の瀟洒な豪邸へ。
軽く魚臭いコレクティーボ(小型バス)に乗り込み、山の方へ。
門番がいる厳ついゲートでパスポートを預け、一直線に伸びる登り坂を100メートルほど歩いた突き当たりを左折。
低い山を切り開いた、緑豊かな金持ち地区です。
SOくん、八年前とまったく顔の変わっていない。
初めてお会いするご子息と奥さん。
軽くちびるほど偶然な話ですが、奥さんの実家に行ったことがあるボクらです。
メキシコは世界で13番目に国土が広いのですが、世間は狭いです。
1ヘクタールの土地を散歩すれば、巨大なサボテン。
鶏小屋にブロック分けされた家庭菜園。
アスパラガスは食べられるようになるまでに、数年以上かかるそうです。
屋根裏部屋のある家。
煉瓦作りのバーベキュー台。
白い粉が吹いていた大学芋と靴工房。
乾季用の貯水池。
暖炉が燃える。
窓にハチドリ。
SOくん、八年前はバスにも乗らないほど貧乏そうだったのに、出世したんだね。

仕事が忙しすぎて、徹夜のように睡眠。
ヘトヘトです。

posted by 44と書いてyoshiと読みます。

  • 朝→ 自炊:パン、卵焼き、葡萄
  • 昼→ 自炊:スパゲティ・ペペロンチーノ+塩昆布
  • 夜→ 自炊:ベーコンと野菜のスープ、ご飯

メキシコ 国、地域別 中米、カリブ海 サン・クリストバル・デ・ラス・カサス

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